自動車保険見直しガイド
計算

任意保険の多くは1年契約です。契約期間中に、お得な任意保険が見つかったような時には今現在加入している任意保険を解約する必要があります。任意保険を解約する時に気を付けたい事、また解約した場合の解約返戻金について見ていきましょう。

保険を契約途中で解約するとお金は戻ってくる??

答えはイエスです!ただ支払い方法によって少し違いがあります。

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年払い(一括払い)の解約返戻金計算方法

自動車保険料を1年まとめて支払っている場合「短期率表」に従って返戻金の計算をします。

任意保険解約返戻金の計算式

解約返戻金=年間保険料×(1-契約が経過した期間に対応する短期率)


短期率表
短期率表

短期率とは、仮にその期間で契約をした場合に、どれくらいの保険料金になるかを表す比率です。長期間の保険契約をした場合には保険料は割安になりますが、短期間の場合は保険料は長期契約に比べて割高になります。

短期率表を見てもらうと、経過期間が6ヶ月を過ぎてから解約すると、短期率が70%となっている事が分かります。つまり、30%分しか保険料は還って来ません。半分の保険料金が返還されるわけではないんですね。

短期率表を使った解約返戻金の計算方法

(例)年間保険料が60,000円、契約してから4ヶ月と10日が経過してから保険を解約した場合

ちなみに月の端数である日数は、1月経過していると考えます。そのため、この場合は5ヶ月経過している物とみなされます。(1日過ぎたただけでも1月換算です。)短期率表で「5ヶ月まで」の区分を見てみると65%となっています。

解約返戻金は60,000×(1-0.65)=21,000円となります。

月払い(11回払い)の解約返戻金計算方法

月払いの場合には月割で計算します。

仮に、経過期間が2ヶ月未満で、既に3ヶ月目の保険料金が引き落とされているなら、1ヶ月分がまるまる返還されます。但し、口座振替のように、保険始期日よりも後に引落が行われる払込方法を採用している場合には、逆に1ヶ月分の追加保険料を請求される事も有ります。

任意保険の保険料の支払方法・払込方法

(例)
上の年払いの場合と同じ条件で計算してみると、

年間保険料が60,000円なので12ヶ月で割って1月5,000円。5ヶ月で解約するので、支払う必要のある保険料は25,000円です。

月払い(分割払い)の時に、解約返戻金を貰えるか、追加で保険料を請求されるかは、自分の保険料の支払形態に依存します。


概ね、どの保険会社でも保険料は「月払い」の方が「年払い」よりも5%程度割高になりますが、契約途中での解約をする場合には、月払いにしておいた方が損をしない可能性が高いです。

解約する時期によっては満期まで待った方が得かも

任意保険には「ノンフリート等級制度」が適用されます。1年間無事故であれば、翌年に等級が1つ上がり、割引率も高くなり制度のことですね。

で、等級をアップさせる為には、1年間無事故にいることに加えて、「同じ保険会社で1年間契約を継続すること」という条件も満たす必要が有ります。(原則として。)

そのため、契約途中で任意保険を解約して、新契約に乗り換えてしまうと、等級の進行が遅れるというデメリットが有ります。この辺りは下記記事を参考にして下さい。

自動車保険を他社に乗り換える時の注意点~満期前に乗り換える場合~

契約期間が残りわずかなら満期まで我慢!

契約期間が、残り1、2ヶ月なら満期まで待ったほうが等級が上がるのでお得です。短期率表を見てもらっても「90%~95%」となっているので、保険料はほとんど返還されません。

今の契約と比べて、何万円もお得な自動車保険が見つかったなら話は別ですけどね。よって、契約期間中に他社に乗り換える場合には、「解約返戻金の金額」と「切り替え後の保険料の金額(等級が遅れるデメリットも含めて)」の両者を天秤にかけて、どちらがお得か?で判断する必要が有ります。

車に乗らないという理由なら中断証明を忘れずに!

新たな保険へ乗り換えるのではなく、車に当分乗らない等の理由で任意保険を途中解約される場合には、忘れずに中断証明書を取得しましょう。中断証明を取ることによって、今の等級を保護できます。

今、現在15等級なら、将来契約するときも15等級で契約できます!しかも、等級は10年間保存できます。

中断証明書の発行手続・発行条件・有効期限などのまとめ

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