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乗り物の中で一番盗難に遭いやすいのが自転車です。色々な原因が考えられます。
■自転車が盗難に遭いやすい理由
- 自動車やバイクと比べて軽い
- 誰でも運転出来る
- 盗難防止の意識が低い 等
などなど数え上げたらキリが有りません。自動車やバイクと比較すると一般的に価格も安い事から「盗難対策が甘くなりがち」というのが大きな理由なのかもしれません。(自転車は車やバイクと比べると安いので、盗まれても、また買えばいいやと思いがち。)
そこで、今回は自転車の盗難防止対策に役立つ、おすすめの「鍵」を紹介したいと思います。
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オススメの鍵の紹介
自転車の鍵にも色々な種類が有ります。まず、最初に最もポピュラーな箱形錠・馬蹄錠を紹介します。
箱形錠・馬蹄錠
箱形錠は前輪錠、馬蹄錠はリング錠とも言われます。この二つの鍵は、自転車に固定されてスポーク間に棒が入り走行出来ないようにする一般的な鍵です。自転車を購入したら既に付属品として設置されている場合が多いですよね。
また、馬蹄錠は「プレスタイプ」と「シリンダータイプ」があります。プレスタイプは何か金属を差し込む事で開錠出来てしまう難点があり、盗難の被害に遭いやすいのが実情です。
これらの鍵だけでは盗難防止対策は不十分なので、これから紹介する鍵の購入を検討してください。
チェーン錠・ワイヤー錠
盗難を防止するタイプの錠です。「ダイヤル式」や「シリンダー式」などのタイプがあります。
チェーン錠は、ステンレスなどの金属の輪が連なってチェーンとなっている鍵です。頑丈なものほど切断されにくいのですが、重量も比例して重くなってしまうのがデメリットですね。
ワイヤー錠は、軽く持ち運びやすいというメリットがありますが、商品によっては使用しない時に纏めにくいといったデメリットがあります。
盗難防止対策として、最低でもこれらの錠は用意しておきたい所ですね。
■おすすめ商品
メーカーは斉工舎のGODZILLA。4桁のダイヤル式の錠が付いているケーブルロックとなっています。その重さは1,100gあり頑丈に作成されていますが、持ち運びに関してはちょっと難有りな商品です。
U錠
U字型の錠で、シャックルロックとも言われます。これもさきほどのチェーンやワイヤー錠と同様にホイールやフレームを同時にロックして盗難対策を行います。
U字形の金属部分と、U字を差し込む金属のバーで構成されています。自転車のホイール部分のみをロックしている人を時折見かけますが、これだと自転車自体を持っていかれる事もありますので、構造物等と自転車のホイールやフレームを一緒にロックするようにしましょう。
■おすすめ商品
手錠錠
手錠錠は、警察官が携行している手錠と同じような形の錠です。それゆえ窃盗犯に「この自転車を盗むと逮捕されるかも?」というイメージを植え付ける事が出来るので、盗難防止対策に役立ちます。
片方はホイール、片方はフレームにというふうに自転車だけをロックする方法や、手錠の遊びの部分を構造物に通してロックする方法も出来ます。
■おすすめ商品
海外商品のMasterLock。そのいかつい見た目と頑丈な作りで盗難犯を撃退出来ます。ただ、錠の金属部分が剥き出しである事から、大切な自転車を傷付けてしまう恐れがあるので取扱いには注意が必要です。
アラーム錠
盗難犯を警報音で撃退するタイプの錠です。音だけではなく、この錠自体も取り外しにくく出来ているので対策には効果的です。
警報音は、ケーブル等を切断しようとすると鳴るタイプと、衝撃・振動で鳴るタイプがあります。
ただ、警報音を聞いて自分以外の誰かが通報してくれるのかは不明です。自動車やバイクでもたまに鳴っているのを聞きますが、盗難ではなくただの衝撃や誤作動で警報音が鳴っている事の方が多いですよね。
■おすすめ商品
アラーム警報付きのアラームロックです。最大110DB(電車が通る時のガード下ぐらいの騒音)の警報音を発します。また、短時間の駐輪の際など警報が必要無い場合には、警報システムを解除して施錠する事も出来ます。
リンクプレート錠
金属製の「リンクと呼ばれる物」と「シリンダー錠」で構成されています。
使用方法はチェーン錠やワイヤー錠と同様ですが、このリンクプレート錠は小さく折り畳む事が出来るので、収納性が高く、持ち運びがしやすいというメリットが有ります。
■おすすめ商品
鋼鉄のプレートからなるマイクロフォールディングロック。色んなカラーも用意されているので、オシャレに盗難を防止する事が出来ます。
盗難防止には鍵の付け方が重要
上記のように様々な自転車盗難防止の為の鍵があります。が、鍵を付けているだけでは盗難は防止出来ません。盗難の動機を起こさせない事も重要なのです。
そのため、「自転車の鍵をどのように付ければ盗まれにくいか」を考えなければいけません。盗まれにくい鍵の設置方法に関しては、非常に詳しく書かれている記事を見つけましたので、そちらを参照して下さい。
また、話は少しずれますが、乗る自転車が何でも良いのなら、中古のママチャリなど窃盗犯が盗みたいと思わないような自転車を購入するのも一つの方法かなと思います。ただし、拝借犯には目を付けられやすいかもしれないので、最低限の錠だけはしておきましょうね。
自転車事故に最低限の備えをしておこう!
最近は、自転車事故に対する高額賠償事例が多発していますので、自転車に乗るなら何かしらの保険への加入は必須です。自転車保険の考え方に関しては下記記事で詳しく書いていますので、こちらも参考にして下さい。
自転車保険 徹底比較~おすすめの自転車保険 2015年版
自転車保険は必須では無い!?補償を受けられる他の保険が有ることも知っておきましょう。
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