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ノンフリート多数割引

ノンフリート多数割引

今回は複数台の車を所有している場合に割引が受けられる「ノンフリート多数割引」制度について、各保険会社毎に比較していきたいと思います。

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保険会社毎のノンフリート多数割引の比較

■最終更新日:2017年4月5日

注意:保険会社によっては「ノンフリート多数割引」という名前ではなく「複数契約割引」と呼んでいる場合が有ります。両者に内容的な違いは無いので、表ではまとめて記載しています。

保険会社2台3台~5台6台
富士火災1%3%5%
マイカー共済
(全労済)
3%
共栄火災1%3%5%
あいおいニッセイ同和損保
(タフ クルマの保険)
2%3%5%
AIU無し5%7%
東京海上日動無し3%5%
朝日火災1%5%5%
日新火災1%3%5%
JA共済5%5%5%
エース損保無し3%5%
三井住友海上1%不明不明
損保ジャパン
日本興亜
1%3%5%
セゾン自動車600円
ソニー損保1,000円
アクサ適用なし
損保24適用なし
イーデザイン
損保
適用なし
ゼネラリ適用なし
SBI損保適用なし
セコム安心
マイカー保険
適用なし
三井ダイレクト
損保
適用なし
チューリッヒ適用なし(*1)

*1 イーデザイン損保とチューリッヒでは、複数台契約に関する明示的な割引制度は有りませんが、複数台の契約をすると図書券(1,000円~3,000円相当)が貰えるキャンペーンをやっている事が有ります。


表を見て頂ければ分かるように、ノンフリート多数割引を採用しているのは、三井住友海上やあいおいニッセイ同和損保などの「代理店型の自動車保険」が多いようですね。ディーラーなどの取扱代理店で車を購入する人に、自動車保険を販売しやすいようにする狙いが有るのかもしれません。

一方、「ダイレクト型の自動車保険」ではノンフリート多数割引を採用しているのは、セゾン自動車火災とソニー損保だけです。ほとんどの保険会社が採用していない事になりますね。そもそもの保険料が安いので、敢えてこの割引を採用する必要が無いのかもしれませんね。

さて、ノンフリート多数割引が有る会社の中で最も割引率が高いのは以下の通りです。

  • 2台持ち・・・JA共済(5%)
  • 3台~5台所有・・・AIU損害保険、朝日火災、JA共済(5%)
  • 6台~9台・・・AIU損害保険(7%)

それではノンフリート多数割引制度の概要について見ていきましょう。

ノンフリート多数割引制度とは?

2台の車とキー

ノンフリート多数割引は「1つの証券に2台以上をまとめて契約」することで割引を受けられる制度です。

条件は「記名被保険者を契約者又はその配偶者又はいずれかの同居の親族」として、1枚の保険証券(*1)で複数台契約をすることです。なお、ノンフリート多数割引は「同じ保険会社」で複数台契約する必要が有ります。

*1 保険会社によっては、複数の証券が存在する場合でも割引の適用が受けられる場合が有ります(1枚の保険証券にまとめなくても良いという意味)。詳細は各保険会社へ確認してみてください。

割引額

割引額は、一般的に「2台なら1%、3台~5台なら3%、6台以上なら5%割引」となっています。これよりも高い割引率を設定している保険会社が比較的お得という事になりますね。詳細は「保険会社毎の比較」でご確認下さい。

なお、契約期間中にノンフリート多数割引を適用していた車種を廃車にするなど、保険契約が無くなってしまった場合でも、残りの車の保険契約は満期が来るまでノンフリート多数割引の適用を受けた保険料で継続出来ます。

ノンフリート多数割引のメリット・デメリット

■メリット
PCのキーに書かれたメリットの文字

ノンフリート多数割引のメリットは先ほども書いたように、割引が受けられる事です。また、分割で保険料を払っている場合に、分割割増料金の適用が無くなる場合が
有るというメリットも有ります。

任意保険の支払い方法には「一括払い」と「分割払い」が有ります。通常、分割払いには割増料金が適用されるので、一括払いよりも支払う保険料が高くなってしまいます。なるべくなら一括払いを選択したいところです。

自動車保険の保険料は一括払いにするか分割払いにするかで約5%変わる

ただ、複数台の車を所有している場合には、1年に複数回(所有台数分)もまとまった出費をしなければならなくなります。これは辛いですよね。かと言って、分割払いを選択したとしても保険料が割高になってしまいます。

このような悩みを抱えている所有者にとって、ノンフリート多数割引の付随的効果である「分割割増料金の非適用」は嬉しいメリットです。保険料を抑え、かつ負担を分散出来ますからね。

■デメリット
陸上トラックのスタートライン

基本的に、複数の保険契約を1つの保険証券にまとめる事から、保険契約の満期日を統一させる必要が有ります(つまり、一旦解約して再び契約する事になる。)

この場合、キッチリと日割りで保険料の返還を受けられるなら問題無いですが、月割等での返還しかしてくれない保険会社の場合は損をしてしまう可能性が有ります。損をしない為にも、保険会社の担当者に相談しながら適用開始日を決定しましょう。

自動車任意保険を契約途中での解約は得?損?

また、1つの保険証券にまとめる事から、支払いも一人の保険者が負担する事になりますので、家族間での支払い分担の確認をしっかりしておきましょう。

フリート契約との違い

フリート契約もノンフリート多数割引も「複数の車の保険を1つの保険証券にまとめる」という意味では同じですが、あくまでもノンフリート多数割引は「ノンフリート契約」に基づく割引制度です。

従って、フリート契約のように契約車種中の1台で事故を起こしたからといって、他の車種の保険料に影響が及ぶという事は有りません。

例えば、父と母の車2台についてノンフリート多数割引の適用を受けている状態で、母が事故を起こしたとしても、翌年度の保険料に影響が有るのは「母の車の保険契約のみ」という事になります。

フリート・ノンフリートの違いは「フリート契約で保険料は安くなるか?フリート契約のメリット・デメリット」で詳しく解説していますので、そちらを参照して下さい。

セカンドカー割引と併用可能

ノンフリート多数割引はセカンドカー割引との併用が可能です。但し、以下の違いを理解しておいて下さい。

  • ノンフリート多数割引・・・保険会社違うと適用できない
  • セカンドカー割引・・・保険会社が違っても適用可能

まとめ~車を購入するタイミングを既契約の満期日に合わせましょう~

ノンフリート多数割引は、車を複数台所有している人の為の割引制度です。1つの保険証券に契約をまとめる事で保険料の割引を受ける事が出来ます。また、更新の手続きが1回で済む、というメリットも有ります。

ただし、この割引を受ける為には複数の契約の保険始期日(満期日)を統一させる必要が有ります。

既に車を複数台所有している人は、等級や保険料の返還等に注意しつつ契約をまとめるようにして下さい。また、これから2台目以降の車を購入する人は、所有している車の保険満期日に合わせて購入した方が良いでしょう。

最後に、自動車保険選びにおいて、ノンフリート多数割引を中心に考える必要は有りません。この割引が無いダイレクト型自動車保険と契約した方が、保険料は安くなる可能性が高いです。自動車保険の一括見積などを利用して、比較・検討するようにして下さいね。

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