駐車禁止違反車をレッカー移動された場合の移動料金は払う必要がある!?

(この記事は約 3 分で読めます。)

レッカー車photo by JAF

一時間ぐらいなら駐車場に停めずに違法駐車しちゃうって人は結構居るんじゃないでしょうか?駐車場が遠いと駐車場から歩くのが面倒臭くて、目的地の前に「バーン!」と横付けしちゃう人って結構いますからね・・・。

当然、違法駐車なので駐車監視員が発見すれば確認証票なるステッカーが車両に貼り付けられ、普通車で15,000円の反則金を支払う必要が出てきます。

注意して欲しい点としては、違法駐車をすると反則金の支払いのみならずレッカー移動の危険性も有るって所です。

[myphp file=’kiji-top’]

Advertisement(広告)
車査定

レッカー移動の料金

レッカー移動されると先ほどの駐車禁止の反則金に加え、レッカー移動費用と保管費用が必要になりトータルで約3万円の出費となってしまいます。

これはかなり痛いですよね・・・。

しかし、違法駐車しているとは言え、そもそも自動車という個人の財産を勝手に移動させられたのに、その費用をユーザー側支払う必要が有るのか?と疑問に思いませんか。

そこで、今回は違法駐車をしている時に、レッカー移動された場合の移動料金についての判例を紹介していきたいと思います。

インズウェブ自動車保険一括見積もり
Advertisement(広告)

レッカー移動の必要性・適法性

警察がレッカーによって車両を勝手に移動させる行為は、原則として車両の運転者等の自由と財産を制限する行為となってしまいます。

そのため、レッカー行為が認められるためには「違法状態解消の必要性」が現実問題として存在しており、解消するにしても「適法性」を守ったやり方が求められます。

違法駐車に対する措置を規定している道路交通法51条2項や3項には「必要な限度において」と記載されているように、違法駐車だから即レッカー移動となるわけではなく、違法駐車の状態や道路の交通状態など交通の円滑性・安全性と運転者等に注意喚起が出来るかなどの代替手段も考慮してレッカーするかどうかを判断する事になります。

必要性に関する判例紹介【東京地裁平成4年6月23日】

■駐車禁止道路に車両を駐車し、交通の妨げになるとして移動措置を受けた男性が、当該レッカー費用の納付命令に関して提訴した事案

■判決内容
幅が約6Mの片側1車線(3M)の道路に駐車していたため【他の車両が中央線からはみ出さずに当該車両を避けて走行する事が不可能な状況を作り出していた事、実際に他の車両は対向車側にはみ出して走行していた事】などから交通の妨害また事故の危険性があったため、レッカーによる移動措置は危険の防止・円滑な交通の確保の為に必要な措置であったとして男性の請求を棄却

適法性に関する判例紹介【東京地裁平成8年3月27日】

■約40分間違法駐車をし、近くのビル内で「反則金なんて払わない」と題する著書の打ち合わせにをしていた男性の車両を警察が移動し保管した事に対して、男性が当該移動費用の督促取消を求め行政訴訟を起こした事案

■判決内容
駐車行為によって交通の安全が脅かされていた可能性があり、車両移動措置によって交通の円滑性と安全性を確保する必要があった事、またその他の手段に関して警察はミニパトカーのマイクで運転者等に駐車車両を移動するように警告をした事や駐車場所から50M以内に当該車両を移動させる事ができる場所が無かった事から、移動措置・保管に関しては問題が無かったとして男性の請求を棄却。

警察もむやみやたらにレッカー移動するわけでは無い事が道交法や判決から見て分かります。

そのためレッカー移動された場合には素直にレッカー費用を支払う必要が有りそうです。

「反則金なんか払わない」という著書を書いている男性が結果、反則金・レッカー費用を支払うというのは皮肉なものですね。

なお、違法駐車は駐車違反の反則金とレッカー移動費用だけではなく、駐車車両が原因で起きた事故に関して損害賠償責任が発生する可能性もあるので違法駐車はせずに駐車場を利用するようにしてくださいね。

 

合わせて読みたい

違法駐車中の車へ追突事故!駐車していた人の責任は?

 

Advertisement(広告)
インズウェブ自動車保険一括見積もり
車査定

【人気各社に個別見積もり】

ある程度、自身で保険会社が絞られている方は、個別に見積もりしていく事も個別の内容把握や対応が少なくなるので、オススメです。

気になる自動車保険会社だけに無料で個別見積もり!

自身の状況を反映させ、大まかな契約概要を把握する

自身である程度、保険会社が絞られている方は『個別見積もり』もオススメでしょう。

  1. 【個別見積もり】ソニー損保
  2. 【個別見積もり】セゾン自動車火災保険(おとなの自動車保険)
  3. 【個別見積もり】楽天損保
  4. 【個別見積もり】アクサダイレクト
  5. 【個別見積もり】チューリッヒ

まだ自身のニーズや年齢・家族構成など、保険会社を絞りきれてない方には一括見積もりで自分に合った保険会社を見つけることが重要です。一度試してみましょう。

【独自分析!2023年ダイレクト型ランキング1位】

「保険料の安さ」「事故対応の満足度」「ロードサービスの充実度」など全ての項目を総合的に勘案した自動車保険会社の2023年総合ランキング(独自分析)でトップに位置するソニー損保

【独自分析!名前の通り「50代以降」や「子育て世代」にお勧め】

「保険料の安さ」「事故対応の満足度」「ロードサービスの充実度」など全ての項目を総合的に勘案した自動車保険会社の2023年総合ランキング(独自分析)でソニー損保と共に、トップに君臨するセゾン自動車保険(おとなの自動車保険)

【楽天経済圏の方にオススメ!楽天損保】

最大のポイントは自動車保険料の支払いで「楽天ポイント」を貯められる点でしょう。『楽天カード』での自動車保険支払いの場合、楽天ポイントが、なんと『3倍』貯まります。100円で1ポイントが貯まるので、保険料月50,000円の場合、1000ポイントが貯まります。さらに自動車保険料を楽天カードで支払った場合、プラスで500ポイント貯まるので、月1,500ポイントの楽天ポイントが獲得でき、1ポイント1円で使用可能です。

【サービスと保険料で人気「アクサダイレクト」】

インターネット割引では、ウェブサイトで見積もりをした場合、条件達成で最大2万円のインターネット割引が適用可能に!また無事故の年数が長ければ長いほどお得になる20等級継続割引では、条件の達成で「1年目」「2年目」「3年目」「4年目以降」の4区分された割引が適用されます。

またアクサダイレクトでは、必要に応じて面談担当者が自宅を訪問して説明するAXAフィールドサービスを展開。事故時に電話だけのやり取りだけでは不安な方でも、対面でやり取りをすることにより、安心して手続きを進めることが可能です。

【保険料の安さでトップクラス】

保険料の安さとサービスの内容充実度が高い「チューリッヒ自動車保険」!気になる方は一度チェック!

まだ自身のニーズや年齢・家族構成など、保険会社を絞りきれてない方には一括見積もりで自分に合った保険会社を見つけることが重要です。一度試してみましょう。

1.合わせて読みたい!「自分の自動車保険を把握する重要性『自動車保険』を比較・分析して賢く選ぶ!」

2.合わせて読みたい!『独自分析!自動車保険ランキングを確認』

『自動車保険』を比較・分析・賢く選ぶ

自動車保険は個人の年齢、自身が補いたいリスクなど、人によって様々なニーズがあると思います。ただ自身のニーズにあった商品を一社一社見ていくのも、大変な作業です!

もちろん、懇意にしている保険会社があれば、それを利用するのも手ではありますが、「合理的」「経済的」に考えたい方は、数社から見積もりを取るのが良いでしょう。

そんな時には、【一括見積り】で、自動車保険を比較し、「自分のニーズにあった商品」を見つけたり、「ある程度保険会社を絞ること」が最も効率的でしょう。

保険料の安さがトップクラス!チューリッヒ自動車保険

愛車の価値を把握!無料一括査定

自分の愛車の「下取り価値」や「目線」も分からずに売却や交渉をすると損してしまいます!

高値で売るには、あなたの車がほしい買取店を見つける事も重要です。高い値段で車を買い取ってもらうには、今まさに「あなたの車を欲しい買取店」を見つける作業が重要なポイントの一つです。

そのためには、結果的にできるだけ多くの買取店から査定を受けることが重要でしょう

オンライン一括査定を行ってもすぐに売る必要はないため、とりあえず下取相場を把握するのが重要です。

事前にチェックしておきたい「自動車保険情報」

  1. 【専門家監修】独自分析!【2023年】自動車保険おすすめランキング
  2. 【専門家監修】煽り運転に自動車保険は適用される?おすすめ自動車保険・ドライブレコーダーの重要性について
  3. 【専門家監修】コロナ化で外出激減!自動車保険を見直す?見直さない?
  4. 【専門家監修】自動車にはどの燃料が一番おすすめ!?水素・電気・ガソリンを比較・分析!
  5. 【専門家監修】増加するウーバーイーツ配達員!知って備える!?賠償や怪我の補償
  6. 【専門家監修】楽天損保の自動車保険!口コミ・評判・サービス概要・特徴について
  7. 【専門家監修】雹や水没で被害!台風などの自然災害で自動車保険は適用される?
  8. 【専門家監修】車両料率クラスとは?2020年改定!自動車保険の型式別料率クラスの仕組み
  9. 【専門家監修】自動運転の事故の責任は誰?「自動運転」と「自動車保険」
  10. 【専門家監修】高齢者事故の原因と時間帯を考察!60代・70代以上におすすめの自動車保険
  11. 自動車盗難対策!盗難で自動車保険はいくら支払われる?自動車盗難の最新傾向と盗難対策をご紹介
  12. 【専門家監修】テレマティクス保険とは?メリット・デメリットを考える!

【Car Lounge】車情報サイト

車情報サイト「Car Lounge」

様々な車のモデル、新車情報や人気車種の情報が満載!中古車情報や車のお役立ち情報も沢山掲載されています。

気になる車や様々な情報をチェックしたい方、車情報サイト【Car Lounge】もチェックして下さい!

コメント

この記事へのコメントはありません。

コメントする