10円パンチや落書きなど車にイタズラされた時の車両保険の支払いと等級

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車の傷
愛車に下記のようなイタズラをされた経験は有りますか?

  • 10円パンチ(10円玉等で線状の傷を付けられる)
  • 塗料などで落書き
  • ボンネットに乗られて凹む
  • 石などを投げつけられる 等

自分の車に、このようなイタズラをされるとかなりイラっとしますし、愛車を傷つけられたショックですぐには立ち直れません。そして、少し時間が経過した後で無残な自分の車を見ながら、ふと思うわけです。

「修理代は誰が払うの?保険って使える?」

もちろん、保険は使えます。車両保険はイタズラ等が原因で車が傷付き、修理に出すことになった場合の補償にも使えますからね。

ただし、イタズラが原因での車両保険の利用は、1等級ダウン事故に該当しますので「修理代」と「保険料の値上がり」のバランスを考えて、使用するか否か判断して下さい。(保険を使わない方が得になる時・損になる時


Q子さん
Q子さん

10円パンチってなんなの?

A太郎くん
A太郎くん

10円硬貨などを使って停車している車に傷をつけるイタズラの事ですよ。

Q子さん
Q子さん

いたずらにしては度が過ぎてるわね・・・。ところで100円なら100円パンチなの?

A太郎くん
A太郎くん

やられた方は気が付かない内に傷を付けられているわけですからね。100円玉でも硬貨を使ってなくても、10円パンチって言いますね。

A太郎くん
A太郎くん

ちなみに立派な犯罪行為なので、イタズラでは済みません。

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10円パンチや落書き等のイタズラは車両保険の補償範囲

自動車へのイタズラは、任意保険の車両保険に加入していれば補償されます。

ここで気になるのが車両保険のタイプです。車両保険のタイプには、「一般タイプ」と「エコノミータイプ」が有ります。いずれのタイプでも補償範囲となるのでしょうか?

一般タイプ・エコノミータイプでも補償

以下は、ソニー損保の車両保険タイプ別の補償範囲です。

車両保険タイプ(出典:ソニー損保

一般タイプでもエコノミータイプでも補償されています。ソニー損保だけでなく、他の保険会社でも同様です。

車両へのイタズラは、犯人を特定出来なければ自己負担となってしまいますので、最低でもエコノミータイプの車両保険は付帯しておいた方が良いでしょう。

Q子さん
Q子さん

自分には何の非もないのに、なんだかやるせないわよね。

A太郎くん
A太郎くん

確かに許せない行為ではありますが、自衛の為の自動車保険なので入っておいた方が良いですよ。

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イタズラされて車両保険を使用すると1等級ダウン

自分に全く非の無いイタズラであっても、修理する為に車両保険を使用すれば、翌年の等級は1等級下がってしまいます。また、事故有係数も適用されます。その結果、翌年に支払う保険料が高くなってしまうんですね。

ただ、物は考えようです。軽いイタズラの場合は、修理代があまり高くならない可能性が有ります。少額な修理代の為に車両保険を使用して、翌年から高額な保険料を支払うのは「ナンセンス」です。

修理代が少額で有るならば、自費で修理してしまえば、翌年の等級は1つ上がりトータルで得する時(*1)も有ります。そのため、修理代と翌年以降の保険料の増額分の兼ね合いを考慮して、車両保険を使用するかしないかを決めた方が良いでしょう。

*1 得をするという言い方は語弊が有るかもしれませんね・・・。自分に全く責任は無いわけですから。ただ、車へのイタズラは、ドライバーなら誰しも一度は経験するものなので、仕方ないと割り切る心も必要だと思いますよ!

Q子さん
Q子さん

つまりは、「等級が一つ下がって高くなる保険料」と「修理費用」のどちらが高いのか?ってことよね。

A太郎くん
A太郎くん

そうですね。ちなみに、無事故の場合は翌年一つ上がるわけですから、保険を使った場合と使わなかった場合の差は2等級分ということになるので気を付けてくださいね。

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イタズラ対策として出来る事

10円パンチや落書きなどのイタズラを完全に無くす事は出来ません。ほとんどのケースで善悪の判断がつかない子供が犯人でしょうから、やるなと言ってもやってしまう子供も出てきます。

なので、子供はそういうイタズラをやるものだ!と割りきって、ドライバー側で対策を施しましょう。多少はイタズラされるリスクを軽減できると思いますよ。ここでは、3つの対処法を紹介したいと思います。

駐車場を屋内駐車場に変える

自宅の車庫等に入れている人はあまり関係ありませんが、家の近くの青空駐車場を借りている人は要検討です。やはり、青空駐車場は子供の遊び場にもなりやすいですし、必然的にイタズラの対象になりやすいです。

青空駐車場

イタズラじゃなくても、球遊びしていてサッカーボールなどが車にぶつかる可能性だって有ります。そういう事を考えると、青空駐車場から屋内駐車場に変えた方が傷つけられるリスクは減るのかなと思います。青空駐車場に比べると、屋内駐車場で遊ぶ子供は少ないと思いますしね。

ただ、青空から屋内へ駐車場を変更すると、駐車場代は高くなってしまうのがネックです。

車にボディーカバーを取り付ける

車にボディーカバーを取り付けるのは、結構面倒ですが、カバーを取り付ければ子供の視界から自分の車が無くなるので、イタズラの対象にされるリスクが多少は減ると思います。

それに、カバーを取り付けておけば、雨や黄砂などの車が汚れる原因をシャットアウトしてくれるので、将来的に車を売却する事になった時に、査定価格が少し高くなる可能性も有ります。

ドライブレコーダーを設置する

ドライブレコーダーを設置しておけば、車にイタズラした人を特定出来るかもしれません。特定出来れば、その人に対して修理代を請求することが出来るので、車両保険も使わなくて済みます。

ドライブレコーダーの選び方と設置位置の決め方

但し、停車中にドライブレコーダーを作動させるためには「車への衝撃」が必要になります。落書きとかだと車に衝撃が与えられている訳では無いので、ドライブレコーダーが作動しない可能性は有りますね。

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