任意保険のロードサービスを依頼した時に聞かれる事項や流れのまとめ

(この記事は約 4 分で読めます。)

事故・故障によって自動車トラブルが発生した時は、ロードサービスを依頼する事になります。

ロードサービスを依頼する時の全体の流れや聞かれる事項について紹介します。

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任意保険のロードサービスを依頼する時の流れ

ロードサービスの流れ(出典:セゾン自動車火災保険株式会社「そんぽ24」

任意保険のロードサービスを依頼する時の流れは、以下のようになります。

  • ①契約している保険会社のロードサービスセンターへ連絡
  • ②連絡を受けた任意保険会社が、ロードサービス提供車を手配
  • ③ロードサービス提供車が到着し、修理又はレッカー等のサービスを提供

ロードサービスを依頼した時に、レッカー作業が必要と判断されると、運転手及び搭乗者の移動手段は無くなります。というのも、契約者等々は基本的にレッカー車・故障車に乗る事が出来ないからです。

車のトラブル発生!レッカー車に一緒に乗って帰れますか?

この場合、契約しているロードサービスに宿泊・帰宅サポートが有るのであれば、保険会社に再度連絡して指示を仰ぎましょう(車両の状況によっては依頼時に聞かれる場合も有ります)。

勝手に宿泊施設を手配したり移動を行うと、費用補償を受けられない可能性がありますよ!

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ロードサービスを依頼する時に聞かれる事項

コールセンター

任意保険のサービスセンターに電話連絡をすると、サービス提供の為にいくつかの質問をされます。(車の状態によって内容は異なります)。

どういった質問をされるのでしょうか?

契約内容の確認

まず聞かれる事は、契約内容の確認事項です。

  • 契約者名・電話番号・住所
  • 保険証券番号
  • 車の登録番号(ナンバー) 等

トラブル発生地点が、電波の届かない場所であれば、電波が入る所まで徒歩で移動して電話をする事になります。その際、契約内容をスムーズに伝えられるように、保険証券も持ち歩きましょう。

場所

サービス提供車を手配する為に「車が停まっている場所」を聞かれます。

住所が分かる場合は、住所を都道府県から伝えるようにして下さい。

住所が分からない場合は、分かる範囲で良いので伝えるようにしましょう。そして、近くの建物などの目印になる物や国道などの通った道などの補足情報を伝えて下さい。それでも、コールセンターの人に伝わらない場合は、向こうからいくつか質問されると思うので、分かる範囲で答えましょう。

なお、スマートフォンの場合は、契約している保険会社のホームページにGPS現在位置特定サービスページが有るので、コールセンターに電話する前にホームページにアクセスして、現在位置を送信してから、画面の指示に従って、電話連絡を入れて下さい。

現在位置を送信しただけではロードサービスは手配されません。必ず電話連絡も入れて下さい。

車の状態

ロードサービス提供車は、全てのトラブルに対応出来るように、装備を整えているわけでは有りません。どのような損傷が有るのか、それにはどのような対応が必要かを予め確認し、装備を整えてから出動します。

そのため、ロードサービスを依頼する時には、損傷箇所や損傷の程度、故障箇所などを具体的に伝えましょう。

搬送する修理工場等の場所

レッカーが必要な場合は、搬送する修理工場等を聞かれます。修理を依頼したい修理工場が決まっていれば、場所を伝えて下さい。

事故・故障が発生した時間帯が修理工場の営業時間外であれば、一時ロードサービス業者が預かり、後に修理工場へ搬送する事になります(費用が発生する可能性有り)。

また、搬送先が決まっていない場合には、保険会社の指定修理工場へ搬送するように依頼すれば良いかと思います。(保険会社の指定工場に入庫すれば、修理期間中の代車を無料で提供してくれる場合がほとんどです。)

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専門家からのコメント

中村 傑 (Suguru Nakamura)

大垣共立銀行を退職後、東京海上日動火災保険に代理店研修生として入社。研修期間を経て、2015年に独立開業。2020年に株式会社として法人成り、現在に至る。家業が自動車販売業であり事業承継者でもある。車と保険の両方の業務を兼務しており、専門領域が広い事が強み。

中村 傑(Suguru Nakamura) ブログ

保有資格:AFPMBA中古自動車販売士、等

コメント

記事の内容に補足すると、①車の故障・損傷状態、②車種の情報、②道路の状況、を可能な限り詳しく説明する事があります。

①正確に車の故障、損傷状態を伝える事は難しいですが、現場に急行するレッカー隊員からすると、状況から必要な装備や車両を見極める為、可能な限り詳しく伝える事が必要です。また、最近ではメーター上に故障状況が表示される車もありますので、説明書を見ながら、状況を伝えるのが望ましいでしょう。

②車種の情報とは、車のエアロパーツ、改造の有無です。特に、車高が著しく低い車では、レッカー車への積載が困難なケースがあるので、予め伝える事が望ましいです。

③道路の状況は、非常に重要です。レッカー車というのは、車を積載する為、車体が大きく長いです。道路の状況によっては、現場まで入って行けない事もあります。広い大通りであれば問題はありませんが、軽自動車1台がギリギリ通れる様な道幅であれば、道路の状況を予め伝えておく必要があります。現場状況を正しく伝えなかった場合、現場にレッカー車が入っていけないので、最悪の場合、故障者を手で押す、レッカー車を別の車両で手配する、といった対応が必要となり余計時間が必要となります。

道路状況を正しく伝える事で出動するレッカー会社側も現場に急行させる車両を状況に適した車両にする事が出来ます。

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