自動車保険見直しガイド
事故

自動車保険を選ぶ基準として「事故対応」が最も大事だと考える人は少なく有りません。

それもそのはずで、万が一の事故の際に事故対応が最悪だったら、損害賠償に対する不安が拭えず、また事故相手から苦情が入ったりして、平穏な日常になかなか戻る事が出来ず、毎日ストレスを感じながら過ごさなければならなくなってしまうからです。

また、保険料に対するパフォーマンスが悪いわけですから、支払った保険料は結果として高かったと感じてしまうでしょう。そのため、自動車保険を選ぶ際には、きっちりとした「事故対応」を提供してくれるか否かというのは1つの重要なポイントとなります。

保険料を無駄にしない為にも、事故対応の良い保険会社を選ぶようにしましょう。以下、事故対応を基準に保険会社を選ぶ際のポイントや注意点を紹介したいと思います。

休日・夜間の初期対応の有無

保険会社の営業時間外である「休日・夜間の事故でも初期対応を行ってくれるか」というのは重要なポイントの1つとなります。初期対応をすぐに行ってくれたら、契約者としてはかなり安心出来るわけです。

初期対応とは、事故受付の完了後すぐに保険会社が行ってくれる事故対応を指します。主に以下のような内容です。

  • 事故相手への連絡
  • 病院・修理工場への連絡・手配
  • 代車の手配
  • 担当者の選任 など

ほとんどの保険会社は、営業時間内に受け付けた事故であれば、その日のうちに初期対応をしてくれます(翌日以降としている保険会社は事故対応自体が遅い可能性が有ります)

もし、夜間・休日の初期対応が無ければ、金曜の深夜に事故をしたら最悪の場合翌週の月曜まで連絡が無いなんて事も。

で、ポイントとなる夜間・休日の初期対応についてですが、これは事故受付の完了時間次第となっています。そして、基準となる事故受付の完了時間は保険会社によって異なります。

例えば、イーデザイン損保では平日・休日関係なく9時~21時までの事故受付分は当日中に初期対応を行います。SIB損保では、平日は9時~19時まで、休日は9時~17時までの事故受付分は当日中に初期対応を行います。このように、保険会社によって夜間・休日の初期対応の取扱いが事故受付時間によって異なります。

そのため、夜間・休日の初期対応のチェックポイントは、「初期対応の有無」「何時までなら当日中に初期対応をしてくれるのか」がポイントとなります。

なお、保険会社によっては、初期対応に加えて、初期対応の結果を「1時間以内」や「当日中」に報告して、今後の流れについて説明してくれる保険会社も有ります(ソニー損保や富士火災(特約付帯)など)。

【注意】事故受付と初期対応は違う!

事故受付とは、契約者からの事故報告を受け付けるだけです。主に聞かれる内容は、氏名や連絡先、保険証券番号、簡単な事故内容などです。

どの保険会社も「事故受付」は24時間365日対応していますが、「初期対応」はいつでもしてくれるわけでは無いので、勘違いしないように注意して下さい。

事故対応状況の把握のしやすさ

契約者が「示談」や「保険金の支払い状況」などの事故対応の進捗状況を、いつでも把握出来る「契約者マイページ」や「メール配信」サービスなどを提供しているかも重要なポイントです。

修理工場や病院、事故相手などの対応は、保険会社が全て行ってくれますが、契約者自身が「今現在どういう状況なのか」を把握出来ないと「示談が難航しているの?」などと不安になってしまいます。

スマートフォン

例えば、イーデザイン損保ではスマートフォンからでも契約者ホームページで事故対応の進捗状況の確認、また担当者との質問・相談のやり取りを行う事が出来ます(電話・郵送での確認も有ります)。

このように保険会社の営業時間に関係なく、外出中でも「事故対応状況」を把握可能なサービスが有れば、無駄な不安を抱く事なく安心して保険会社に任せる事が出来ます。

なお、契約者マイページなどのサービスはダイレクト型の保険会社は完備しています。一方、代理店型の保険会社は契約者ページを提供していない会社や特約を付帯しなければ利用出来ない会社も有りますので、チェックが必要です。

また、保険会社によっては、スマホ・携帯に対応していない場合が有ります。家にパソコンが無い人などは対応端末等の確認もしておきましょう。例えば、チューリッヒのメールサービスは、スマホ・携帯のメールアドレスは対象外となっています。

1事故1担当者制とチーム制について

事故対応には、専任の担当者が配置され、示談等の業務を行います。事故報告が完了した後に、専任担当者から「事故対応を担当させていただく○○です。」と、連絡が入ります。

この専任担当者は保険会社によって「1事故1担当者制」「チーム制(対人担当、対物担当など)」に別れます。どちらもスペシャリストが専任されるので、優劣は付けがたいですが、複数の人と連絡を取るのが面倒だと感じるなら、「1事故1担当者制」の保険会社を選ぶと良いでしょう。

事故現場での対応

事故を起こしてしまうと、誰しも気が動転してしまうものです。ある程度知識が有ったとしても、頭が真っ白になってしまって何をしたら良いのか分からなくなってしまう事も有るでしょう。

パニック

それでも、事故現場での被害者や警察・救急への対応は、事故当事者が行わなければなりません。基本的に保険会社の社員が事故現場に駆けつける事は有りません(代理店の人が駆け付けてくれる事は有ります)。

交通事故の現場で加害者に課せられる緊急措置義務や警察への報告義務

ただし、保険会社の中には事故現場に駆けつけてくれる現場急行サービスを提供してくれる会社も有ります。それは、セコム損害保険とアメリカンホームダイレクトです。

事故現場で安全確保や警察・救急への連絡などをサポートしてくれるので、事故を起こしてしまい不安に感じる状況においては心強いサービスですよね。

事故現場での安心を求めるのならば、この2社が上位に位置する事になるでしょう。

サービスセンター拠点数の多さはあまり関係ない

サービスセンターとは、事故対応を行うスタッフが常駐して、契約者への対応や示談、保険金支払い業務などを行う場所です。

このサービスセンターの拠点数は、代理店型が多く、ダイレクト型が少ない傾向に有ります。しかし、サービスセンター拠点数の多さは、事故対応の良し悪しには関係有りません。

サービスセンター

なぜなら、保険会社が契約者や事故相手とのやり取りに利用する手段は基本的に「電話」だからです。そのため、サービスセンター拠点が事故現場から遠方に有ったとしても、事故対応に支障は生じません。

ただ、担当者がなるべく近くにいた方が安心だ、という人もいると思います(同じ市外局番から電話が有ったら近くにいると感じますしね)。このような人は拠点数の多さを事故対応の基準として考えても良いと思います(保険会社の拠点数一覧)。

ダイレクト型の自動車保険についての勘違い

ダイレクト型の自動車保険の事故対応は悪いというイメージが有るかもしれません。おそらく、顔を合わす事なくインターネット上で保険の申込を行うからなどが理由だと思われます。

しかし、さきほども出たようにダイレクト型であろうが代理店型であろうが、事故対応は基本的に「対面無し」の電話で行います。

代理店の人が現場や自宅に来てくれる事も有りますが、代理店の人は保険の販売が専門であって、事故対応は専門外の人がほとんどです。

また、実際にオリコンの事故対応満足度ランキングでは、ダイレクト型のソニー損保が1位を獲得しています。そのため、ダイレクト型か代理店型かという基準ではなく、保険会社1社1社の事故対応力で判断する事が重要です。

事故対応で自動車保険を選ぶ際には、以下のランキングも参考にされると良いでしょう。

自動車保険の事故対応満足度ランキング【2015年版】

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