自動車保険見直しガイド
車のトラブル

車のトラブル

車の運転には何かとトラブルが付き物です。

困った時に助けに来てくれるロードサービスとして、まず頭に浮かぶのは「JAF」という方が多いのではないでしょうか。しかし、自動車保険に入っていると各社のロードサービスを利用する事も出来ますよ!

ここでは、自動車保険に加入する事で利用可能となるロードサービスの概要や、料金制度について見ていきましょう。

ロードサービスの概要

ロードサービス

ロードサービスの利用料金は保険料に含まれていることが多く、サービスに対してお金が必要となる事は殆ど有りません。つまり、トラブル発生時に基本的に無料で助けてくれるという事です(詳しい料金体系は後述しています

自動車保険会社は、常に保険料の安さやサービスの充実度合いで競い合っています。もちろんロードサービスについても同様で、各社がお互いに負けない様に独自のロードサービスを展開しているのです。

各社が競い合ってくれた結果、契約者は充実したロードサービスを受ける事が出来ます。それは良い事なのですが、ロードサービスの範囲はとても広いので、利用条件や無料サービスの範囲などを契約時に全て理解するのはとても難しいです。

そこで、以下ではロードサービスの主な特徴や疑問点について見ていきましょう。

ロードサービスを利用出来る人の範囲

任意保険のロードサービスは、自動車保険を契約しているが対象です。従って、保険の契約者だけでなく他の運転者や同乗者でも利用する事が可能です。

但し、盗難車の様に自動車保険の契約者から同意を得ずに車を運転していた様なケースでは、ロードサービスを利用する事は出来ません。

細かな範囲はこちらの参考記事を御覧ください。

任意保険のロードサービスを利用できる人の範囲~被保険者以外の家族でも利用可能?

高速道路や自宅で車が故障した場合でも使える?

高速道路の故障車

高速道路(サービスエリアやパーキングエリアを含む)で車が故障した場合、任意保険のロードサービスは利用する事が出来るのでしょうか?

この点、以前は高速道路でのトラブル時にはJAFを呼ぶ必要が有りました。しかし、1997年4月の規制緩和以降は任意保険のロードサービスでも利用出来る様になっています。

:高速道路では後ろから猛スピードで車が来るので、落ち着いてトラブルに対応する必要が有ります

任意保険のロードサービスは高速道路での故障でも依頼出来るか?

また、自宅でのトラブルについても、基本的にはロードサービスを利用する事が出来ます。但し、ガス欠や雪道でのスタックの様に自宅では利用出来ないサービスも有るので、注意が必要です。

自宅でのトラブルに自動車保険のロードサービスは使えるか?

ロードサービスの対象外となるトラブル

利用出来ないサービス

ロードサービスは、ガス欠やバッテリー上がり、キー閉じ込み雪道でのスタックなど様々なトラブルに対して利用する事が出来ます。

しかし、どんなトラブルでも助けてくれる訳では有りません。車が横転・転覆した場合はサービスを利用出来ない事が多いですし、「タイヤにチェーンを付けたい」といった故障でも事故でも無い様なケースについても利用出来ないです。

対象外となるトラブルについては、予め把握しておいた方が良いでしょうね。

ロードサービス対象外のトラブルが有る!?ドライブ前に要チェック

ロードサービスの利用と等級の関係

ロードサービスは自動車保険とセットで付いている事が多く、サービスの殆どが無料で利用出来ます。無料と聞くとついつい利用したくなりますが、ロードサービスを利用すると自動車保険の等級に影響は有るのでしょうか?

この点、自動車保険の等級は保険金を請求した場合のみ下がるので、ロードサービスを使ったからといって翌年の等級の事を心配する必要は有りません。

但し、事故でロードサービスを利用する場合は保険金も請求する事になるでしょうから、翌年の等級は下がる可能性が高いでしょうね。

自動車保険の等級はロードサービスを利用すると下がる?それとも影響ない?

ロードサービスを依頼するとどんな事を聞かれる?

ロードサービスへの電話

今までロードサービスを利用した事のない方が気になる点の1つに、実際にトラブルに遭遇してロードサービス依頼の電話をかけた時に「何を聞かれるか不安」「どの様な流れで依頼をするか分からない」というものが有りますよね。

基本的には、サービスセンターに電話をすると以下の様な事項について聞かれるので、焦らずにしっかりと答える様にしましょう。

  • 契約内容の確認
  • トラブルの場所
  • 車の状態
  • 搬送する修理工場等の場所

任意保険のロードサービスを依頼した時に聞かれる事項や流れのまとめ

ロードサービスに来てくれたレッカー車に乗る事は出来る?

ロードーサービスで呼んだレッカー車は、動かなくなってしまった車を修理工場等に運んでくれますが、その時にレッカー車に同乗させてもらうことは出来るのでしょうか?

この点、基本的に任意保険のロードサービスではレッカー車に乗る事は出来ません。レッカー車は車を運ぶ為のもので、人を運ぶ為のものではないからです。

事業として人を運ぶ場合は、旅客自動車運送事業の許可を取っていないと「白タク行為」として罰せられてしまいます。

従って、ロードサービスに来てくれたレッカー車に乗せてもらう事は出来ません。

山奥で車のトラブル発生!レッカー車に一緒に乗って帰れますか?

ロードサービス利用時のチェックポイント

チェックポイント

自動車保険を選ぶ際に、保険料ばかりに目がいっていませんか?
ロードサービスの充実度は保険会社によって違うので、ロードサービスを二の次にしてしまうと後悔するかもしれませんよ。

ロードサービスの内容を見る場合、以下のような点についてチェックする様にしましょう。

  • 故障やトラブルに対するサービスの内容
  • 無料でレッカー移動してくれる距離
  • 修理後に車を搬送する際の費用負担
  • 宿泊・帰宅に要する費用の補償

自動車保険のロードサービスを重視するならチェックしておきたいポイント

また、1つの会社だけで判断するのではなく、保険会社各社のサービス内容を比較して選ぶのを忘れずに。

自動車保険にロードサービスが付帯している事を知らずにJAFに入った方(知っていて敢えて入る方ももちろんいます)は、「損をしている」と思ってしまいがちです。

しかし、最近はJAFと自動車保険の両方に加入している方向けにプラスαのサービスを提供している保険会社が多いです。

JAF会員だとロードサービスが手厚くなる?保険会社各社の特典紹介

ロードサービスの料金制度

ロードサービスの料金

ここまでで、ロードサービスを利用すれば様々なトラブルから助けてもらえる事が分かって頂けたかと思います。では、実際に自動車保険のロードサービスを受けるとなると、料金はどれくらい必要となるのでしょうか?

よく有るトラブル内容について、一般的な料金制度を見てみましょう。

バッテリー上がり

バッテリー上がりによりエンジンがかからなくなってしまった場合、バッテリー点検やジャンピングスタートをしますが、これらは基本的に無料でしてくれます。

ただし、保険会社によって無料で対応してくれる回数に違いが有り、保険期間中に1回限りもしくは2回までというのが一般的です。

タイヤのパンク修理・交換

タイヤのパンク

タイヤがパンクした場合、スペアタイヤが有れば特に作業時間に制限無く、無料で交換をしてくれる事が多いです。

一方で、スペアタイヤが無く修理も出来ない様な場合は、レッカー車で修理工場へけん引してもらうか、有料で交換をしてもらう事になります。

燃料補給(ガス欠時)

ガス欠

ガス欠になった場合、ガソリン若しくは軽油を補給してもらう事が出来ます。多くの場合、保険期間中に1度だけ10Lまで無料で補給してくれます(2回目以降は実費負担)。

但し、保険会社によっては「契約初年度は10Lまで実費で補給し、2年目以降は保険期間中1度だけ無料で10L補給」というケースも有ります。

レッカー移動

車が故障して動かす事が出来なくなった場合、レッカー車に保険会社指定の修理工場等へ運んでもらう事になります。レッカー車による運搬サービスの利用料金は、保険会社各社で差が出るポイントです。

ロードサービスでレッカーを頼む際の料金と細かい疑問

JAFの料金制度(参考)

ここでは、参考にJAFでロードサービスを依頼するとどれくらいの料金が必要となるのかを、いくつかの状況について見ていきますしょう。

なお、JAFは会員か非会員かによって料金が大きく変わるので、両者の金額を記載しています。

レッカー車

バッテリー上がりの場合(一般道・昼間)

昼間に一般道でバッテリー上がりとなった場合は、以下の様な料金となります。

 会員非会員
基本料無料8,230円
作業料作業料4,650円
合計無料12,880円
部品代等実費実費

バッテー交換やバッテリー上がりをロードサービスに頼む時の料金

パンク修理の場合(一般道・夜間)

夜間の一般道でタイヤがパンクした場合、修理には以下の料金が必要となります。

 会員非会員
基本料無料10,290円
作業料無料2,790円
合計無料13,080円
備考

:大径のロックナットが付いている場合や、Wタイヤの内側を交換する必要がある場合は追加の作業料が発生する事も有ります。

ロードサービスでタイヤのパンクを修理したりタイヤ交換する時の料金

燃料切れの場合(PA・SA以外の高速道路内・昼間)

昼間に高速道路上で燃料切れとなった場合、JAFを呼ぶと以下の利用料金が必要です。

 会員非会員
基本料無料16,460円
作業料
合計無料16,460円

:燃料が軽油で、エアー抜き作業をする必要がある場合は、作業料が必要となることがあります。

なお、高速道路上のロードサービスはJAF車両の高速料金を負担しなければなりません。

事故車けん引の場合(一般道・昼間)

昼間に一般道で事故に遭い(若しくは車が故障)動かせなくなった場合、けん引するのに以下の料金が必要となります。

 会員非会員
基本料無料10,290円
作業料無料2,790円
合計無料14.940円
けん引料※1※1
備考※2※2

※1:会員は15kmまで無料(以降は1km毎に720円)、非会員は1km毎に720円。
※2:事故車両が横転していたり、転覆している場合は作業料が追加で必要となる場合があります。なお、レッカー車で4輪を釣り上げる場合は、作業料は9,300円です。

まとめ

いかがでしたか?自動車保険とセットになっているロードサービスも、便利な事が分かりましたね。

ロードサービスが付いている事すら知らなかったという方も、付いている事は知っていたけどJAFばかり使っていたという方も、一度どんな内容なのか見てみてはどうでしょうか。

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