自動車保険見直しガイド
車両保険

注:この記事は「車両保険の保険料」に関する記事です。車両保険の設定金額について知りたい方は下記記事を御覧ください。
車両保険金額の決め方・設定方法

車両保険の保険料として支払う金額は、個々人によって大きく変わるので相場や平均データを見てもあまり意味は有りません。しかし、皆がいくら車両保険にお金を払っているのか気になるのも事実。値段の目安としても利用できますからね。

そこでこの記事では、車両保険を付帯した場合の保険料相場を軽自動車・普通車・外車・新車・中古車ごとに紹介したいと思います。等級別・年齢条件別に分けて車両保険金額を見積もっているので、車両保険をかける時の参考にはなるのかなと思います。

車両保険込みの自分の保険料がいくらになるかピンポイントで知りたい人はこちらをクリック

車両保険金額(保険料)の相場・平均を見積もってみた

車とお金

見積もりに使用した共通の前提条件は以下の通りです。車種はワゴンR・プリウス・セレナ・ベンツの4車種です。

●初度登録年月日:2018年2月 ●事故有係数適用期間 0年 ●走行距離:5,000~10,000km ●運転者範囲:家族限定 ●免許の色:ブルー ●使用用途:主に通勤・通学 ●所在地:東京 ●車両保険の補償内容:一般タイプ・免責金額5万-10万

事故有係数の導入で免責ゼロを選択するメリットが少なくなったので、免責金額は「5万円-10万円」を設定し、車両保険のタイプはオールリスク型の一般車両保険を選択しています。

車両保険の相場記事で紹介している保険料に関する説明

また、下記保険料の金額として表示させている金額は、あくまでも「車両保険料部分(*1)」の金額だけです。車両保険以外の基本保険料は除外している事に留意して下さい。

*1 車両保険ありの保険料から車両保険なしの保険料を差し引いて算出。全体の任意保険相場をチェックしたい人は「任意保険の年齢・年代・車種別の相場事例まとめ」をご覧頂ければと思います。

【軽自動車】ワゴンRの車両保険料

スズキのワゴンR(出典:スズキ「ワゴンR」)

まずは軽自動車の車両保険料についてです。車種は「ワゴンR」を採用し、車両保険金額は175万円に設定しています。型式は「MH55S」です。見積もりはイーデザイン損保で行っています。

■軽自動車の車両保険料

等級/年齢条件年齢条件無し21歳以上26歳以上30歳以上
6等級84,890円42,860円38,610円31,260円
10等級59,660円30,120円27,130円21,970円
15等級50,620円25,550円23,020円18,640円
20等級38,830円19,600円17,660円14,300円

軽自動車には車両料率クラスが設定されていないので、車両保険料は他の軽自動車でも同じような金額になります。もちろん、車両保険金額や保険会社によって保険料は若干異なりますけどね。

なお、軽自動車にも2020年から車両料率クラスが導入される予定です。それ以降は、車種・型式によって車両保険料に大きな差が出る可能性があります。

軽自動車にも型式別料率クラスが導入される!保険料への影響は?

ちなみに、相場一覧表の「6等級」の金額は、継続契約で6等級になった場合の保険料を表しています(以下同じ)。新規加入時の保険料相場を知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。

いくら!?初心者が自動車保険に新規で加入する場合の保険料相場

【普通車】プリウスとクラウンの車両保険料

プリウス(出典:トヨタ「プリウス」)

続いて普通車の車両保険料についてです。車種は「セレナ」と「プリウス」を採用しています。では、それぞれの保険料相場を見てみましょう。見積もりは、ソニー損保で行っています。

まずはセレナから。車両保険金額は340万円。型式はGNC27です。車両保険に関する車両料率クラスは「4」です。

■セレナの車両保険料相場

等級/年齢条件年齢条件なし21歳以上26歳以上30歳以上
6等級184,090円100,410円72,590円63,170円
10等級125,000円68,180円49,290円42,890円
15等級111,370円60,750円43,920円38,210円
20等級84,090円45,870円33,160円28,860円

次はプリウスについてです。車両保険金額は285万円。型式はZVW50です。車両保険に関する車両料率クラスは「5」です。

■プリウスの車両保険料相場

等級/年齢条件年齢条件なし21歳以上26歳以上30歳以上
6等級212,030円114,720円82,940円72,170円
10等級143,980円77,890円56,310円49,010円
15等級128,270円69,400円50,170円43,660円
20等級96,860円52,400円37,880円32,970円

全体としては、年齢が若いほど、そして等級が低いほど、車両保険に関する保険料は高くなります。これは軽自動車の場合と同様です。

これに加えて、普通車の特徴は、車両料率クラスの影響を大きく受ける点です。

料率クラスと保険料の関係

今回見積もった2車種の車両料率クラスは、セレナが「4」でプリウスが「5」です。クラスが1違うだけで保険料は、約1.15倍プリウスの方が高くなっています。

しかも、車両保険金額はセレナの方が55万円多い設定です。基本的に車両保険に関する保険料は車両保険金額が多いほど高くなっていくのですが、車両保険金額が多いセレナの保険料が安くなっています。それだけ車両料率クラスの影響が大きいという事が分かりますね。

あなたの車の車両料率クラスは基本的に保険証券に記載されていますが、今手元に無い人は以下の記事でチェックしてみてくださいね。

車両料率クラスとは?【2017年の型式別料率クラス一覧表付】

【外車・輸入車】ベンツの車両保険料

ベンツcクラス(出典:メルセデス・ベンツ)

次は外車・輸入車の車両保険料についてです。車種はベンツ(Cクラス)を採用。型式は205042C。車両保険金額は570万円です。見積もりはアクサダイレクトで行っています。

■外車・輸入車の車両保険料

等級/年齢条件年齢条件なし21歳以上26歳以上30歳以上
6等級381,560円282,500円157,220円130,410円
10等級260,000円192,740円104,350円86,840円
15等級228,640円168,590円90,490円75,110円
20等級168,560円121,960円65,260円52,900円

やはり外車の車両保険料は高いです。ここまで紹介してきた国産の軽・普通車とは比べ物になりません。

外車の車両保険料が高い理由は、車両料率クラスが「8」や「9」という高い設定になっているからです。今回見積もりに採用したベンツCクラスは「8」です。

もちろん、全ての外車が高い設定になっているわけではありませんが、高級車は基本的に高い設定になっています。

事故時の修理費用が高い事や盗難のターゲットになりやすい事が原因です。

このような理由で外車の車両保険料金はどうしても高くなってしまいます。高級車ですから車両保険を付帯しないわけにもいかないので、付帯する事を前提に保険料の節約に努めていきましょう。

車両保険の相場は新車と中古車でいくら変わる?

中古車

ここまで紹介してきた車両保険相場は新車を前提にした金額です。みなさんの中には、中古車の車両保険相場が気になる人もいるでしょうし、購入後2年目以降の車両保険相場が気になる人もいるでしょう。

そこでここでは、新車の時の車両保険料が1年落ち・2年落ちと古くなるにつれ、どのように変化していくのかを見ていきたいと思います(このセクションの保険料も車両保険のみの金額です)

車種は普通車がフィット(型式:GK3)、軽自動車がムーヴ(型式:LA150S)です。見積もりを取る保険会社はそんぽ24です。なお、その他の主な見積条件は以下の通り。

●等級:11等級 ●年齢:26歳(26歳以上補償) ●運転者範囲:家族限定 ●免許の色:ブルー ●使用用途:主に通勤・通学 ●所在地:東京 ●事故有係数適用期間 0年 ●走行距離:4,000~7,999km ●車両保険の内容:一般タイプ・免責金額5万-10万 等

■新車と中古車の車両保険料金

年式フィットムーヴ
新車39,890円
(155万)
35,680円
(165万)
1年落ち38,440円
(115万)
33,130円
(130万)
2年落ち38,080円
(105万)
32,760円
(125万)
3年落ち37,900円
(100万)
32,400円
(120万)

()内の金額は、車両保険金額です。車両価値の低下に伴って、車両保険金額も年々低下していきます。なお、各年式の金額は、そんぽ24が提示した金額をそのまま使用しています。

単純に「新車」と「中古車」の車両保険料を比較すれば、年式が古い中古車ほど保険料が安くなっていきます。しかし、これは新車・中古車という違いによるものではなく、車両保険金額の影響を受けたためです。

たとえばフィットの場合だと、新車時の車両保険金額155万円が3年落ちになると100万円まで下がっていますよね。この差額が保険料に影響しているんです。中古車でも新車と同じ車両保険金額を設定すれば、基本的に新車と同じ保険料になりますからね。

つまり、新車・中古車という区別だけで車両保険の保険料は変化しないということです。

なお、そもそも中古車などの古い車に車両保険が必要なのか?と疑問に思っている人もいると思うので、その点については以下の記事を参考にしてくださし。

中古車でも車両保険は必要?必要なら金額設定は?
車両保険は新車購入から何年目まで付けるべきかの目安と事例

自分の場合の車両保険込の最安保険料がいくらになるかピンポイントで知りたい人はこちらをクリック

車両保険料金を少しでも安くしたいなら

保険料の節約

車両保険を付帯すると、どうしても保険料が高くなってしまいます。ただ付帯しないわけにもいきませんよね。そのため、車両保険料金をなんとか安くしたいと思う人は多いはずです。

そこで車両保険料金を安くする方法を2つ紹介したいと思います。

  • エコノミータイプ(限定タイプ)を付帯する
  • 免責金額を設定する

車両保険をエコノミータイプにすれば保険料はほぼ半額に

エコノミー型と一般型の選択

ここまで紹介した車両保険料金は、一般タイプの車両保険を付帯した場合の金額です。実は車両保険にはもう1つ補償範囲が限定されたエコノミータイプというものがあります。

車両保険をこのエコノミータイプにする事で、他の条件にもよりますが、車両保険料をほぼ半額にまで抑える事ができます。

では、タイプの違いによる保険料を実際の見積もりで確かめてみましょう(こちらも車両保険部分のみの保険料)。主な見積条件は以下の通りです。

●事故有係数適用期間 0年 ●等級:10等級 ●記名被保険者の年齢:30歳 ●走行距離:5,000~10,000km ●運転者範囲:本人及び配偶者 ●運転者年齢条件:26歳以上補償 ●免許の色:ブルー ●使用用途:主に通勤・通学 ●所在地:東京 ●車両保険の免責金額:設定なし ●その他補償内容はイーデザイン損保デフォルトの補償内容をそのまま使用。

 ワゴンRプリウスクラウン
エコノミー型車両保険15,510円19,830円23,210円
一般車両保険40,490円45,470円53,230円

ワゴンR・プリウス・クラウンの3車種で見積もりをとりましたが、エコノミータイプの車両保険料はどの車種でも一般タイプの車両保険料の半額以下になっています。

車両保険の保険料が高いなぁ、と感じている人はエコノミータイプの付帯を検討してみてはいかがでしょうか?

ただし、エコノミータイプの車両保険は、一般的に「自損事故・盗難・自転車との事故」による損傷・被害が補償対象外となっています。付帯を検討する際は、こうした事も含めて考えるようにしてくださいね。

車両保険をエコノミー型にすれば安くなるが、それで十分か考えよう

免責金額の設定で保険料はさらに安くなる

車とお金

もう1つの車両保険料を節約する方法が「免責金額の設定」です。免責金額とは、契約者の自己負担額の事を言います。免責金額を設定すると、車両保険使用時に保険会社の負担が減るので、契約時の保険料が安くなります。

これについてもどれだけ保険料が安くなるのかを実際に見積もりをとって確認してみましょう。主な見積条件は以下の通りです。

●車種:プリウス ●型式:DAA-ZVW30 ●初度登録年月日:2014年6月 ●事故有係数適用期間 0年 ●等級:10等級 ●記名被保険者の年齢:30歳 ●走行距離:5,000~10,000km ●運転者範囲:本人及び配偶者 ●運転者年齢条件:26歳以上補償 ●免許の色:ブルー ●使用用途:主に通勤・通学 ●所在地:東京 ●車両保険の設定金額:215万円 ●他補償内容はイーデザイン損保デフォルトの補償内容をそのまま使用。

免責金額一般タイプエコノミータイプ
0万円-0万円53,570円
(100%)
23,360円
(100%)
0万円-10万円43,540円
(81.3%)
18,980円
(81.3%)
5万円-5万円36,710円
(68.5%)
16,000円
(68.5%)
5万円-10万円36,210円
(67.6%)
15,790円
(67.6%)
10万円-10万円29,930円
(55.9%)
13,050円
(55.9%)

()内の数値は、免責金額を設定していない場合の保険料に対する各免責金額設定時の保険料の割合を示しています。

どうですか?「10万円-10万円」の免責金額を設定すれば、ほぼ半額にまで保険料を抑える事ができます。設定できる免責金額は保険会社によって異なるので、どれくらい保険料が安くなるのか、実際に見積もって確かめてみましょう。

:「免責金額の設定」=「受け取れる車両保険金の減額」となる点は覚えておいてください。

車両保険に免責金額を設定して保険料を節約~おすすめ免責金額も紹介!

~まとめ~車両保険金額が気になるなら見積もりを取ってみよう!

パソコンを見て喜ぶ女性

以上、色んなパターンの車両保険料を見てきましたが、全体的に分かるのはやっぱり「等級が低いと保険料が高くなるな・・・」「年齢条件を厳しくすれば保険料が安くなるな・・・」という事でしょうか。

自動車保険料の保険料は車両保険に限らず、「車種・年式・等級・年齢条件・運転者範囲・免許の色・走行距離・補償内容」などなどを細かく区切り、それぞれのリスクを評価した上で、全体的に保険料が決まるようになっています。

従って、条件が違えば保険料が大幅に変わって来る可能性が有ります。正確な相場を知りたいのであれば、自分で見積もりを取ってみるのが一番です。

車検証と免許証さえ有れば、5分もかからずに見積もりを取れるので、自分の適正保険料を知りたい人は、面倒臭がらずにやってみることをおすすめします。

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