初心者マークやシルバーマークを付けていると過失割合が有利になる理由

(この記事は約 3 分で読めます。)

初心者・シルバーマーク

初心者マークやシルバーマークは運転している人が、運転に不慣れである事や肉体的に年齢的に運転技術が衰えている事を周りの運転手に伝える意味があります。

ちなみに、今回の記事のタイトルには「初心者マークとシルバーマーク」と書きましたが、これらのマークには正式な名称が有ることをご存知でしょうか?

そこで今回は、名称という基本的な事から事故時の過失割合に有利になる理由まで初心者マークとシルバーマークについて紹介していきたいと思います。

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初心者マークやシルバーマークの正しい名称は?

初心者マークやシルバーマークと言われると大体の人が「あのマークの事ね」とお分かりになると思います。

ただこれらは通称であり正しい名称ではありません。

初心者マークは、正しくは【初心運手者標識】と言います。

通称の方がしっくりくるのは残念な事ですが、正しくはこう呼びます。

(若葉マークと呼ぶ人もいます。)

次にシルバーマークですが、正しくは【高齢者運転標識】と言います。

(高齢者マークやもみじマーク、枯れ葉マークと言っている人もいますね。)

ただ、正式名称よりも通称の方がみなさんスッと耳に入ってくるのでは無いでしょうか。

正式名称はちょっと硬すぎて耳障りがよく有りません(笑)。

それに、枯れ葉というのは失礼な気もします・・・。

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初心運転者標識と高齢者運転標識を付けずに運転した場合の罰則

冒頭でも書いたように、これらのマークは周りの運転手に運転が未熟である事や反応速度が遅い事などを伝える意味が有りますので、該当者はマークを貼って運転する義務があります。

また一方で、一般の運転者はこれらのマークを貼っている車に対して割り込み等はしてはならず優しく接する義務があります。

では、どういった人が該当者になるのか、また義務を怠った場合にはどういった罰則があるのか見ていきましょう。

初心者マークを貼るべき人と罰則

初心者マークを貼るべき人は、運転免許を取得してから1年以内の人が該当します。

また、取得後1年以内に免許停止を受けた場合はその停止期間は含まれません。

つまり、1ヶ月の免許停止を受けた場合は、取得から1年と1ヶ月が経過するまでは初心者マークを貼る義務があります(道路交通法第71条の5の1項)。

この義務を破ると、行政処分として点数が1点加算され、反則金4,000円の罰則を受ける事になります。

なお、免許取得から通算で1年を超えても初心者マークを貼って運転してもなんら問題は有りません。

むしろ、運転に自信が無い事を意思表示出来るので安全に運転する事が出来ます。

シルバーマークを貼るべき人と罰則

シルバーマークを貼るべき人は、75歳以上の人が対象になります(道路交通法第71条の5の2項)。

もし貼らずに運転をすると、行政処分として1点加点、そして反則金4,000円の罰則となります。

70歳から75歳未満の人は以前のままで、年齢的な衰えから運転能力が低下した場合には貼りましょうという努力規定となっています(道路交通法第71条の5の3項)。

初心者・高齢者マークの運転を邪魔した車の罰則

邪魔をするというのは、いわゆる割り込みや幅寄せの事を言います。

初心者マークやシルバーマークを貼っている自動車には、運転に慣れた人が譲り合いの精神を持って運転する義務(道路交通法第71条の五号の四)があり、幅寄せ等の行為をした場合には、1点が加算され反則金として普通車の場合は6,000円の罰則を受ける事になります。

ただ、それで罰則を受けている人は殆ど見たことが有りませんが・・・。

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過失割合との関係

一般の運転者は「初心者マークとシルバーマークを付けている人の邪魔をしてはいけない」という決まりは過失割合にも波及します。

つまり、幅寄せや割り込みをした結果マークを付けている車と事故を起こした場合には一般の運転者の過失割合は約10%増える事になります。

交通事故

これは必ずしもマークを付けている車と事故をしたからと言って過失割合が厳しくなるという事ではありません。

例えば、赤信号で止まっていて後ろから初心者マークを付けた車に追突された場合には向こうが100%悪いわけですから、過失割合が10:90になる事はありません。

事故の状況によっては過失割合は変化しないとも言えますね。

注:免許取得期間が通算で1年を超えて初心者マークを付けている車両に対しては幅寄せしたからといって即罰則にはなりませんし、過失割合も相手が初心者マークだからという理由で増減する事はないでしょう。

結果として幅寄せが事故の原因となった場合には過失割合は変化するかもしれませんが。

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まとめ

初心者マークやシルバーマークは、他の車両に自らが運転能力が低い事を意思表示出来るものです。

それにより、一般車両が道を譲ってくれたりすることも有りますし、付けていないよりは付けておいた方が安全運転に繋がります。

ですので、罰則規定に関係なく運転に自信が無い人は自分のために初心者マークやシルバーマークは貼って運転するようにしましょう。

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