自動車保険見直しガイド
鍵穴を壊そうとする車上荒らしの犯人

鍵穴を壊そうとする車上荒らしの犯人

車上荒らしの発生件数は年々減少していますが、それでも年に数万件発生しています。この数字を見ると、車上荒らしの被害に遭った事が無い人も他人事では有りませんよね。

車上荒らしで盗まれる物は、車内に積載している物品(カバンやカメラなど)やカーナビなどが多いです。また、車に装着しているパーツ(バンパーやドアミラー等)も盗まれる事が有ります。

こうした被害に加え、車内の物を盗む為に窓ガラスが割られたり、鍵穴が壊されたりと車両本体に被害が発生します。

これらの車上荒らしの被害に対して保険金は降りるのでしょうか?

なお、車両自体が盗難被害に遭った場合の補償については下記記事を参考にして下さい。

車が盗難された時に車両保険は使えるのか?

車上荒らしで保険は降りる?

車上荒らしは車両保険の補償対象となっています。車両保険には「一般タイプ」と「エコノミータイプ」が有りますが、どちらの場合でも補償されます(参考:車両保険のタイプ)。

ただし、車両保険で補償されるのは車上荒らしによって損害を受けたガラスやドアの修理費用と盗難されたカーナビなどの車に装着された物品です。車両に積載していたカバンやカメラなどは補償されません。

カバンを盗む車上荒らしの犯人

カバンやカメラなどの車両に積載している物についてはある特約を付帯していれば補償される場合が有ります。その特約は「車内身の回り品特約」です。これは車内(トランクも含む)に積載していた物が事故や車上荒らしによって損壊・盗難に遭った場合に補償してくれる特約です。

ただし、車上荒らしによる被害を補償するかどうかは保険会社によって異なります。例えば、ソニー損保では車上荒らしは車内身の回り品特約の補償対象ですが、セゾン自動車火災保険では車上荒らしは補償対象外となっています。

このように保険会社によって補償内容が異なる点には注意が必要です。契約している保険会社の補償内容をチェックしておきましょう。

車上荒らしで保険を使用すると1等級ダウン

車上荒らしは1等級ダウン事故に該当します。そのため、車上荒らしに遭って車両保険又は車内身の回り品特約を使用すると翌年の等級が1つ下がる事になります。さらに、「事故有り」の割引率が適用されます。

例えば、現在の等級が15等級だった場合、車上荒らしで保険を使用すると翌年の等級は14等級になり、適用される割引率は31%になります。この具体例を表にまとめると以下のようになります。

 翌年の等級翌年の割引率
自動車保険を使用14等級31%
自動車保険を使用しない16等級52%

この場合だと割引率が21%も違ってきます。車上荒らしによる損害額と保険料の値上げり分を天秤にかけて、自動車保険の使用について考えた方が良いでしょう。

免責金額を設定している場合は注意

車両保険・車内身の回り品特約には免責金額を設定する事が出来ます。免責金額とは自己負担額の事です。例えば、5万円の免責金額を設定すれば、損害額から5万円が差し引かれた保険金が支払われます。

免責金額を設定している場合には、車上荒らしによる損害が少額であれば、支払われる保険金は僅かな金額になってしまいます。損害額6万円で免責金額5万円の場合には、1万円しか保険金が支払われません。

もし免責金額を設定しているのであれば、さきほどの等級ダウンによる割引率の低下も併せて、保険の使用を考えるようにしましょう。

車上荒らしへの対策

保険で被害額が補償されたとしても、盗まれた物自体は返ってきません。例えば、カメラで撮った写真データは戻って来ないわけです。やはり、車上荒らしに遭わない為の対策はしておいた方が賢明です。

ドアをロックせずに又は窓を開けて車から離れない

ロックしてない車のドア

これは車上荒らし対策というか基本的な注意事項ですね。犯行の動機を与えるような行為は絶対してはいけません。少しの油断が車上荒らしの被害の原因となってしまいます。

すぐに済む用事だったとしても車を離れる時は必ずロックするようにしましょう。また、窓も必ず閉めてから車を離れましょう。少しの隙間でも針金などでドアロックを解除されてしまうためです。

現金やカードなどは車に置きっぱなしにしない

ETCカードが挿入されたままの車載器

これも基本的な注意事項です。特に車外から見える位置に現金(財布など)やカードを置いておくのは危険です。車上荒らしの犯人に対してニンジンをぶら下げているようなものですからね。

ETCカードも車から離れる時は持ち歩くようにした方が良いでしょう。

駐車する場所はなるべく屋内に

シャッター付きのガレージ

車上荒らしの被害の多くは屋外の駐車場に駐車しているケースです。これは自宅の駐車場も含まれます。屋内の駐車場やシャッターが付いている駐車場と比べると、車上荒らしの犯人が犯行を行い易いのでしょう。

そのため、自宅でも外出先でもなるべく屋内の駐車場に駐車するようにしましょう。どうしても屋外に駐車せざるを得ない場合は次に紹介する対策グッズを取り入れみると良いかもしれませんね。

車上荒らしの対策グッズ

最後に車上荒らし対策グッズをいくつか紹介しておきます。

■音と光を発するアラーム

セキュリティアラーム(出典:Amazon)

まず最初に紹介するのはカーメイトの「自動車用セキュリティナイドシグナルアラームEX-R」です。車に衝撃が加わると、ブルーLEDで激しく点滅すると同時に警報音を発します。また、平常時もブルーLEDが点滅しているので、犯人への威嚇にも効果的です。

車上荒らしの犯人は誰にも気付かれずに犯行を行いたいわけです。そのため、このアラームが装着されている車両を敬遠する可能性が高くなります。また、アラームが設置されている事に気付かずに犯行に及んだとしても光と警報音に驚いて退散していくでしょう。

■ドライブレコーダー

ドライブレコーダー(出典:Amazon)

次に紹介するのはDBPOWERの「ドライブレコーダー」です。Gセンサーが付いているので、衝撃・振動を感知すると自動て録画を開始してくれます。また、駐車中のモニター機能も付いているので車上荒らし対策にオススメです。

車上荒らしの犯人は、自分の顔が録画されて捕まるリスクを回避したいはずです。ドライブレコーダーが設置されている車両はそのリスクが高くなるので、ターゲットを変更するはずです。

車上荒らし対策以外にも、当て逃げや事故時の証拠保全にもなるので、ドライブレコーダーはオススメです。

ドライブレコーダーは証拠保全には必須

ドライブレコーダー設置ステッカー(出典:Amazon)

さらに「ドライブレコーダー作動中のステッカー」も貼っておくとより効果的かもしれませんね。

■センサーライト

センサーライト(出典:Amazon)

次に紹介するのは駐車場の防犯レベルを上げるグッズ「センサーライト」です。人感センサー機能が搭載されているので、車上荒らしの犯人に反応して明るい光で犯人を照らし出します。

犯人はなるべく人に見られない暗い場所で犯行を行いたいはずです。しかし、車に近づけばセンサーライトが反応するので、犯人にとってはとても犯行がしにくい環境になります。

犯人が犯行に及びにくい環境を作る事が車上荒らし対策として重要なポイントになります。そのため、センサーライトはオススメの対策グッズと言えるでしょう。

■防犯カメラ

防犯カメラ(出典:Amazon)

もう1つ駐車場の防犯レベルを上げるグッズを紹介しておきますね。それは「防犯カメラ」です。

ドライブレコーダーと設置する意図は同じですが、効果は防犯カメラの方が優れています。車全体を監視し続ける事が出来るので、犯人が車に近づきにくくなるからです。またこの防犯カメラは赤外線機能が付いているので夜間の監視にも対応可能です。

ダミーの防犯カメラ(出典:Amazon)

本格的な防犯カメラには手が出ないという人にオススメなのが「ダミーの防犯カメラ」です。この商品は店舗内によく設置されているドーム型の形をしています。そのため、見た目はまるで本物です。また、赤いLEDが点灯するので夜でも防犯効果が有ります。

お手軽に車上荒らし対策を始めたい人にはオススメの商品です。ただし、ダミーだとバレたら意味が無いのでその他の防犯グッズと併用して使用するようにして下さいね。

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