自動車保険見直しガイド

運輸安全マネジメント制度は輸送の安全を確保するための取組みを活性化させ、安全性の向上を目指して国土交通省が導入した制度です。国土交通省はこの取り組みの成果を「運輸安全マネジメント制度の現況について」として毎年公表しています。

今回公表された平成24年度の現況について見ていきましょう。なお、運輸安全マネジメント制度自体の解説は「運輸安全マネジメント制度ってなんだ?」でしていますので参考にしてください。

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平成24年度の取り組み

平成26年3月に、平成24年10月から平成25年9月までの1年間に実施された510回の運輸安全マネジメント評価の結果・概要が公表されています。主な取り組みとして紹介されているのは以下の通りです。

  • 運輸安全マネジメント評価の継続的実施
  • 小規模事業者への対応
  • 運輸安全マネジメント制度の一層の浸透・定着に向けた事業者支援

中でも事業者支援としては、運輸事業の安全に関するシンポジウムや運輸安全マネジメントセミナーを実施する等、事業者に対して制度の周知を図る取り組みが積極的にされています。

「運輸事業者における安全管理の進め方に係るガイドライン」、「内部監査」及び「リスク管理」の3テーマについて、少人数制のセミナーが国土交通省で原則として毎月開催されている様です。制度があっても事業者が理解してなければ意味がないですから、積極的な参加が望ましいですね。

また、安全管理体制の構築・改善に係る取組みの進め方をまとめたり、内部監査やマネジメントレビューの手法をまとめた運輸安全マネジメント関連冊子が公表されています。こういった情報は公表されていることを知らないと接する機会も中々ないですから、事業者の方にはこれを期に是非1度目を通していただきたいですね。

さらにメールマガジンを配信し、運輸安全の最近の動向やマネジメント評価のポイント紹介、取組事例の紹介などを行っています。メールマガジンは国土交通省のHPから登録ができます。

チャートで見る評価結果

ガイドラインの14項目について各項目の取組みの充足率がチャートとして公表されているので見てみましょう。なお、チャートの番号は以下の項目と対応しています。

①経営トップの責務②安全方針
③安全重点施策
④安全統括管理者の責務
⑤要員の責任・権限
⑥情報伝達及びコミュニケーションの確保
⑦事故、ヒヤリ・ハット情報等の収集・活用
⑧重大な事故等への対応⑨関係法令等の遵守の確保
⑩内部管理体制の構築・改善に必要な教育・訓練等
⑪内部監査
⑫マネジメントレビューと継続的改善
⑬文書の作成及び管理
⑭記録の作成及び維持

鉄道・自動車・海運・航空の4分野に分かれて評価されますが、全体の評価結果としては以下のチャートの様になっています。

全体評価

全体評価の3年間での改善状況を見ると一目瞭然ですが、問題点が着々と改善されています。⑦事故、ヒヤリ・ハット情報の収集・活用と⑪内部監査については今後も改善が必要ですね。

なお、自動車分野では以下の様な結果となっています。

自動車分野

4分野合計の評価と基本的には同じ様な形となっていますね。全体的に制度に係る各種取組みはこの3年間で大きく改善されつつあります。

自動車分野では、⑦事故、ヒヤリ・ハット情報等の収集・活用と⑧重大な事故等への対応についての評価がイマイチでしたが、⑧についてはこの三年で改善されて来ているので、改善が必要なのは⑦ということになります。

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