自動車保険見直しガイド
家族

自動車保険の等級の引継ぎには「保険会社間の等級引継ぎ」と「家族間での等級引継ぎ」の2種類が有ります。保険会社間の等級引継ぎについては、満期日から8日以内に手続きをすれば問題なく移行できるという話でしたね。詳細は下記記事で。

保険会社を変更した時の等級引継ぎについて

今回は、親子で等級を引き継ぐ場合など「家族間で等級引継ぎ」を行う際の注意点などをまとめて行きます。まずは、どんな時に利用出来るのか見て行きましょう。

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「家族間の等級引継ぎ」を利用するケースの例

家族間の等級引継ぎは、例えば以下のような場合に利用します。

  • ①結婚する子供に等級を譲るケース
  • ②自分はもう乗らないが、中断証明を取っておいて、後日家族が車を乗り始めた時に等級を譲るケース

基本的には「子供が初めて車を購入した時」とか「自分がもう乗らなくなった時」などに、等級引継ぎの手続きを行う事になると思います。

実際どれくらいお得になるのか?

家族間引継ぎを利用するとどれくらい保険料がお得になるのか?「結婚する子供に等級を譲るケース」を例にとって見て行きましょう。

■前提
もともと「父・母・娘(20歳)」の3人家族。娘が結婚して別居する事になったので、父親の等級(20等級)を娘に移した。

娘が乗っている車の情報は以下の通り。

車種:ダイハツムーブ / 型式:LA160S / 初度登録年月:平成25年5月 / 走行距離:5,000km~10,000km以下 / 車両保険:無し / 主に運転する人の生年月日:平成7年 4月30日 /免許の色:ブルー / 使用目的:日常レジャー / 住所地:東京 / 運転車限定特約:限定無し / 年齢条件:無し / 見積もり保険会社:イーデザイン損保

■見積もり結果
7等級の場合の保険料:36,240円
20等級の場合の保険料:53,900円
両者の差額:17,660円

等級を引き継いだ場合・等級を引き継がなかった場合のそれぞれを比較すると、保険料の差額は17,660円となりました。たかが年間17,660円の差ですが、まだ20歳の娘からすると「17,660円」でも大金です。節約できるに越した事は有りません。

また、今回の見積もりは「車両保険無し」のプランで行いましたが、「車両保険有り」の状態で見積もりを取れば、保険料の差額はもっともっと大きくなります。もしそうなれば、家族間で等級を引き継ぐ意味ももっと大きくなるでしょう。

注意点

今回の事例の場合、娘の保険料は割安になりますが、実家の父親としては等級が下がって保険料が以前に比べると割高になります。

セカンドカー割引を利用したり、年齢条件等の見直しをすれば全体的に見るとそこまで保険料が割高になる訳では無いと思いますが、実家の保険内容は以前と比べると不利になる点には注意しておいて下さい。

子供が結婚して別居した時が自動車保険を見直す絶好のタイミング

等級を引き継ぐ際の手順

家族間で等級を引き継ぐのは非常に簡単です。単純に保険会社のオペレーターや代理店の担当者に、その旨を伝えれば必要な手続きを進めていってくれます。一般的には以下の様な手順です。

【結婚した娘に等級を引き継ぐ場合の手順】

  • ①娘用に新車を購入
  • ②まず父親名義でセカンドカー割引(7等級からスタート)を利用して保険契約
  • ③保険会社担当者に娘に等級を引き継ぎたい旨を伝える
  • ④「娘用の新車」と「父親の旧車両」の車両入替を実施
  • ⑤娘用の新車の保険名義を父親から娘へ変える
概ね、このような手順になります。

ただ、「娘用に購入した車の名義が誰なのか?保険契約の記名被保険者は誰か?契約者は誰か?」などにより、手続きや提出書類が変わることが有りますので、処理を始める前に保険会社の担当者へ連絡して、指示通りに手続きを行った方が無難です。

等級引継ぎ時の「家族」の定義

等級引き継ぎ時の「家族」の定義にも注意して下さい。(以下参照)

①記名被保険者の配偶者(内縁の妻含む)
②記名被保険者または配偶者の同居の親族

ご覧頂ければ分かるように、別居の子は既婚・未婚を問わず等級承継時の「家族」に該当しません。つまり、結婚した子供が既に別居している状態だと等級を引き継げないのです。子供に等級を引き継がせたいなら、子供が実家にいる内に全ての手続きを終わらせておきましょう。

また「等級承継時の家族の定義」「家族限定特約の家族の定義」とも違います。混同しないように注意して下さい。

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