柔道整復師や鍼灸師に代表される東洋医学は適切な治療費として認められにくい

(この記事は約 3 分で読めます。)

東洋医学療法は損害賠償事例では適切な治療費として認められにくい傾向にありますが、それはなぜでしょうか??原因や判例を見ていきましょう。

車査定

治療費として認められるには医師の指示が必要

治療費として認められるには、まず医師の指示に従った治療を受ける必要があります。従って、鍼灸やマッサージに関する費用についても医師の指示を受けて発生したのであれば当然認められることになります。(病状が改善する可能性もあるので受けてもいい、という消極的な指示でも可)

しかし、医師の指示が無いのに、無条件に治療費として請求すると問題が生じることがあります。例えば温泉治療(計画的に温泉に浸かることで病状の改善を図る治療法)がありますが、これは医師の指導によって医療機関の付属診療所かそれに準ずる施設での治療に限られています。

従って、自分の判断で、温泉街に行って効能があると書いている温泉に入ったからといっても治療とは認められません。これを治療と認めてしまうと、ケガをしたら温泉旅行に行ける!と勘違いする人が続出してしまいますからね。

このように、医師の指示がない場合に問題になるものとしては、【鍼灸・マッサージ・漢方療法・民間療法・市販の治療具・水泳の為のスポーツクラブ費用】などがあります。

医師が指示すれば、東洋医学療法で問題は無いのですが、実際には一般的に医師(自動車事故での治療が前提ですので整形外科医)が東洋医学療法を指示することはほとんどありません。

インズウェブ自動車保険一括見積もり
Advertisement(広告)

なぜ東洋医学では駄目なのか?

医学には西洋医学と東洋医学がありますが、日本の損害賠償の現場では、西洋医学>東洋医学という関係にあります。整形外科医(西洋医学)の作成した診断書は信用性が高いけど、柔道整復師等(東洋医学)の作成した施術証明書は軽く扱われてしまうというのが現状なのです。

東洋医学でも病状が改善することはもちろんありますし、その効果は無下にはできないですが、このような扱いになってしまったのにはお互いが競合関係にあるという点が大きいです。競合関係にある結果、それぞれの資格を持って治療するまでの敷居の高さに差があることが、整形外科医が東洋医学を毛嫌いする傾向にある一因と言われています。

そこで、以下でそれぞれの資格取得の流れを見てみましょう。

整形外科専門医

大学の医学部(6年間)に通い国家試験に合格し卒業した後、2年間研修医として様々な科で研修。その後6年間の臨床研修を経て、専門医試験に合格して初めて整形外科専門医となれます。

はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師

指定された学校で3年間学んだ上で厚生労働省管轄の公益財団法人東洋療法研修試験財団が実施する国家試験に合格した人がはり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師として登録することができます。

柔道整復師

指定された学校で3年間学んだ上で厚生労働省管轄の公益財団法人柔道整復研修試験財団実施する国家試験に合格すると施術所をすぐに開くことができます。

以上で見ても分かる様に、整形外科専門医となるには大学に入学してから問題なく進んだとしても14年程度はかかることになります。柔道整復師やはり師等は4年もあれば施術所を開設することができるという点から比べても、同じ国家試験とはいえども知識や経験等には大きな差があることが分かります。

このようにお互いに壁がある為、整形外科医が治療の方針として東洋医学を指示することというのはあまり無いのです。

Advertisement(広告)

医師の指示がなくても治療費として認められることもある?

上記では、医師の指示により治療を受ける事が治療費として認められる条件と書きましたが、医師の指示がなくても認められたという事例も以下の様にあります。

判例紹介

①頸椎捻挫等により整骨院で施術を受けていた男性の事例。東洋医学療法による場合は原則医師の指示が必要だが、施術を受けた事により痛みが和らぎ整形外科での治療回数が減少していることや、施術費用も社会一般と比較しても妥当な範囲内であったことから、症状固定までの施術費用を損害として認めた例

②頸椎捻挫により事故直後から様々な症状が出ていた男性の事例。症状がひどくマッサージ治療を活用したことも一概に否定できないものとして、鍼灸・カイロプラクティック・マッサージ代について一部を認め、温泉治療の宿泊料は認めなかった例

Advertisement(広告)
インズウェブ自動車保険一括見積もり
車査定

【人気各社に個別見積もり】

ある程度、自身で保険会社が絞られている方は、個別に見積もりしていく事も個別の内容把握や対応が少なくなるので、オススメです。

気になる自動車保険会社だけに無料で個別見積もり!

自身の状況を反映させ、大まかな契約概要を把握する

自身である程度、保険会社が絞られている方は『個別見積もり』もオススメでしょう。

  1. 【個別見積もり】ソニー損保
  2. 【個別見積もり】セゾン自動車火災保険(おとなの自動車保険)
  3. 【個別見積もり】楽天損保
  4. 【個別見積もり】アクサダイレクト
  5. 【個別見積もり】チューリッヒ

まだ自身のニーズや年齢・家族構成など、保険会社を絞りきれてない方には一括見積もりで自分に合った保険会社を見つけることが重要です。一度試してみましょう。

【独自分析!2023年ダイレクト型ランキング1位】

「保険料の安さ」「事故対応の満足度」「ロードサービスの充実度」など全ての項目を総合的に勘案した自動車保険会社の2023年総合ランキング(独自分析)でトップに位置するソニー損保

【独自分析!名前の通り「50代以降」や「子育て世代」にお勧め】

「保険料の安さ」「事故対応の満足度」「ロードサービスの充実度」など全ての項目を総合的に勘案した自動車保険会社の2023年総合ランキング(独自分析)でソニー損保と共に、トップに君臨するセゾン自動車保険(おとなの自動車保険)

【楽天経済圏の方にオススメ!楽天損保】

最大のポイントは自動車保険料の支払いで「楽天ポイント」を貯められる点でしょう。『楽天カード』での自動車保険支払いの場合、楽天ポイントが、なんと『3倍』貯まります。100円で1ポイントが貯まるので、保険料月50,000円の場合、1000ポイントが貯まります。さらに自動車保険料を楽天カードで支払った場合、プラスで500ポイント貯まるので、月1,500ポイントの楽天ポイントが獲得でき、1ポイント1円で使用可能です。

【サービスと保険料で人気「アクサダイレクト」】

インターネット割引では、ウェブサイトで見積もりをした場合、条件達成で最大2万円のインターネット割引が適用可能に!また無事故の年数が長ければ長いほどお得になる20等級継続割引では、条件の達成で「1年目」「2年目」「3年目」「4年目以降」の4区分された割引が適用されます。

またアクサダイレクトでは、必要に応じて面談担当者が自宅を訪問して説明するAXAフィールドサービスを展開。事故時に電話だけのやり取りだけでは不安な方でも、対面でやり取りをすることにより、安心して手続きを進めることが可能です。

【保険料の安さでトップクラス】

保険料の安さとサービスの内容充実度が高い「チューリッヒ自動車保険」!気になる方は一度チェック!

まだ自身のニーズや年齢・家族構成など、保険会社を絞りきれてない方には一括見積もりで自分に合った保険会社を見つけることが重要です。一度試してみましょう。

1.合わせて読みたい!「自分の自動車保険を把握する重要性『自動車保険』を比較・分析して賢く選ぶ!」

2.合わせて読みたい!『独自分析!自動車保険ランキングを確認』

『自動車保険』を比較・分析・賢く選ぶ

自動車保険は個人の年齢、自身が補いたいリスクなど、人によって様々なニーズがあると思います。ただ自身のニーズにあった商品を一社一社見ていくのも、大変な作業です!

もちろん、懇意にしている保険会社があれば、それを利用するのも手ではありますが、「合理的」「経済的」に考えたい方は、数社から見積もりを取るのが良いでしょう。

そんな時には、【一括見積り】で、自動車保険を比較し、「自分のニーズにあった商品」を見つけたり、「ある程度保険会社を絞ること」が最も効率的でしょう。

保険料の安さがトップクラス!チューリッヒ自動車保険

愛車の価値を把握!無料一括査定

自分の愛車の「下取り価値」や「目線」も分からずに売却や交渉をすると損してしまいます!

高値で売るには、あなたの車がほしい買取店を見つける事も重要です。高い値段で車を買い取ってもらうには、今まさに「あなたの車を欲しい買取店」を見つける作業が重要なポイントの一つです。

そのためには、結果的にできるだけ多くの買取店から査定を受けることが重要でしょう

オンライン一括査定を行ってもすぐに売る必要はないため、とりあえず下取相場を把握するのが重要です。

事前にチェックしておきたい「自動車保険情報」

  1. 【専門家監修】独自分析!【2023年】自動車保険おすすめランキング
  2. 【専門家監修】煽り運転に自動車保険は適用される?おすすめ自動車保険・ドライブレコーダーの重要性について
  3. 【専門家監修】コロナ化で外出激減!自動車保険を見直す?見直さない?
  4. 【専門家監修】自動車にはどの燃料が一番おすすめ!?水素・電気・ガソリンを比較・分析!
  5. 【専門家監修】増加するウーバーイーツ配達員!知って備える!?賠償や怪我の補償
  6. 【専門家監修】楽天損保の自動車保険!口コミ・評判・サービス概要・特徴について
  7. 【専門家監修】雹や水没で被害!台風などの自然災害で自動車保険は適用される?
  8. 【専門家監修】車両料率クラスとは?2020年改定!自動車保険の型式別料率クラスの仕組み
  9. 【専門家監修】自動運転の事故の責任は誰?「自動運転」と「自動車保険」
  10. 【専門家監修】高齢者事故の原因と時間帯を考察!60代・70代以上におすすめの自動車保険
  11. 自動車盗難対策!盗難で自動車保険はいくら支払われる?自動車盗難の最新傾向と盗難対策をご紹介
  12. 【専門家監修】テレマティクス保険とは?メリット・デメリットを考える!

【Car Lounge】車情報サイト

車情報サイト「Car Lounge」

様々な車のモデル、新車情報や人気車種の情報が満載!中古車情報や車のお役立ち情報も沢山掲載されています。

気になる車や様々な情報をチェックしたい方、車情報サイト【Car Lounge】もチェックして下さい!