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高速道路の通行帯違反

高速道路で追い越し車線をずっと走行していたら警察に止められて青切符を切られた!という経験を持っている人は結構いるんじゃないでしょうか?あまり知られていませんが、追い越し車線を継続して走るのは「通行帯違反」というれっきとした違反なのです。

今回は、この通行帯違反の内容について詳細に見て行きたいと思います。

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通行帯違反とは

道路交通法では車両通行帯を以下のように規定しています。(車両通行帯とは、道路に引かれた白線や黄色の線と線の間の車が走行する道路の事を言います。)

(車両通行帯)
第二十条  車両は、車両通行帯の設けられた道路においては、道路の左側端から数えて一番目の車両通行帯を通行しなければならない。ただし、自動車(小型特殊自動車及び道路標識等によつて指定された自動車を除く。)は、当該道路の左側部分(当該道路が一方通行となつているときは、当該道路)に三以上の車両通行帯が設けられているときは、政令で定めるところにより、その速度に応じ、その最も右側の車両通行帯以外の車両通行帯を通行することができる。

長くて嫌になりますね。書いていることは以下の2点です。

  • ①自動車は車両通行帯が2つの道路では左側の通行帯を、車両通行帯が3つ以上ある場合には一番右側の通行帯以外を走行しなさい
  • ②原付など自動車以外の車両は常に一番左側の車線を走りなさい

この2つが道路交通法で走って良いよと定められている「車両通行帯」です。これら以外の通行帯、つまり一番右側の通行帯を走り続けていると「通行帯違反」として捕まります。

通行帯違反の罰則内容(罰金・点数)

通行帯違反の罰則は、点数が1点、反則金が普通車で6,000円となっています。大型車だと罰金は7,000円になります。

聞きなれない違反名ですが、高速道路の違反ではスピード違反とシートベルト違反に続く第三位の取締件数となっており、結構厳しくチェックされているようです。

(単位:件数)

違反種別平成26年平成25年
スピード違反396,905427,493
シートベルト違反183,251184,331
通行帯違反82,45985,299
携帯電話使用60,96960,733

(出典:【修正版】平成26年中の交通死亡事故の特徴及び道路交通法違反取締り状況について)

* スピード違反には40km未満の違反・40km以上の違反の合計を記入しています。
* シートベルト違反にはチャイルドシート装着忘れも加算しています。


携帯電話の使用の方が実際違反している人は多そうな気もしますが、実は通行帯違反の方が多くて毎年8万件以上の取締を受けています。8万×6千円=4億8千万円ですから、警察としては良い財源ですね。

追い越し車線はいつ利用出来るのか?

道路交通法第二十条3によれば、以下の様な場面で追い越し車線を利用することが可能とされています。

  • ① 追い越しをする時
  • ② 道路外に右左折する時
  • ③ 右左折する時
  • ④ 指定通行区分を走行する時
  • ⑤ 進路変更が禁止の場合
  • ⑥ 緊急車両を優先する時
  • ⑦ やむを得ない時

やむを得ない場合とは渋滞している場合や右側に出口がある場合などが該当します。

通行帯違反で捕まるのは「走行車線が空いているのに漫然と追い越し車線を走り続けていた!」という理由が一番多いですね。

通行帯違反と判断される距離

追い越し車線を100m走り続けたら違反だとか10km走り続けたら違反だとか、そういう通行帯違反の「距離」に関する規定は特に無いようです。追い越し車線を利用する理由が無くなった時点で速やかに走行車線に戻る必要が有るという事でしょう。

なので、前の車を1台抜きたくて追い越し車線に入ったけれど、その1台の前には沢山の車が連なっていて走行車線に戻る隙間が無いという場合は、走行車線に戻る隙間が見つかるまで追い越し車線を走り続けていても問題有りません。

一般道路でも通行帯違反はある?

通行帯に関する条文では「高速道路に限る」などと高速道路に限定するような文言は一切ありませんので、通行帯違反は一般道路においても取り締まりを受ける規定です。

ただし、一般道路は右折する機会も多く、また、障害物のせいで追越車線を走らざるを得ない時も多々有るので、追越車線をずっと走っていたとしても検挙される事はあまり無いと思います。

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