後部座席でもシートベルト・チャイルドシートは必須です。

(この記事は約 3 分で読めます。)

チャイルドシート

2008年6月1日に道路交通法が改正され後部座席のシートベルト着用が義務化(道路交通法第71条の3)されました。

これは一般道においても高速道路においてもです。

なぜ後部座席の人がシートベルトを着用しなければいけないのかは言うまでも無く安全の為です。

法律改正から6年余り経過した現在後部座席の着用率は義務化前とどのような変化を見せているのでしょうか?以下のデータは義務化前から2013年までの警察とJAFが一般道路にて調査した後部座席のシートベルト着用率を表しています。

年度着用率
2013年35.1%
2012年33.2%
2011年33.2%
2010年33.1%
2009年33.5%
2008年30.8%
2007年8.8%
2006年7.5%

(出展:JAF

後部座席のシートベルト着用率は義務化された2008年と義務化される前では着用率が大きく上昇している事がわかります。

しかしそれ以後は30%台に留まってしまっているのが現状です。

前席のシートベルト着用率は90%台と比較するとかなり低い数字であることがわかります。

参考記事:シートベルト&チャイルドシートの着用率は?着用しなかった場合の罰則

考えられる原因は一般道路では後部座席のシートベルトを着用していなくても違反点数や反則金が無いという点が挙げられますが、もう一つ後部座席の危険性の認知度が低いという点も挙げられます。

後部座席に乗車しているからといって決して安全では無いことを理解しなくてはなりません。

そこで交通事故において後部座席に乗車している人がシートベルトをしていなければどのような危険に遭うのか以下にまとめてみました。

  • 車内での全身強打
  • フロントガラスを突き破っての車外放出
  • 前席に激しく衝突して前席同乗車への加害 等

文字だけでは危険というのはなかなか伝わらないので、映像も見ながらその危険について理解していただけたらと思います。

では下のリンク先の映像を御覧ください。

参考:JAFの衝突実験映像

上から2段目の右側の映像を見て下さい。

再生時間が約1分の所から車内の映像になりますのでそこから見れば後部座席の危険性がよくわかると思います。

この映像の中で後部座席にはシートベルトを着用した人形とチャイルドシートを着用した人形とシートベルトを着用していない赤い服を着た人形が乗っています。

衝突の衝撃によって赤い服を着た人形が前後左右に激しく動いている事がわかります。

これに対してシートベルトとチャイルドシートをした人形は赤い服の人形と比べると動きはそこまで激しく無いことがわかります。

次に上から4段目の映像を見て下さい。

これはシートベルトを着用している場合(左の映像)と着用していない場合(右の映像)の衝突の映像です。

右の映像ではシートベルト非着用の後部座席の人形が前に飛び出して行くのがよくわかります。

次に上から5段目の映像を見て下さい。

これも右の映像がシートベルト・チャイルドシートを着用し、左の映像が非着用の映像です。

右のシートベルト等非着用の映像では後部座席の人形がフロントガラスに激突しています。

つまり衝撃がもう少し強かったら車外へ放出されてしまう事になります。

全ての画像においてシートベルト・チャイルドシートを着用していれば衝撃は確かにすごいですが前後左右へ激しく飛び出したりする事を防いでくれていることがわかります。

シートベルト・チャイルドシートも100%の安全装置では無いので残念ながらこれらを着用していても上で紹介したような事故の危険から身を守る事ができない場合もありますが、シートベルト等を着用する事によって被害を軽減する確率はかなり高まります。

では、次に数値でシートベルト等の重要性を認識して下さい。

以下のデータはシートベルトの着用・非着用時の危険度を比較したものです。

着用非着用軽減効果
致死率0.18%0.57%約1/3
車外放出0.02%0.51%約1/26
前席乗員への加害0.6%30.8%約1/51

出展:日本損害保険協会

軽減効果の列を見てもらうと、シートベルトを着用する効果がよくわかると思います。

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まとめ

交通事故においては車のどの位置に乗車していても危険であるという事がわかりましたね。

一般道路では後部座席のシートベルト・チャイルドシートの非着用は罰則はありませんが「命を守る」ために必ず着用するようにしましょう。

また運転者は着用を同乗者に促すように心がけましょう。

最後にシートベルトの正しい着用方法について触れておきます。

シートベルトは正しく着用しないとその効果も半減してしまいますので以下の点に注意して着用するようにしてください。

  • 首にひっかからないように
  • ねじれがないように
  • 横のベルト部分を骨盤をまくように
  • バックルの差し込み口にはしっかりと差し込む
  • ゆるすぎないこと
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