自動車保険見直しガイド
運転者限定で割引

今回は運転者を限定する事によって、どの程度保険料が安くなるのか?というお話です。「運転者を限定する事の意味」や「限定する場合の注意点」なども合わせて紹介します。

運転者の範囲を限定すると補償範囲は狭まるが、保険料は安くなる

「運転者の範囲を限定する」とは「誰が運転している時の事故まで補償するか決める」という事と同義です。

一般的に、どの保険会社でも以下の区分で「運転者範囲の限定」を行っています。

  • ①記名被保険者本人限定
  • ②本人及び配偶者限定
  • ③本人と配偶者とその家族(*1)
  • ④限定なし(*2)

*1 「家族」には同居している親族及び別居の未婚の子が含まれます。
*2 別居の既婚の子・友人・知人など全ての人が補償対象になります。

例えば、記名被保険者本人のみに限定すると「記名保険者本人」が運転している時の事故は補償されますが、その配偶者が事故を起こした時は補償されない事になります。

「運転者を限定⇒補償の範囲が狭くなる⇒保険会社が保険金を支払うリスクが減る」という流れになっているので、自動車保険料も安くなるという訳ですね。では、続いてどれくらい保険料が安くなるのか見て行きましょう。

運転者を限定すると3%~9%の割引を受けられる!

保険会社によって若干割引率の違いは有りますが、概ね以下の様な割引を受ける事が出来ます。(また、本人限定がなく一番小さい補償範囲が「本人・配偶者限定」という保険会社も有ります。)

補償範囲
(運転者限定範囲)
割引率割引額
(基本保険料10万円と仮定)
本人限定約9%9,000円
本人・配偶者限定約7%7,000円
家族限定約3%3,000円
限定なし無し0円

個人的には、もっと割引率を高くしてくれても良いような気がします。例えば、「本人限定」と「本人・配偶者限定」を比較すれば、車を運転する人数は2倍になる訳ですから、単純に考えれば事故を起こすリスクも2倍です。しかし、割引率の差はたった2%しか有りません。

まぁ、どの家庭でも車を運転する人はほぼほぼ決まっているので、そんな極端な割引率は出せないのは分かっていますけど。

範囲限定で保険料を節約できる事例

例えば、同居していた子供が「就職」や「進学」で実家を出て一人暮らしすることになったなった場合などは節約のチャンスです。

恐らく、子供が実家に帰ってくるのは、お盆や年末年始などの長期休暇が有るときだけです。特に子供が就職した場合は、帰ってきてもせいぜい年間10日くらいでしょうか。

にも関わらず、自動車保険の範囲を「家族限定」にしておくのは勿体ないです。一旦、運転者の範囲を「本人・配偶者」のみ変更して、子供が帰って来ている時だけ「家族限定」にまた戻せば良いのです。自動車保険は電話一本で契約内容を簡単に変更できますからね。

先ほどの割引額の表を参考にして、この手法をとった場合の割引額を計算すると、「(7,000円-3,000円)×355日÷365日=約3,890円」となります。やらないよりはやったほうがマシという感じでしょうか。

万が一の場合のリスクと保険料節約額を天秤にかけよう

今回例として紹介した節約方法を使うと、車内外補償の人身傷害保険を契約している場合に、親元を離れた子供が被害者となる事故に対して、人身傷害保険から保険金が降りません。この辺りは下記記事参照。

人身傷害補償保険の落とし穴

加害者側がちゃんと任意保険に入っていれば問題有りませんが、任意保険に加入していない車も沢山走っています。万が一の事を考えれば、上記のようなケースでは補償範囲を限定しない方が良いかもしれません。

特に子供がいるような親御さんは、元々の保険料が安くなっている事が多いので、微々たる金額しか節約できない事も多いですかね。この辺りは、リスクと保険料節約額を天秤にかけて判断して下さい。

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