【JAのマイカーローン】金利・借入限度額・審査基準・借入期間など

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農業従事者以外でも利用出来るJAのマイカーローン。金利が低いので申込を検討している人も多いでしょう。

そこで今回はJAのマイカーローンについて紹介します。

JA（農協）の自動車ローンの特徴

JAの自動車ローンの特徴は以下の通りです（参考：JA伊豆の国）。

□2017年2月15日時点

項目	内容
利用条件	以下の全ての項目に適合する人 〇JAの組合員 〇JAの地区内に自宅又は職場が有る人 〇借入時の年齢が満18歳以上 〇完済時の年齢が満72歳未満 〇保証機関の保証を受けられる人 〇前年度の年収が150万円以上の人
資金使途	〇新車・中古車の購入費用 〇車検・修理費用 〇カー用品の購入費用 〇借り換え費用 〇運転免許取得費用
借入可能額	10万円以上500万円以内
借入期間	6カ月以上7年以内
金利	1.6％（固定金利の場合・保証料別）
金利優遇制度	有り（詳細は後述）
保証料	0.7％又は1.0％ （一括先払い又は分割払いの選択制
担保・保証人	不要
ボーナス払いの併用	可能（限度額は借入額の50％）

* 新卒者については別途基準が有ります。
* 地域・店舗によって変動金利も用意されています。

組合への加入義務は有るのか？出資金はいくら？

組合への加入義務の有無は、JA店舗によって異なります。

というのも、JAのマイカーローンの保証機関には「① 組合員のみを対象としている農業信用基金協会等」と「② 組合員以外も対象としている三菱UFJニコス等」が有るからです。

つまり、「①」と「②」の両方の保証機関を用意しているJA店舗では、ローンの申込にあたって組合への加入義務は有りません。一方「①」のみの保証機関を用意しているJA店舗では組合に加入しなければなりません。

組合への加入義務の有無は「利用条件」を見ればすぐに分かります。条件の中に「JAの組合員（組合に加入出来る人）」と記載されていれば、加入義務が有るという事になります。

組合への加入が必要な場合には出資金が必要になります。出資金の金額は「1,000円～10,000円」に設定されている場合が多いです。

金利を比較する時は保証料に注意

JAのマイカーローンは低金利が魅力です。ただし、その他の自動車ローン商品と金利を比較する時は「保証料」に注意して下さい。

JAの店頭表示金利は、店舗によって保証料が「① 含まれている場合」と「② 含まれていない場合」が有ります。「②」の場合、金利に保証料を加えて比較すると、その他の自動車ローン商品より金利が高くなる事が有るので注意が必要です。

例えば、「JAならけん」では以下のように金利と保証料が表示されています。

保証料込の場合はけっこう大き目に表示されているので、分かりやすいかもしれません。

一方、「JA久留米」では以下のように表示されています。

「保証料別」という表示がかなり小さいですよね。このように保証料が別途必要な場合は、分かりにくい表示方法となっているので見落としてしまいがちです。

そのため、保証料の存在を忘れる事なく、必ず確認するようにして下さいね。

あと金利自体の表示にも注意して下さい。金利優遇制度を最大限適用した場合の金利が表示されている事が多いためです。基準金利なのか軽減後の金利なのかを確認するようにして下さいね。

金利優遇制度

「JAあいち豊田」では、以下のような金利優遇制度が用意されています。

*1 低公害車には、電気自動車やハイブリッド車、燃料電池自動車、天然ガス自動車、メタノール自動車が該当します。
*2 公共料金には、電気や電話、水道、ガス、NHKの料金が該当します。

上記4つの制度は併用可能ですが、金利軽減は最大で2.05％となっています。保証料込の金利の場合、金利は1.45％～1.65％まで軽減されます。

繰上返済の手数料

基本的にJAのマイカーローンで繰上返済をする場合は手数料が必要になると思っていた方が良いでしょう。

手数料の金額は、以下のようになっています。

手数料が安い店舗も有れば、高い店舗も有る、といった感じです。

繰上返済には「支払利息の軽減」というメリットが有りますが、高い手数料の支払いによってその効果が打ち消されてしまう事も有ります（損をする事も・・・）。

【車のローン】一括返済・繰上返済をする場合の返済額の計算～手数料に注意～

JAのマイカーローンを申し込む前に必ずこの手数料について確認するようにしましょう。

審査基準

一般的に、金利が低いマイカーローンほど「審査に通りにくい」と言われています。そのため、金利の低いJAのマイカーローンは審査が厳しいと考えておいた方が良いでしょう。

ただし、JAは利益を追求する株式会社とは違い、組合員の相互扶助を目的とする団体です。従って、組合に加入すれば、幾分か審査に通りやすくなるかもしれません。

マイカーを購入したいけれどもお金が足りない…このようなジレンマを抱えている人はいませんか？そのような人のためにマイカーローンを金融機関などで提供していますが、jaでも販売しています。

車に関する様々な用途で利用でき、ネットからでも手軽に申し込めるとして人気ですよ。
ただし審査はやや厳しめのようですから、どのような人が審査落ちしてしまうか、マイカーローンのメリットデメリットなど商品内容について以下にまとめてみました。

まずはjaマイカーローンの概要について紹介

jaでは組合員を対象に、お金を預かるだけでなく各種ローンで融資も行っています。
各種ローンがラインナップされていますが、マイカーを購入したいでもお金が足りないという人にはマイカーローンがおすすめですね。
最初にjaマイカーローンの概要について紹介しますね。

こうしてみると、車に関する幅広い費用に対応しているのがjaのマイカーローンといえますね。
jaマイカーローンでは最高1000万円までの融資に対応していますから、結構借入枠も大きいですよ。
ただし誰もが1000万円借りられるわけではないです。
申し込んで審査の結果、融資額が決まります。

ただし20歳未満の未成年が申し込む場合には連帯保証人をつける必要がありますからその部分は注意しましょうね。
連帯保証人になる人にも条件があります。20歳以上でjaマイカーローンの申し込み条件を満たしているかどうかです。

完済時の年齢が条件として加わっていることにも注意です。
80歳未満ですから、たとえ76歳で申し込んで借入できても、返済期間は4年未満で計画を立てないといけなくなりますよ。

jaマイカーローンは年収についての条件も設けていますね。前年度の税込み年収が200万円以上の方が対象です。
また現在の勤め先における勤続年数が1年以上も条件についています。

もし転職を検討しているようであれば、転職する前に申し込んだ方がいいですね。
転職後だと、少なくても1年間jaマイカーローンに申し込めなくなりますよ。

あるjaでは健康保険証の発効日で勤続年数を確認する方法をとっていました。
保険証の発効日を確認して、1年以上経過しているかどうか申し込む前にチェックしておいた方がよさそうですね。

ちなみに自営業者の場合、直近3年分の確定申告書の写しを提出する必要がありますよ。
黒字になっていることはもちろんのこと、収入から経費を差し引いた金額が融資希望額以上でないと審査に引っかかってしまうかもしれませんね。

安定した収入のあることが条件ですから、専業主婦の方は自分名義の収入がないため、申し込めません。

jaマイカーローンでは各jaバンクで微妙に申し込み条件の異なるところもありますね。
例えば組合員かどうかが条件に入るかは、各jaバンクによって対応は異なります。

中には組合員でなければならない、申し込む前に出資金を支払って准組合員にならないといけないというルールのところも見られますよ。
組合員でなくても申し込みできるところももちろんあります。

しかし組合員になっていると金利をはじめとした優遇金利が受けられます。
ということはjaマイカーローンの借り入れを検討しているのであれば、組合員に前もってなったほうがいいですよ。

准組合員になるための出資金も、地方によって変わります。
しかしだいたい数千円から1万円としているところが多いですね。
それほど大金を出さないといけないわけではありませんよ。

返済期間は最短6か月で最長は10年です。
ただし80歳未満で完済しなければなりませんから、年齢によっては10年の返済期間を設定できないケースも出てきますね。

担保と保証人は原則不要です。
ただし先ほども見たように未成年者が申し込む際には、成人の連帯保証人をつけることが条件となりますよ。

返済方法が元利均等返済方式です。
毎月決まった金額を返済する方式で、その中に元金返済と利息の支払い両方が含まれる形ですね。

ちなみにボーナス併用返済にも対応していますよ。
ボーナス月にはまとまったお金を返済して、一気に元本を減らすことも可能ですね。

気になる金利についてですが、固定金利と変動金利の2種類がラインナップされています。
任意で決められますよ。変動金利の方が利率は低く設定されています。

しかし景気動向によっては今後利率が上昇する可能性も考えられます。
固定金利は少し高めの利率設定ですが、返済期間中金利の変更はなく、計画的に返済ができますよ。

jaマイカーローンの特徴として、無理のない返済計画を提案してくれる点も見逃せないところですね。
返済方法や融資額、融資期間はお客さんの事情に合わせて柔軟に選択できるようになっています。
例えば「月々少額ずつ返済したい」「資金が足りなくなるかも」といった要望などを伝えると、無理なく返済できるプランを提示してくれますよ。
返済について困ったことが起きた、相談したいことがあれば気軽にjaバンクに問い合わせてみるといいですよ。

申し込みの流れについて紹介

jaマイカーローンに申し込む際、途中まではWebにて手続きができますよ。
来店の必要がないですし、24時間いつでも好きなタイミングで申し込めます。
日中仕事などの都合でなかなか手が空かない方でもすぐに申し込みできますね。
まずは取り扱い可能なjaを選択しましょう。

その後仮申し込み画面が出てきますので、フォームに必要事項を入力しましょう。
すべて必要事項を入力したら送信します。
申し込みが受け付けられると、自宅もしくは勤務先に電話がかかってくるかもしれません。

これは申込内容の確認や本当に当人が手続きを行ったかのチェックのためですね。
しばらくすると、申込結果について通知があります。

仮申し込みが受諾された場合には、正式手続きに進みます。この正式手続きはインターネット上ではできません。

jaの窓口で手続きをします。自宅もしくは勤務先から近い店舗で手続きをするといいでしょう。
どこの店舗で手続きをするか、こちら側から希望を出せますよ。
このように正式手続きをするまでは、ネットですべてやり取りできるので大変便利という評判も出ていますよ。

正式手続きをする際には、いくつか必要書類がありますから忘れずに持参しましょうね。
まずは本人確認書類です。運転免許証やパスポートなどを準備しておきましょう。

借入希望額100万円以上の場合には収入証明書も用意する必要があります。
サラリーマンなどの給与所得者の場合、会社が発行する源泉徴収票や給与明細などがあれば十分ですね。

自営業者やフリーランスで活躍している人であれば、確定申告書の控えや住民税決定通知書、納税証明書を用意しましょう。
最後に使途の証明できる書類も提出しなければなりません。

これはマイカーローンではどこでも必要な書類で、ディーラーが発行した見積書などが該当します。
ただし同じjaでも細かな必要書類が変わってくることもあります。また新しくjaバンクで口座開設する場合には、印鑑も必要になります。忘れずに持っていきましょうね。

手数料をチェックすること

jaマイカーローンでは金利のほかにも利用者が負担するコストとして各種手数料があります。
まずは出資金が必要ですよ。

これもすべてのjaではないのですが、保証料や手数料が必要になるかもしれません。
これらは金利に含まれておらず、別途で請求される形になりますよ。
保証料を見てみると、大体1％前後発生しますね。

金利を見ると低いけれども保証料がついてくると、その上乗せ分も見てどうするか判断しなければなりませんよ。
またjaマイカーローンでは繰上返済にも対応しています。

お金が多く入って、通常時の返済よりも多く返せるときには活用したいところですね。
そうすれば元本の減少ペースが速くなって、返済期間も当初の予定よりも短くなりますよ。

ただしこの繰上返済をする際に手数料がかかるかもしれません。これもjaによって対応は異なります。
無料というところもあれば、3000円程度の手数料を請求される場合もありますね。繰上返済をこまめに行うと、無駄な出費になるかもしれないので注意したいところですね。

審査に落ちる理由は何？

jaマイカーローンの口コミや体験談を見てみると、審査落ちしたという人も少なからずいますね。
その理由を見てみると、数パターンの特徴が見えてきます。まずは勤務形態についてです。

いわゆる非正規雇用で勤務している人は、審査に落ちやすくなりますね。
審査基準についてもjaによって微妙に異なるようです。
しかしパートやアルバイトで勤務している人はいくら所得があっても、審査落ちする公算が大ですね。

派遣社員や契約社員については、jaによって対応は分かれますよ。
正社員や公務員のようなこの先ずっと安定した収入の期待できる人でないと、審査通過するのは難しいですね。

自営業やフリーランスの場合、収入がどのくらいあるかだけでなく、どのような手段で所得を得ているかによって審査通過するかどうかが変わってきますよ。
まず大丈夫なのは、何らかの仕事をしていてそれによって稼ぐ事業所得ですね。

事業所得で一定以上の収入がある、ここ数年安定して所得を得ている場合にはまず審査通過します。
不動産所得についても一部jaを除き、審査では問題視されません。判断の分かれるのは投資によって収益を得た場合と内職で得た所得についての取り扱いです。

特に後者はアフィリエイトをはじめとして、インターネットで副業をしている方も増えてきています。
この場合には所得として認めるケースもあれば、認めないjaも見受けられますね。

やはりこれらの収入は、安定していないと評価されてしまって、そこがネックになるわけです。
ただしjaによっては投資や内職でも確定申告を行っていれば所得として認め、一定額以上あれば融資も可能と対応しているところもありますよ。
この辺の対応はja独自の判断となりますから、該当する人はあらかじめ申し込んでも差し支えないか、問い合わせしておくといいですよ。

所得があっても年金や給付金、失業手当によるものであれば、まず審査には通らないと思った方がいいですね。
ただし年金については、国民年金であればほぼ確実に審査通過は無理です。

一方厚生年金の受給者であれば、その所得が条件を満たしていれば審査通過できるかもしれませんよ。
失業中だけでなく、子供が生まれて育児休業している場合には審査は通過しませんよ。育児休業給付金を受け取っていてもだめですね。

どのような仕事をしているかによって、審査落ちのリスクが高まることもありますよ。
まず落ちやすい職種として、風俗業や水商売の方ですね。これらの業界は人の入れ替わりが激しいといわれています。

このため、安定継続的な収入という条件をクリアできないわけです。
風俗や水商売で売れっ子になると高収入を得ている人もいるでしょうが、安定性に欠けるとして融資を断られる可能性は高いですね。
そのほかにはユーチューバーも審査では厳しいですね。今では子供のなりたい職業の上位に来ることも多いですが、こと信用という部分では低評価になるわけですね。

正式手続きをする際に、用途を証明する書類が必要だと紹介しました。たいていの方は車の見積書を提出しますね。
この車の見積書に問題があって、審査落ちになるケースも稀ながらあるようですよ。

審査担当者によると車の見積書を見れば、違法改造をするかどうかあらかた見分けられるといいます。
このような問題のある見積書の場合、ほかのスペックは基準を満たしていても審査落ちになってしまうかもしれませんね。

その他には知り合いのディーラーや販売店と協力して、実際よりも見積額を多めにするケースもあります。
こうすることで融資額アップを狙うのです。しかし相場と明らかにかけ離れた金額であれば、その時点で審査を通しませんから嘘などは見抜かれる可能性が極めて高いですよ。

借入可能額の基準は？

jaマイカーローンで借り入れることの可能な金額は、その人の収入をベースにして判断しますね。
返済負担比率が30～35％程度が上限と思っておきましょう。

返済負担比率は聞きなれない名称かもしれませんね。
これは年間返済額÷税込年数×100で求められる数値のことですね。

要は皆さんの収入にローンの返済額がいくら占めるかを数値化したものですよ。
ここで注意しなければならないのは、ローンの返済額である点です。jaマイカーローンの返済額ではありませんよ。

皆さんの中には今回のjaマイカーローンの借り入れのほかに、すでにローンを抱えているケースもありますね。
住宅ローンや教育ローン、カードローンなど借入していませんか？

またクレジットカードを使ってショッピングをする場合、この年間支払額も年間返済額の中にカウントされますよ。
スマホをお持ちの方の中には、端末の購入代金を月々返済している人も多いでしょう。この購入代金を月賦で支払っている場合には、これも年間返済額の中に含まれますよ。

ここで注意しなければならないのは、カードローンやキャッシングについてです。利用している方はお分かりでしょうが、利用限度額が設定されていますね。

年間返済額を計算するにあたって、現在実際に借り入れている額ではなく、この利用限度額を算入することが多いです。
極端な話カードローンの利用限度枠が100万円あれば、現在利用していなくても年間返済額に無条件で100万円がカウントされるわけですね。

特に複数のカードローンと契約していると、この限度額だけでも結構な金額に達するかもしれませんね。
もし現在利用していない、今後も利用することは当面ないカードローンがあれば、解約しておいた方がいいかもしれませんね。

よく勘違いされている方もいるようですが、カードローンでお金を借りて完済すれば契約の自動的に解約されるわけではないですよ。
債務ゼロでも契約はまだ生きています。必要のないカードローンは早めに解約するのがおすすめですね。

信用情報に問題があれば審査落ちも

jaマイカーローンで審査落ちになってしまう原因として、信用情報に問題があったからという事例も少なからず見られますね。
ローンやクレジットカードなどを利用すれば、信用情報機関にそのことが登録されます。

信用情報にはどのようなローンやクレジットカードの契約をしているか、過去の返済履歴などが記載されています。
この中でも一発アウトといわれているのが、いわゆるブラックリストです。

これは正確には事故情報といいますが、3か月以上の長期延滞や債務整理を行った、カード会社や消費者金融などから契約を解除されたなどが該当します。
もし事故情報があると、jaマイカーローンに限らずまずどのようなローンは組めないでしょうね。

クレジットカードも持つことはできないはずです。この事故情報、5～10年程度残り続けます。つまりこの期間はまずjaマイカーローンの借り入れは無理と思った方がいいですね。

ここまでの事故情報はなくても、過去の返済履歴で延滞を繰り返していた場合、jaマイカーローンの審査に落ちてしまう可能性は十分ありますね。
1回くらいであれば、うっかり返済し忘れていただけと思うかもしれません。

しかし複数繰り返しているようであれば、お金にルーズな人と評価されかねませんよ。
その結果、信用が十分でないと評価されて審査落ちする可能性が出てきます。延滞についてはjaによっても判断は分かれます。

半年間で3回以上のような回数を重視するところもあれば、1か月以上の滞納など期間を評価するところも見受けられました。
回数の場合、履歴に延滞が3回以上載っていると審査通過するのは厳しくなると思った方がいいですよ。

特に近年審査落ちの理由で増加しているのが、携帯電話の延滞ですね。スマホは高価なため若者を中心に、分割払いで端末を購入している人も多いですね。
この分割払いの期日を守らなかった場合、延滞が信用情報に登録されます。

何度も続くようであれば、それで審査通過できなくなることもありますよ。
結構分割払いの支払い忘れは、電話料金の支払い忘れのように思って、深刻にとらえない人も多いですね。
しかし実際には自分の信用を損ねる重大な行為なのですよ。マイカーローンだけでなく、住宅ローンの審査落ちの理由にこの携帯料金の延滞が挙げられますよ。

この信用情報には、契約や返済に関する情報だけでなく、半年間にどのローンやクレジットカードに申し込んだかの履歴も登録されています。
これは審査に受かったかどうか関係なく表示されます。

jaマイカーローンでは、過去数か月でほかのローンにも申し込みがあった場合、それが審査落ちの原因になりえます。
半年以内に3件以上の他社申し込みがあった場合には、審査落ちの可能性は高まります。これはjaマイカーローンに限ったことではありませんよ。

「申し込みブラック」という言葉もあるほどです。短期間でいろいろなところに申し込んでいると、見る側はそれほど資金繰りが切迫していると判断するからです。
切迫した状態にある人にお金を貸しても、債権回収できない公算が高いと思われてしまいます。

確実にマイカーローンを組むために審査落ちした場合のことを見据えて、複数のところ日記に申し込んだ方がいいのではないかと思う人もいるかもしれませんね。
しかし実際にはその行為が逆に審査通過の可能性を自ら狭めていることになるわけですよ。

申込書の内容は正確に

申込書で申告した内容に嘘が見つかれば、その時点で審査には落とされるでしょう。
よく見られるのは、勤務していないのに働いていると嘘の申告をするケースです。
この場合jaでは在籍確認と呼ばれる作業を行っていて、そこでうそのバレるパターンが多いですね。

申込書には勤務先の名称や住所、連絡先を入力します。本当に勤務実態があるか、実際にその職場に電話を掛けます。
この時勤務先が実在しない、電話をかけたところ「そのような者はおりませんが」といわれてしまう、休職中や産休中だったというケースは見られます。

jaマイカーローンは原則担保も保証人も求めません。だからこそ信用第一です。
にもかかわらず申込内容に嘘があれば、その時点で申し込みは却下されてしまいますね。

意図的な嘘で審査落ちするのは、それはある意味仕方のないことですね。
ところが中には意図しないうその情報で審査落ちになってしまうパターンもありますよ。
それは入力ミスです。誤字脱字のために内容の整合性が取れなくなって、審査落ちするケースは結構多いですね。

こちらとしてはただのケアレスミスでも、わざとやったかどうかの区別がつかないです。
また名前や住所などの基本情報に何らかの入力ミスがあった場合、「他の誰かがなりすましで申し込んだのではないか？」と疑われることもあり得ます。

jaマイカーローンではネット申し込みに対応していますが、タイプミスや変換ミスなどで誤字脱字の発生するリスクは高いです。
そこでjaマイカーローンに申し込む際には、申込フォームに必要事項を入力し終わったら、一度その内容を見直した方がいいかもしれませんね。

誤字脱字のないことを確認してから送信したほうがいいですよ。ケアレスミスで審査落ちしてしまうのはもったいないですからね。

jaマイカーローンに申し込むメリットは？

jaマイカーローンのメリットとして大きいのは、優遇金利を受けられる条件を多く設けている点ですね。条件に当てはまれば当てはまるほど、金利の下げ幅が大きくなり、より有利な条件で借り入れできるわけですね。

優遇金利を受けるための条件もjaによってまちまちです。
しかし多いのは、口座が給与振込に指定されている、jaカードに入会している、インターネットで事前申し込みを行ったなどです。
そのほかには今回購入する車に対する条件を設けているところもありますね。

例えばエコカー認定を受けている車を購入する場合には、優遇金利が適用されるところも見られます。
すべての条件を満たすと、店頭金利よりも1％前後もマイナスになるところもあるほどです。

ただしjaの中には、金利優遇制度を設けていないところもありますね。
優遇金利があるのか、具体的にどのような条件となっているか前もってホームページなどで確認しておきましょうね。

jaマイカーローンは申し込みやすいところもメリットといえますね。jaマイカーローンの申し込みの流れでも紹介したように正式な手続きをするためには店舗に赴かないといけませんね。

近所に店舗がないと、そこに行くのもおっくうになりますよね。しかしjaの店舗数を見てみると平成28年現在で8010店舗も日本全国に展開しています。

金融機関でも大手のメガバンクでも数百店舗程度です。その数がいかに凌駕しているかお分かりですね。
近所を散歩してみたり、ドライブしたりした際にちょっと周りをチェックしてみてください。jaの店舗が見つかるかもしれませんよ。
近くのjaバンクを探すには、ホームページでも検索にかけられますよ。

冒頭に見たように未成年者でも申し込みできるところも、jaマイカーローンのメリットですよ。大半のマイカーローンは成人である満20歳以上でないと申し込みできません
。18～19歳で運転免許証を取得して、マイカーを購入したいという人もいるでしょうね。そのような人にとっては、jaマイカーローンは貴重な借入先といえますよ。

jaマイカーローンのデメリットや注意点は？

jaマイカーローンは一見するとほかの自動車ローンと比較して低金利のような感じがします。
しかし別途で保証料や手数料が必要になるので、実際にはあまりお得ではないかもしれません。

また通常組合員でないとマイカーローンの借り入れはできません。組合員になるためには出資金が必要で、これも組み込むと実はほかのローンの方が条件は良かったとなる可能性もありますね。

このように必要なお金がわかりにくいところはデメリットと言えるでしょう。地域でも金利なども変わってきますから、気になることがあれば、問い合わせるのがおすすめですね。必要な費用について職員が丁寧に説明してくれますよ。

jaマイカーローンはわかりにくいため、返済プランが立てにくいという話もしばしば聞かれますよ。
返済プランの立て方がわからなければ、返済シミュレーションを活用するといいかもしれませんね。

返済期間をどうするか、自分の年収だといくらくらいまで借り入れできるかなどを自動的にシミュレーションしてくれますよ。

jaマイカーローンの審査は、ほかと比較して厳しめという評価はしばしば見られますね。例えばディーラーローンがありますね。
ディーラーがカード会社と提携して提供しているローンのことですが、アルバイトでも審査通過することが多いです。

よほど信用情報に問題でもない限り、通過する可能性は高いです。このディーラーローンと比較すると、jaマイカーローンは審査のハードルは高いですよ。

ただし過去にローンやクレジットカードの支払いでトラブルを起こしたことがなく、給与所得者もしくは業歴の長い自営業者であれば、審査クリアできる確率は高いですね。

ディーラーローンと比較して総じて金利は低く設定されているjaマイカーローンは審査が厳しくなるのも致し方ないところですね。金融機関のマイカーローンと比較して、同じくらいの審査難易度と思ってもらえればいいですよ。