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証拠保全の為にドライブレコーダーを買うことは決めた!でも、どのドライブレコーダーを選べば良いか分からない・・・という人もいるのではないでしょうか?
ドライブレコーダーの機能は、機種によっても大きく変わります。どのような機能が必要なのか?ドライブレコーダーの選び方について、紹介したいと思います。
ドライブレコーダーの選び方
ドライブレコーダーには、衝撃によって録画を開始する基本的機能の他に、主に以下のような機能・性能の違いが有ります。
- 音声録音
- 画質
- 駐車(エンジン停止)中も作動 等
ここでは、上記3つの機能がどんな場面で役立つのか紹介しますので、ドライブレコーダー選びの参考にして下さい。当然、全て揃っているドライブレコーダーを選んだ方が良いです。
ただ、予算の問題も有ると思うので、お財布と相談しながら、必要な機能・不要な機能を選別するようにしましょう。
音声機能付きレコーダーも選択肢の1つ
ドライブレコーダーには、音声録音にも対応している物が有ります。
映像だけで良いのではないか?と、思う人がほとんどでしょう。しかし、音声も証拠として役に立ちます。例えば「急ブレーキの音」なんかは、とても役に立ちます。
事故直前に、相手車両の急ブレーキの音が無ければ、相手が居眠り運転や脇見運転をしていた可能性が高くなります。映像以外にも、音で相手の過失を立証出来る場合も有ります。
音声機能が有るドライブレコーダーを選ぶのも有りかもしれません。
画質~夜間や暗闇にも対応しているドライブレコーダーが◎
映像が不鮮明だと「相手車両のナンバー」が見えにくい場合が有ります。ナンバーが見えなければ、当て逃げ等の犯人を特定するのが難しくなります。
そのため、なるべく画質は高い方が良いです。夜間やトンネルなどの暗い道でも、相手のナンバーが見えるくらいの高画質のドライブレコーダーにすれば問題無いかと思います。
駐車(エンジン停止)中も作動すれば当て逃げにも対応可能
駐車中の映像が役に立つのは、当て逃げや車上荒らしなどに遭った場合です。
運転中ではなく、停車中のセキュリティを向上したい人は、駐車中も作動するドライブレコーダーを選ぶと良いでしょう。
ドライブレコーダーの設置位置
前方にドライブレコーダーを設置するのは当然です。そして、カメラを増やせば、車の前方だけでなく後ろや横の映像も録画可能です。しかし、横や後ろの映像を録画する必要が有るのか?と疑問に思うのも当然です。
以下、それぞれ個別に見ていきます。
後方にも設置するのがおすすめ!
後方からの追突事故・警察車両の違法取締方法の確認・当たり屋対策の為にも、後ろにカメラを設置しておいた方が良いでしょう。
例として、警察の取締と当たり屋対策の為に、なぜ後方のドライブレコーダーが必要なのか説明します。
■警察の違法取締に対する対策
高速道路でスピードを出している時に、覆面パトカーが赤色灯も点けずにもの凄いスピードで追ってきて、スピード違反を指摘してくる事がありますよね。
赤色灯を点けていなければ、緊急車両にはならず、パトカー自身もスピード違反となりますし、追尾式スピード違反の取締は、赤色灯を灯火させた上で一定距離を追走し、速度計測の正確性を担保しなければならないというルールが有ります。
ルールを守っていない覆面パトカーによる取り締まりには、本来有効性は有りません。しかし、例え有効性は無かったとしても、証拠が無ければどうすることも出来ません。切符を切られて終わりです。
後方にドライブレコーダーを設置していれば、こういった後方からの理不尽な取り締まりにも対応可能です。
■当たり屋対策
当たり屋の多くは、バックをしている車両を狙っています。バック中に「死角」から飛び出されると、避けるのは至難の業ですよね。
飛び出してきた人が「当たり屋」である事を立証するのはなかなか難しい事ですが、ドライブレコーダーを後方に設置しておけば、立証可能性が高まります。
このように、ドライブレコーダーは前だけでなく後方にも付けておいた方が良いと思います。
横への設置は絶対ではない
横にもカメラを設置すれば、全方位を監視することが出来ます。しかし、横へのカメラの設置は絶対では有りません。
というのも、最近のドライブレコーダーのカメラが確保する角度が「120°~140°」と、かなり広いからです。前後に付ければ、240°~280°の角度をカバー出来るので、全方位までは必要ないのかなと思います。
従って、余裕が有れば付ける、余裕が無ければ付けないという、シンプルな選択で構いません。
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