自動車保険見直しガイド
車を運転する50代男性

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車を運転する50代男性

50代の自動車保険の相場はどれくらいなの?」と気になっている人が多いのではないでしょうか?「年齢・年代」は保険料に影響を与える1つの要素ですから、当然の疑問です。

そこで今回は、50代の保険料相場を紹介したいと思います。今契約している自動車保険の保険料がわかる更新ハガキや保険証券を用意して、比較やチェックをしてみましょう。

また、相場を知った上で翌年度の自動車保険選びを考えたい人もいると思うので、50代におすすめの自動車保険についても紹介します。

50代の自動車保険の相場

電卓と車

さっそく「50代の保険料相場」を見ていきましょう。相場に関しては、同一の前提条件でダイレクト型3社・代理店型2社の合計5社で保険料を実際に見積もり、その保険料を平均した金額として紹介します。

設定した主な見積条件がこちらです。

●年齢:50歳 ●年齢条件:26歳以上補償、30歳以上補償又は35歳以上補償(自動車保険によって異なる) ●等級:20等級 ●免許の色:ゴールド ●運転者の範囲:本人限定(無い場合は配偶者限定) ●使用目的:通勤・通学 ●主な補償内容:対人・対物(無制限)・人身傷害(車内外補償3,000万円)・車両保険(一般タイプ) ●車種:プリウス・アルファード・ワゴンR・タントの4車種 等

車種年間保険料月払い保険料
プリウス44,836円月々:4,240円
合計:50,880円
アルファード55,636円月々:5,273円
合計:63,270円
ワゴンR
(軽自動車)
36,442円月々:3,445円
合計:41,340円
タント
(軽自動車)
38,618円月々:3,585円
合計:43,020円

表中の「年間保険料」は一括払いを選択した時の金額、「月払い保険料」は分割払い時の金額です。

自動車保険の保険料は一括払いにするか分割払いにするかで約5%変わる

50代の保険料相場は、普通車だとおよそ5万円前後軽自動車だと4万円弱です。

今回は、車両保険を一般タイプ(フルカバータイプ)で見積もっています。補償を充実させてもこれだけ安い金額で契約できるのは嬉しいですね。

中古車だから車両保険に必要性を感じていない人なら、エコノミータイプや付帯無しを選択する事で保険料を2万円台まで引き下げる事もできます。

中古車でも車両保険は必要?必要なら金額設定は?

50代の保険料が安い理由

笑顔の50代夫婦

ご覧の通り、50代の保険料は非常に安い金額になっています。40代から50代になった人の中には、保険料が高くなると思っていた人もいるかもしれません。

では、なぜ50代の保険料がこんなにも安くなるのでしょうか?その理由が「50代の事故率の低さ」です。「事故率が低い」=「自動車保険を使用する人が少ない(保険金を支払う可能性が低い)」となるので、保険料が安くなるんですね。

事故率の低さを表すデータを見てみましょう(事故の第一当事者となった10万人あたりの年齢層別事故件数)。

年代別の事故件数グラフ(出典:警察庁交通局「交通事故の発生状況P20」

事故率が突出して高いのが10代です。そこから20代・30代と年齢を重ねるごとに事故率が低くなり、50代で最も低くなります。そして60代・70代で徐々に事故率が高くなっていきます。

つまり、事故率を年代別に見ると50代が”底”という事です。そのため、50代の保険料が安くなるんですね。

補足として、保険金の支払額が最も多くなる死亡事故の年代別データも見ておきましょう。

年代別の死亡事故件数グラフ(出典:警察庁交通局「交通死亡事故の発生状況P22」

30代が一番少なくなっていますよね。ついで、40代・50代という順番です。そのため、年齢だけを基準に考えれば、基本的に30代が一番保険料の安い年代となります。

それでも50代の保険料が安いのは、等級が比較的高い人が多いためです。長年自動車保険を契約していますからね。ちなみに、さきほどの50代の保険料相場は最大の割引率63%を受けられる20等級を前提としてシュミレーションをしています。

うちの保険料はそんなに安くない!?保険料が高くなってしまう原因は?

納得がいかない50代の男性

みなさんの中には「50代だけど保険料が高い!」と嘆いている人もいるかもしれません。その原因は、おそらく「子供を補償範囲に含めているから」でしょう。

50代ともなれば、18歳以上の子供がいる家庭も増えてきます。免許を取得して「車を貸して」と親に頼む場面も有るでしょう。子供が事故を起こした時に備えて、運転者の範囲を家族限定にしたり、年齢条件を全年齢補償にしていませんか?

保険料の安い50代とはいえ、こうした契約条件ではどうしても保険料が高くなってしまうんです。

家族限定・全年齢補償の場合の50代保険料相場

では、20歳以下の子供を補償範囲に含めた場合の保険料相場について見てみましょう。

運転者の範囲を家族限定、年齢条件を全年齢補償とする点以外はさきほどと見積もり条件は同じです。

車種年間保険料月払い保険料
プリウス115,912円月々:10,768円
合計:129,210円
アルファード146,020円月々:13,565円
合計:162,780円
ワゴンR
(軽自動車)
91,424円月々:8,480円
合計:101,760円
タント
(軽自動車)
95,634円月々:8,865円
合計:106,380円

子供を補償範囲に含めると、保険料が2倍近く高くなってしまいます。「保険料が高い」と感じている人は、これらの金額に近い金額になっていると思います。

なお、子供が親の車を運転する頻度が月に数回程度であれば、「1日自動車保険」を利用した方が条件を変更するよりもお得になる可能性が高いです。1日500円から加入できるので、検討してみましょう。

子供が結婚・就職などで親元を離れる際は必ず条件の見直しを!

引っ越しのトラック

子供が結婚・就職などで親元を離れてた後も子供を補償範囲に含めたままにしているのは、保険料が非常に勿体ないです。高い保険料を無駄に支払い続ける事になりますからね。

子供の独り立ちは、親にとって絶好の保険料節約のチャンスなんです。契約条件の見直しを今すぐに始めましょう。具体的には、以下のような感じですね。

  • 運転者の範囲・・・「家族限定」を「本人限定又は配偶者限定」に変更
  • 年齢条件・・・「全年齢補償や21歳以上補償」を「30歳以上補償や35歳以上補償などの親の年齢に合わせた内容」に変更

このように契約内容を変更すると、一番最初に紹介した保険料相場に近づける事ができます。たとえば、プリウスなら115,912円だったものが44,836円まで保険料を引き下げる事ができます。

もしかしたら、自動車保険の更新時に「去年と内容は同じでいいか」と適正な内容に変更せずに契約している人もいるかもしれないので、保険証券をチェックして必要な変更を今すぐ行ってくださいね。契約期間中でも変更が可能です。

50代におすすめの自動車保険

おすすめの自動車保険を教えてくれる女性

50代の自動車保険選びにおいて、重要なポイントとなるのは「子供を補償範囲に含めた場合の保険料」です。さきほど紹介したように、保険料はかなり高くなりますからね。

「子供を補償範囲に追加しても保険料が安い自動車保険はないの?」と思っている人は多いのではないでしょうか?

実は、そうした条件下でもお得な自動車保険があるんです。それが「セゾン自動車火災保険(大人の自動車保険)」です。

セゾン自動車火災保険では、親の保険料を基本として、そこに子供の保険料を追加します。保険料全体を子供の年齢に合わせるわけではないので、保険料の値上げ幅が小さくなります。

一方、一般的な自動車保険では、補償範囲に子供を追加すると、保険料全体が子供の年齢に合わせた金額になるので、びっくりするぐらい保険料が高くなってしまうんです。

イメージとしては以下のような感じですね。

子供を補償に追加した時のセゾンの保険料変化(出典:セゾン自動車火災保険

実際に保険料を「追加前」と「追加後」で比較してみると、その違いは一目瞭然です(条件は相場を調査した時と同じです。車種はプリウス)。

セゾン自動車と三井住友海上の2社で子供を補償範囲に追加する前と後で比較しています。

自動車保険追加前追加後値上げ額
セゾン37,920円92,300円54,380円
三井住友海上59,770円136,130円76,360円
差額21,850円43,830円21,980円

今回の場合だと、保険料の値上げ幅は21,980円も違ってきます。これだけ保険料の値上げを抑えられるわけですから、補償範囲に子供を追加する事で悩んでいる50代の人にはセゾン自動車火災保険がオススメです。

また、セゾン自動車火災保険は、子供の追加に関係なく、事故率の低い50代の保険料が安くなる仕組みになっています。追加前の保険料を比較すると、21,850円安くなっていますよね(*)。

* こちらは保険料が高くなりがちな代理店型の三井住友海上と比較しているからという側面も当然あります。


こうした事からも、セゾン自動車火災保険は50代の人にオススメの自動車保険といえます。

自動車保険のオペレーター

では、50代の自動車保険選びはセゾン自動車火災保険一択なのか、というと決してそうではありません。補償範囲に子供を含む場合でも含まない場合でもセゾン自動車火災保険と保険料が拮抗する自動車保険はあります。

たとえば、「SBI損保」や「三井ダイレクト損保」です。さきほどと同様に保険料を比較してみますね。

自動車保険追加前追加後
セゾン37,920円92,300円
SBI損保30,410円87,660円
三井ダイレクト39,720円123,690円

得にSBI損保の保険料の安さが目立ちます。子供の追加前・追加後ともに、さきほどのセゾン自動車火災保険よりも安くなっています(値上げ幅はセゾンの方が小さい)。

とはいえ、自動車保険は条件次第で保険料が変化します。そして、どの自動車保険が安くなるかも変わってきます。そのため、各自動車保険の保険料をしっかり比較するようにしましょう

【参考】50代になったら子供に等級の引継ぎを検討

等級の引き継ぎ

10代や20代の時は、自分が親に等級引き継ぎをお願いする立場でしたが、50代ともなると逆にお願いされる側になります。

この時、等級を子供に引き継いであげても良いのですが、今の自分の自動車保険料と相談しながら行いましょう。無計画に引き継ぎを行うと等級がガクンと下がり、保険料が跳ね上がってしまう可能性が有ります。

一番良いのは、車両保険を掛けていないタイミングで等級を引き継いであげる事でしょうか。等級が下がったとしても、車両保険が無ければ保険料の負担はそこまで大きくなりません。

そして、次の車に乗り換えるまでの間に粛々と等級を上げて下さい。60代後半になると保険料は跳ね上げるので、その頃までには20等級に戻しておかないと、少ない老後資金が自動車保険料に食われてしまう事になります。

【重要】自動車保険の等級引継ぎ手続き完全ガイド

まとめ

50代のカーライフ

事故率の低い50代は、基本的に自動車保険料が安くなります。相場としては4万円~5万円といったところです。車両保険を外せば、2万円台も夢ではありません。

ただ子供を補償範囲に含める場合には、保険料が高くなります。この点は、おすすめの自動車保険で紹介したセゾン自動車火災保険などを軸に、なるべく値上げ幅の少ない保険会社を選んで対策するようにしましょう。

また、保険料は自動車保険や契約条件によって異なるので、各車の保険料を比較した上で契約する保険会社を決定するようにしてくださいね。

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