自動車保険見直しガイド
自転車

(この記事は約 5 分で読めます。)

Q子さん
Q子さん

今日は会社の飲み会があるわ♪
お店も遠くないしタクシー代もったいないから自転車で行こうかと思ってるのよね。

A太郎くん
A太郎くん

いいですね♪
ただし、行きは良いですけど帰りは乗らないで下さいね!

Q子さん
Q子さん

え・・・自転車なのに!?

A太郎くん
A太郎くん

意外と知らない人も多いんですけど、自転車は軽車両なのでれっきとした飲酒運転ですよ!

 

「今日はお酒を飲むから自動車で出掛けるのはやめて、自転車で行こう」とはまさに、行きは良い良い帰りは怖いです。お酒を飲んだ帰りに自転車に乗車すると、飲酒運転となって重い罰則が待っています。

自転車は徒歩と同じ扱いになると勘違いしている人が多いようですが、これは全くの認識違いです。お酒を飲んだら乗るな!これは自動車に限らず自転車でも守らなければいけない鉄則のルールです。

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自転車も飲酒運転の取締対象

飲酒運転は道路交通法第65条1項において以下のように規定されています。

何人も、酒気を帯びて車両等を運転してはならない。

車両等とは、「自動車、原付、軽車両、トローリーバス(道路交通法第8条1項八号)」の事をいい、自転車は軽車両に該当(道路交通法第2条1項十一号)します。つまり、自転車もお酒を飲んで運転してはいけないわけです。

なお、自動車の酒気帯び及び酒酔い運転の場合と同様に、自転車の運転者に対してお酒を提供する事やお酒を飲んでいる事を知っていて自転車を貸す事も禁止されています。

これらの道路交通法のルールに違反した場合には重い罰則を受ける事になります。

 

Q子さん
Q子さん

自転車でも飲酒運転になるなんて知らなかったわ・・・

A太郎くん
A太郎くん

自転車には運転免許はありませんけど、事故を起こしてから「知らなかった」では済まされませんから必ず覚えておいてくださいね!

 

自転車で飲酒運転をした場合の罰金・罰則

飲酒運転の罰則には、アルコールが血液1ml中3mg以上又は呼気1l中に0.15mg以上となる酒気帯び運転違反(道路交通法第117条二の二の三号)と、お酒のせいで正常な運転ができない状態である酒酔い運転違反(道路交通法第117条二の一号)の二種類が規定されています。

自転車の場合、酒気帯び運転違反は罰則の対象にはなりません。その理由は酒気帯び運転の罰則を規定している条文において「軽車両は除く」とされているからです。

つまり自転車の飲酒運転の罰則は酒酔い運転の場合のみとなり、罰則の内容は5年以下の懲役又は100万円以下の罰金となります。酒気帯び運転の罰則が無いからといって適法というわけではありません。法律に抵触している事に違いはなく、懲役や罰金以外の雇用関係上のペナルティを受ける恐れがある事も肝に銘じておいてくださいね。

自転車を提供した人・お酒を提供した人の罰金罰則

・自転車を提供した人は、自転車運転手が酒酔い運転違反で逮捕された場合に5年以下の懲役又は100万円以下の罰金。
・お酒を提供した人は酒気帯び違反をした場合でも3年以下の懲役又は50万円以下の罰金。

 

Q子さん
Q子さん

飲酒運転に「酒気帯び」と「酒酔い」の2種類があることは知ってたけど、自転車だと酒酔い運転しか罰せられないのね。

A太郎くん
A太郎くん

とは言え、上の項目にもあった道路交通法の一節を思い出してみて下さい。
【第65条 第1項
何人も、酒気を帯びて車両等を運転してはならない。】

Q子さん
Q子さん

つまりは法律には違反してるってこと?
違反しても罰則がないって何だか矛盾してるわね。

A太郎くん
A太郎くん

そうなりますね。罰則がなくても酒気帯び状態で自転車に乗っていればお巡りさんに注意されるってことですね。

A太郎くん
A太郎くん

さらに言うと、「酒気帯び」と「酒酔い」の違いって自分自身では明確に判断できませんよね?

Q子さん
Q子さん

あまく見たら痛い目を見そうね。やっぱり「飲んだら乗るな」ってことなのね。

 

自転車

以上は刑事罰としての罰則規定です。自転車であっても飲酒運転をすると歩行者とぶつかって大きな損害を与える危険が高まります。こういった事故を起こした場合には刑事罰に加え民事上の損害賠償責任を負う事になります。ここも軽く見てはいけません。

自転車の事故での損害賠償金額は1億円近くになる事もあります。自転車には自賠責保険がありませんので、賠償責任に関する特約等がついた保険(保険によっては補償範囲外)に加入していない場合には全額自己負担となってしまいます。

その他にも自転車は速度違反でも取締を受けますし、信号無視や携帯電話を使用しながらの運転でも検挙されます。自転車も立派な車両であり、道路交通法のルールはしっかりと守らなければならない事を忘れずに安全運転して下さい。

参考:自転車の違反と罰則

 

Q子さん
Q子さん

自転車の保険なんてあるの!?そんなの入る人いるのかしら・・・

A太郎くん
A太郎くん

大勢いらっしゃいますよ。交通事故で相手が無保険だったせいで治療費さえ払ってもらえないなんてことはよくある話ですからね。
「備えあれば憂いなし」ですよ♪

Q子さん
Q子さん

自衛は大切ってことね。

A太郎くん
A太郎くん

それに自分が加害者になることだってありえますしね。
その場合は「何百万、何千万」という賠償金が必要となってくることもありますし、治療費や慰謝料なんかも含めて保険が無ければ全て自己負担ですよ。

Q子さん
Q子さん

なるほど・・・
「小学生が自転車で老人を撥ねて死亡させてしまった。」なんて話を聞いたこともあるし、備えは必要ってことね・・・

 

運転免許証が停止される場合もある

お酒を飲んで自転車を運転すると、「酒気帯び運転であれば注意」「酒酔い運転であれば罰則」があると前述しましたが、酒酔い運転で自転車に乗った場合は自動車免許にまで影響が及ぶ可能性があります。

もちろん運転免許がなくても自転車にはのれますが、酒酔い運転で自転車に乗った人が自動車免許を保有している場合、それが停止されるという事例が過去にもありました。

これに関しては都道府県に条例よって対応が変わってくるのですが、愛知県ではこういったケースに厳しく対応していて、180日以下の免許停止の処分を受ける事になっています。

 

Q子さん
Q子さん

えっ!?自転車の飲酒運転で自動車免許に傷がつくこともあるの!?

A太郎くん
A太郎くん

「自転車の規則も守れない人は自動車にも乗せられない」という事でしょうね。

Q子さん
Q子さん

車の方が大事故になる可能性も高いわけだし、当然と言えば当然か・・・

 

また、警察の見解としては・・・

自転車の酒酔い運転の常習者や悪質な違反者が自動車運転免許を所持している場合、一般的な点数制度によらず停止することができる

としているので、一部の都道府県に限らず自動車運転免許の停止処分を受ける可能性はあると言えます。

「悪質な違反者」とは、人身事故を起こした場合などが該当しますが、事故を起こしていない場合でも警察の判断次第で免許停止処分を受ける可能性があります。

これは、普通免許に限らず「中型・普通二輪・原付」など全ての運転免許に言えることで、自転車の酒酔い運転で免許を停止された場合、車だけでなくバイクや原付などにも乗ることができなくなってしまいます。

 

A太郎くん
A太郎くん

「自転車の飲酒運転について」おわかりいただけましたか?

Q子さん
Q子さん

基本的には、車と同じ感覚で捉えておけばいいってことでしょ?

A太郎くん
A太郎くん

その通りです!
自転車で飲み会に行っても良いですけど、帰りは必ず押して帰ってくださいね♪

 

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