ホンダ オデッセイの任意保険料はいくら?「30代男性の場合」

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ホンダのオデッセイ(出典:FAVCARS

販売が開始されてから約22年が経ったホンダのオデッセイ。ロングヒットを続けている人気の車種です。愛用している人も多いのではないでしょうか。

そこで今回はホンダのオデッセイを30代の人が所有している場合を想定して自動車保険料を見積もってみたいと思います。

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見積もりの前提条件

今回の見積りは、以下の様な前提条件で実施しています。なお、見積りに利用した保険会社は、セゾン自動車火災保険、SBI損保、そんぽ24の3社です。

■見積もりした車種について

  • 車両・・・ホンダ オデッセイ(グレードG、7人乗り、2WD)
  • 初度登録年月・・・2015年12月
  • ナンバー・・・3ナンバー
  • 型式・・・DBA-RC1

 
■記名被保険者等について
  • 記名被保険者・・・31歳男性
  • 家族構成・・・本人
  • 運転免許保有者・・・本人
  • 住所・・・静岡県

■自動車保険の内容について

  • 等級・・・12等級
  • 事故有係数適用期間・・・0年
  • 使用目的・・・通勤
  • 免許の色・・・ゴールド
  • 運転者の範囲・・・本人 *
  • 車両保険・・・一般車両保険270万円(免責金額5-10)
  • 予想年間走行距離・・・5,000キロ~10,000キロ
  • 対人賠償保険・・・無制限
  • 対物賠償保険・・・無制限
  • 搭乗者傷害保険・・・なし
  • 人身傷害保険・・・3,000万円(搭乗中のみ補償タイプ)
  • 付帯した特約・・・対物超過修理費用特約、弁護士費用特約
  • 自動付帯される特約・・・無保険車傷害特約、他車運転特約 等

* そんぽ24は、運転者の範囲に「本人限定」が無いので「本人・配偶者限定」で見積もりをしています。

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ホンダ オデッセイの保険料は?

このような条件で保険料を見積もった結果が以下の内容です。

保険会社保険料
SBI損保45,660円
そんぽ2467,050円
セゾン自動車火災保険71,280円

一番保険料が安かったのは「SBI損保」でした。2番目が「そんぽ24」となり、3番目が「セゾン自動車火災保険」という結果になりました。ホンダのオデッセイ以外の車種も見積もりを取っていますが、どの車種でもSBI損保は保険料が安いですね。

ところで、みなさんの免許の色は何色でしょうか?「ゴールド」か「ブルー」の人がほとんどでしょう。実はこの免許の色、保険料に大きな影響を与えるんです。

自動車保険には「ゴールド免許割引」という制度が有り、保険会社によって割引率は異なりますが、ゴールド免許の人は制度の恩恵を受ける事が出来て保険料が安くなります。

ゴールド免許割引で保険料は安くなる-主要保険会社の割引率一覧

ゴールドの運転免許証

では、どれだけの割引を受けられるのかを今回と同条件で見積もってみましょう。もちろん、免許の色を「ゴールド」から「ブルー」に変えるだけですよね。その結果が以下の通りです。

保険会社保険料
SBI損保56,400円
そんぽ2474,310円
セゾン自動車火災保険81,700円

最初の見積結果と比較すると、この条件だとどの会社もおよそ1万円弱の割引を受けている事が分かりますね(割引「率」を採用している会社がほとんどなので、見積条件によって割引額は異なります)。

自動車保険料を安くしたいのなら、安全運転を心がけていち早くゴールド免許を取得しましょう(参考:ゴールド免許を取得する条件)。

なお、契約期間の途中にゴールド免許になったとしても、保険会社に申告してもその時点からゴールド免許割引が適用される事は有りません。更新時に適用されるので、その時に忘れずに申告するようにしましょう。

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【参考】オデッセイの特徴点

ここでは、オデッセイの知っておきたい特徴点を厳選して紹介していきます。

オデッセイの価格・グレード

オデッセイのグレード毎の価格は以下の通りです(上の表:ガソリン車、下の表:ハイブリッド車)。

グレード価格
G2,760,000円~
ABSOLUTE2,980,000円~
ABSOLUTE・X Honda SENSING3,200,000円~
G・EX Honda SENSING3,380,000円~
ABSOLUTE・X Honda SENSING Advancedパッケージ3,390,000円~
ABSOLUTE・EX Honda SENSING3,450,000円~

グレード価格
HYBRID3,560,000円~
HYBRID ABSOLUTE・Honda SENSING3,780,000円~
HYBRID・Advancedパッケージ3,940,000円~
HYBRID ABSOLUTE・Honda SENSING Advancedパッケージ3,970,000円~
HYBRID・EXパッケージ3,990,000円~
HYBRID ABSOLUTE・Honda SENSING EXパッケージ4,000,000円~

グレードの設定数が多いですが、基本的にベースとなるグレード「GとHYBRID」とドレスアップされたグレード「ABSOLUTE」から構成されています。これらのグレードに運転支援機能「Honda SENSING」や各種装備をパッケージングした「Advancedパッケージ」や「EXパッケージ」などが装備されているのがその他のグレードです。

例えば、EXパッケージでは「LEDヘッドライト」や「リア右側パワースライドドア」「ブラインドスポットインフォメーション」などが装備されています。

オデッセイの燃費性能

ガソリン・ハイオク・軽油の給油ノズル

各グレード別の燃費性能は以下の通りです(FF車の場合)。

グレード燃費
G13.8km/L
ABSOLUTE14.0km/L
ABSOLUTE・X Honda SENSING14.0km/L
G・EX Honda SENSING13.4km/L
ABSOLUTE・X Honda SENSING Advancedパッケージ13.6km/L
ABSOLUTE・EX Honda SENSING13.6km/L

グレード燃費
HYBRID26.0km/L
HYBRID ABSOLUTE・Honda SENSING25.2km/L
HYBRID・Advancedパッケージ26.0km/L
HYBRID ABSOLUTE・Honda SENSING Advancedパッケージ25.2km/L
HYBRID・EXパッケージ25.4km/L
HYBRID ABSOLUTE・Honda SENSING EXパッケージ24.4km/L

ハイブリッド車はガソリン車の約2倍の燃費性能となっていますね。そこでハイブリッド車の燃費性能を3列シートのミニバン「エスティマ」「ノア」と比較してみましょう。

車種燃費
オデッセイ25.2km/L~26.0km/L
エスティマ18km/L
ノア23.8km/L

この事からもオデッセイの燃費性能が優れている事が分かりますね。

外装(大きさ・色・デザイン)

オデッセイの大きさは以下の通りです(HYBRID・EXパッケージの場合)。

  • 全長・・・4,830mm
  • 全幅・・・1,820mm
  • 全高・・・1,695mm

グレードによって大きさは異なりますが、その差は最大で全幅が20mm、全高が30mmなのであまり違いは有りません(全長は全グレード同じ)。

色

ボディカラーは以下の7色から選ぶ事が出来ます。

  • ホワイトオーキッドパール *
  • スーパープラチナメタリック *
  • モダンスティールメタリック
  • クリスタルブラックパール
  • プレミアムヴィーナスブラックパール *
  • プレミアムスパイスパープルパール *
  • プレミアムディープロッソパール *

*印」が付いているカラーはメーカーオプション(43,200円)となっています。また、プレミアムヴィーナスブラックパールはグレード名に「ABSOLUTE」が入っているグレード専用のボディカラーです。

外観デザインは前モデルと比較すると「ミニバンらしくなった」という印象です。というのも、前モデルよりも全高が150mmも高くなった事でスポーティな感じが薄まったためです。現在のトレンドがハイトールであるが故の変更なのかもしれませんね。

室内空間

オデッセイの室内空間(出典:ホンダ

前モデルでも十分な広さを確保していたオデッセイですが、室内の高さに少し不満を感じていたユーザーも少なくないのではないでしょうか?

現行モデルはその不満を解消すべく、車高が150mm高くなり、室内の高さにも余裕が生まれています(前述したようにスポーティーさは失われてしまいましたが)。

一方、3列目の広さにはやや問題が有ります。大人が乗ると少し窮屈な感じを受けてしまう点です。その原因は3列目シートが床下格納式になっていて、座面の高さが低くなってしまうからです。また、リクライニング機能や前後へのスライド機能が無いのも原因です。

ただし、子供や女性が乗る分にはそこまで窮屈な感じを受ける事は有りません。

安全性能

ホンダセンシング

オデッセイには先進の運転支援システムである「Honda SENSING」が搭載されています。Honda SENSINGには以下のような多くの機能が有ります。

ちなみに、平成27年度の自動車アセスメントの予防安全性能評価において最高ランクの「ASV+」を獲得しています。

  • 衝突軽減ブレーキ
  • 歩行者事故低減ステアリング *
  • ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)
  • 車線維持支援システム
  • 路外逸脱抑制機能
  • 誤発進抑制機能
  • 先行車発進お知らせ機能
  • 標識認識機能

* ガソリン車には設定されていません。

この中からいくつかピックアップして機能を紹介していきます。

■歩行者事故低減ステアリング
レーダーとカメラで歩行者や車線を検知して、歩行者との衝突が予測される場合に警報音とディスプレイでドライバーに知らせます。さらに、衝突を回避する為にステアリング操作も支援します。

■路外逸脱抑制機能
カメラで車線を検知して、車線を逸脱しそうな場合にディスプレイ表示とハンドルを振動させてドライバーに知らせます。それと同時に車線に復帰するようにステアリング操作を支援します。また、大きく逸脱している場合はそれ以上逸脱しないようにブレーキ制御も行います。

■先行車発進お知らせ機能
信号待ちや渋滞などで先行車が発進した事に気付かず停止している場合に、音とディスプレイ表示で先行車が発進した事をドライバーに知らせます。

これらの機能によって事故を予防又は被害を軽減する事が出来ます。ただし、各機能には作動条件や作動限界が有るので、システムを過信せずに安全運転を行ってください。詳しくはホンダのホームページにて確認して下さいね。

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