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「JAFの年会費4,000円をなんとか無料にできないのか・・・。」
自動車にロードサービスは必要だと分かっていても、JAFの年会費を支払い続ける事を負担だと感じているのではないでしょうか。
JAFに5年加入すれば20,000円、10年加入すれば40,000円を支払う事に・・・（入会金は含めず）。
家族も入会すれば、負担がさらに重くなります。
出来れば節約したいところですよね。
そこで今回は、このJAFの年会費を無料にする2つの方法を紹介します。
- ① JAF以外のロードサービス（自動車保険やクレジットカード）を選択する方法
- ② JAFに加入しつつ年会費を無料にする方法
まずJAF以外のロードサービスを選択して、年会費を無料にする方法から見ていきましょう。
JAF以外のロードサービスを利用して年会費を無料に！
「ロードサービスといえばJAF」と考える人は多いと思います。
実際、JAFに入会している人は約1,800万人もいます（参考：JAF会員数の推移）。
しかし、ロードサービスを提供しているのはJAFだけではありません。自動車保険やクレジットカードもロードサービスを提供しています。
これらのロードサービスを利用すれば、JAFの年会費4,000円を無料にする事が可能です。
もちろん、「JAFに加入しない」というのが前提条件です。
自動車保険のロードサービス
自動車保険のロードサービスは、保険会社によって無料で自動付帯となる会社もあれば、セゾン自動車火災保険のように付帯するか選択出来る会社もあります。
ロードサービスが無料で自動付帯される自動車保険であれば、JAFの年会費4,000円を全額節約する事ができます。
一方、セゾン自動車火災保険のような選択制の自動車保険では、「JAFの年会費4,000円－ロードサービス分の保険料」の節約が可能です。
たとえば、セゾン自動車火災保険では、1,940円（*1）でロードサービスを付帯する事が出来るので、約2,000円の節約になります。
（出典：セゾン自動車火災保険‐見積結果抜粋）
*1 見積条件によって異なる場合があります。
有料のセゾン自動車火災保険でも、JAFの年会費の半額となっているのでいかにJAFが高いのかが分かりますね。
ただ、ロードサービスを自動車保険だけにするデメリットも有ります。
また、JAFと自動車保険を併用すればロードサービスがより充実する事もあります。
その辺りの事も検討してから、JAFの年会費の節約を判断して下さいね。
ロードサービス付きのクレジットカード
もう一つの方法は、ロードサービス付きのクレジットカードの利用です。クレジットカードの中には年会費が無料の物もあるので、JAFの年会費4,000円がまるまる節約出来る事になります。
そこで、オススメのロードサービス付きのクレジットカードを紹介していきたいと思いますので参考にしてください。
ロードサービス付きクレジットカードランキング（おすすめ5選）
■第1位 ENEOS Sカード
*1 利用金額に関係無く、年に1回カードを利用する事で年会費は無料
年に1回利用するだけで年会費が無料になるお得なロードサービス付きのカードです。
お手軽にJAFの年会費4,000円を節約する事が出来るのはこのENEOS Sカードだけです。ただし、ロードサービスの無料対応回数が年に2回までという点は注意が必要です。（年間に利用するロードサービスが3回目以降の出動費用は実費となります）
さらに一番拠点の多い全国のENEOSのガソリンスタンドでガソリン・軽油の割引がいつでも2円/Lとなり、こちらも非常に嬉しい特典となっています。
ロードサービスの対象はカード利用者が運転していた場合となりますが、家族カードは年会費が永年無料なので家族の人も運転する場合には家族カードも申込する事でロードサービスの対象となります。
出典・参考資料：ENEOS HP
■第2位 出光カードまいどプラス
*2 カード発行後1ヶ月間は、ガソリン・軽油が5円/L、灯油が3円/Lの割引となります。
出光カードまいどプラスも年会費が無料となるカードですが、ロードサービスに関しては年会費が750円必要となります。
ENEOS Sカードと比べると無料では無い点で見劣りしますが、JAFと比較するとかなりお得なカードとなります。
ガソリン・軽油の値引きもENEOSカードと同様に出光のガソリンスタンドで2円/Lの割引を受ける事が出来ます。
*3 前年度のショッピングでの利用金額が10万円以上の場合は年会費が無料になります。
年会費が無料になる可能性のあるカードは「ENEOS Sカード」と「CLUB AJカード」です。
ただENEOS Sカードの条件より少し高いハードルとなっています。
年間10万円のカード利用が必要となっているからです。
しかしながら、年間10万円を月額にすると約8,333円なので、クレジットカードで買い物をよくする人にとっては簡単にクリア出来るラインだと思います。
そして、何と言ってもCLUB AJカードの優れている点は、ロードサービスの充実度です。
今回紹介する5つのカードの中では、ロードサービスの手厚さは1位です。
JAFと比較しても遜色の無い、いや優れている、と言っても過言では有りません。JAFの年会費4,000円を節約するだけでなく、質の高いロードサービスを求める人にはオススメのカードとなります。
ただし、家族カードが無いので、家族の人もロードサービスの対象とする場合には、家族分のカードの申込が必要になります。
そして、全てのカードの年会費を無料にするには1枚につき10万円のカード利用が必要になる点はデメリットとなるでしょう。
■第4位 りそなカード スタンダード
750円のオプションでロードサービスを付帯する事が出来ます。
女性向きのアートレッドのデザインを選択可能です。
入会後3ヶ月間はポイント3倍などの特典があります。
■第5位 P-oneカード
*4 新規発行手数料が1,000円、更新手数料が1,000円が必要になります。
年会費・ロードサービス年会費は、5枚のカードの中で3番目に安いカードとなりますが（ENEOSやCLUB AJの無料条件をクリアした場合）、家族カードの年会費が必要である事や、ETCカードの発行に手数料が掛かり、さらにETC利用料は1％割引特典の対象外である事から5位という結果になりました。
JAFとクレジットカードのロードサービス比較
ロードサービス付きクレジットカードのランキング上位3位のカードとJAFのロードサービスの内容を比較していきます。
主なロードサービス内容比較
ロードサービスの内容では、CLUB AJカードがかなり優れています。
その他の3つはそこまで大差がありません。
年会費をお手軽に無料にしたい場合にはENEOS Sカードとなりますが、ロードサービスの無料対応回数が年に2回までという点は注意が必要です。
厳しい環境（寒い・暑い）に住んでいる場合や少し古い車に乗っている場合には、年に3回以上ロードサービスの世話になる可能性も考えられますので、ENEOS Sカードではなく、CLUB AJカードを申し込んだ方が安心して車を利用出来ると思います。
アフターフォロー比較
アフターフォローとは、車が故障によってレッカーをされた後の運転手や同乗者の交通手段や宿泊費用また修理完了後の搬送費用を補償してくれるサービスです。
この点においてもCLUB AJカードのサービス内容がダントツで優れています。
ただし、自宅から100km以上の遠方でのトラブルの場合に、いずれか一つを選択出来るサービスです。
AJカード以外は割引の利くレンタカーや宿泊施設を案内するだけとなっています。
充実したロードサービスを希望する人はCLUB AJカードがオススメです。
ただ、年に10万円（月額約8333円）を利用しなければ年会費が無料にならないので注意してくださいね。
JAFの優待割引を活用して年会費を無料に！
ここまで「自動車保険」や「クレジットカード」のロードサービスを利用してJAFの年会費を無料にする方法を紹介してきましたが、やっぱりJAFに加入する、という人もいるかもしれません。
その場合でも、JAFの年会費4,000円を節約する方法が有ります。
それがJAF会員の優待割引です。
JAFでは、グルメやショッピング、各種施設の料金を割引する「会員優待割引」を提供しています。
これを積極的に利用すれば、年会費4,000円の元を取る事が可能です。
全国チェーンのお店も割引の対象となっているので、労せず4,000円以上の割引を受けられると思いますよ。
まとめ
今回はJAFの年会費4,000円を無料にする方法を紹介しました。
JAFの年会費が高いなぁ、と感じている人は「自動車保険」又は「クレジットカード」のロードサービスだけを利用するようにしましょう。
一方、年会費を払ってでもJAFに加入しておきたい人は、会員優待割引を利用して、少しでも支払った年会費を回収するようにしてくださいね。
専門家からのコメント
野村 圭（Kei Nomura)
大学卒業後、生命保険会社・医療機器メーカーに勤務し、様々な仕事を経験。
現在、不動産会社にて事業用の不動産売買をメインに、FP2級の知識を生かしリテールの不動産売買においても相談やコンサルティングを積極的に取り組む。宅地建物取引士資格取得に向け、修業中の日々を過ごしている。
保有資格：FP２級
コメント
年間4000円は微々たるものかもしれませんが、“塵も積もれば”ということわざがあるように10年するとそれなりの金額になります。
JAFの最大のメリットは、ロードサービスですが、この記事のように自動車保険やクレジットカードに付加しているサービスもあります。
重複しているサービスは不要なので、JAFを例に一度重複しているサービスや保険などはないか整理することは大切です。
私の場合は、JAFの会員優待で使えるクーポンを事前に調べ、たまたま良く利用する店舗のクーポンがあるので、優待を受けることで、4000円の元は取れると判断し、年会費を払っています。ライフスタイルに合ったサービスの利用や年会費の支払いのためにも状況を把握されることをお勧めします。
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