自動車保険見直しガイド
車と札束

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自動車ローンを返済していく中で、悩みの種となるのが「利息」ですよね。利息が発生するせいで、最終的に支払う金額は車両価格よりも10万円単位で高くなってしまいます。

その悩みを解決する方法が「繰上返済・一括返済」です。今回は繰上返済・一括返済について紹介します。

自動車ローンの繰上返済・一括返済とは

繰上返済・一括返済(以後、一括返済)とは、ローンの残債を一括で返済する方法(*)です。ローンを完済する事になるので、当然その後利息は発生しません。そのため、利息分を節約出来るわけですね。

* 一括返済を行う日までの日割計算による利息のみ発生します。それ以外の利息は発生しません。

また、一部の残債だけ返済する「一部繰上返済」という方法も有ります。こちらも残債が減るので利息を節約する事が可能です。

なお、一部繰上返済には2つの種類が有ります。繰上返済額に応じて返済期間を短縮する「期間短縮型」と毎月の返済額を少なくする「返済額節減型」です(金融機関によって名称が異なります)。

【制限や上限】契約前に必ずチェック!

ローン会社によって一括返済に制限や上限を設けている場合が有ります。例えば、以下のような内容です。

  • 一括返済を認めない(制限している会社は少ない)
  • 一部繰上返済のみ認めない
  • 一括返済の金額は〇万円以上
  • 一部繰上返済の回数は〇回まで 等

契約時点で一括返済する予定が無かったとしても、臨時収入の発生によって一括返済へお金を回そうと思う事も有ります。そのため、契約時には必ず一括返済の制限及び上限の内容をチェックするようにしましょう。

自動車ローンの繰上返済・一括返済をすると返済額はどれだけ変化する?

車と現金と電卓

さて、一括返済をする事でどれだけ返済額が変化するのか、を実際に計算してみましょう。

一括返済のシミュレーションでは「残債の金額」と「返済期間」などの情報が必要になります。返済予定表や契約しているローンのマイページなどでそれらの情報を確認して下さいね。

シミュレーション条件:借入額500万円、金利5%、ボーナス払い無し、当初の返済期間5年

設定総返済額一括返済しない場合との差額
一括返済無し5,661,370円-
1年経過後に一括返済5,361,771円299,599円
2年経過後に一括返済5,412,808円248,562円
3年経過後に一括返済5,547,567円113,803円
4年経過後に一括返済5,631,291円30,079円

1年経過後に一括返済した場合と通常通り返済する場合とでは、約300,000万円も返済額に違いが有ります。通常通り完済すれば、それだけ無駄な利息を支払う事になるわけですね。

また、一括返済する時期が早いほど、その無駄な利息をカット出来ます。資金に余裕が出来れば、すぐに一括返済の手続きを行いましょう。

一部繰上返済の場合

2台の車とお金

一部繰上返済する場合の返済額の変化についても計算してみましょう。

シミュレーション条件:借入額500万円、金利5%、ボーナス払い無し、返済期間5年、2年後に一部繰上返済(返済額節減型)

設定総返済額一部繰上返済しない場合との差額
一部繰上返済無し5,661,370円-
10万円5,653,468円7,902円
30万円5,637,648円23,722円
50万円5,621,864円39,506円

一括返済に比べると返済額の変化は微々たるものですが、それでも一部繰上返済した方が得で有る事に変わり有りません。繰上返済額が多いほど、利息のカット分は大きくなるので、なるべく返済にお金を回すようにしましょう。

ちなみに、一部繰上返済後の月々の返済額は、10万円の場合が91,359円、30万円の場合が85,364円、50万円の場合が79,370円となります(通常の場合は94,356円)。

電卓とカレンダー

あと、一部繰上返済の「期間短縮型」と「返済額節減型」のどちらがお得なのかも計算しておきますね。条件は先ほどと同じです(一部繰上返済額30万円)。

タイプ総返済額一部繰上返済をしない場合との差額
一部繰上返済無し5,661,370円-
返済額節減型5,637,648円23,722円
期間短縮型5,623,024円38,346円

「期間短縮型」の方が元金が早く減るので、支払利息が少なくなる分お得になります。総返済額を減らしたいなら「期間短縮型」となりますね。

毎月の返済負担を軽減する事が目的なら「返済額節減型」を選びましょう。

自動車ローンの繰上返済・一括返済をする時は手数料に注意

お金を天秤で比較

上記のように、一括返済にはメリットが有りますが、一方で手数料が課せられる、というデメリットも有ります。手数料の金額次第では、結果損してしまう事にもなるので注意が必要です。

手数料の金額については、以下の2つのパターンが多く見受けられます。

  • 無料
  • 5,000円前後

上記のパターンが多いというだけであって、当然高額の手数料を設定している会社も有ります。そのため、一括返済をする前に必ず手数料の金額をチェックするようにして下さい。

このように手数料が発生する事が有るので、その金額と一括返済により軽減される返済額の比較は必ず行いましょう。特に「残りの返済期間が短くなってからの一括返済」と「少額の一部繰上返済」をする場合は、軽減される金額が少なくなるので注意が必要です。

【まとめ】一括返済をするなら早めに行動しましょう

一括返済について紹介してきました。早い時期の一括返済及び大きな額の一部繰上返済がよりお得になる事が分かりましたね。

ただし、一括返済の効果を大きくするには多額の資金が必要になります。無理に一括返済すると逆に生活が苦しくなってしまう恐れも有るので、計画的に行うようにして下さい。

今から自動車ローンを契約する方は、自動車ローン選びの際に「一括返済の制限の有無」「一括返済の手数料」を必ずチェックするようにしましょう。

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