子供の自転車保険なら県民共済で大丈夫と思っていませんか?

(この記事は約 4 分で読めます。)

県民共済で子供の自転車保険を済ませようと考えている人はちょっと待って下さい!!

県民共済の自転車保険だと、共済金(保険料)の面で損をし、かつ補償が不足してしまうかもしれません。

自転車によりかかる子供

自転車保険が義務化されつつある今、子供が自転車に乗る家庭では「自転車保険をどうしようか?」と悩んでいるのではないでしょうか。

確かに「県民共済の自転車保険」も選択肢の1つです。

しかし、問題点はさきほど挙げた通りです。

しかもその問題点は、「補償」と「保険料」という保険の根本的な部分に関する物。

「子供の自転車保険は県民共済でいいか」という安易な選択は、子供にとっても親にとっても良い事はありません。

そこで今回は、まず県民共済の自転車保険の補償内容・保険料について紹介し、その問題点について触れていきたいと思います。

【一月333円から入れて、最大3億円まで保証】Dena 自転車保険 詳細はこちら>>
 

Advertisement(広告)
車査定

県民共済の自転車保険の概要

実は、県民共済には”自転車保険”そのものは有りません。

生命共済「こども型」に加入する事で子供の自転車事故が補償されます。

自転車乗車中に子供が怪我をした場合及び他人にぶつかってケガを負わせた場合の両方が補償されます。

なお、この生命共済「こども型」では自転車事故だけでなく、日常的な怪我や他人に与えた損害も補償されます。

この生命共済には、2つのプランがあり、その保険料(掛け金)は月額1,000円月額2,000円となっています。

年間に換算すると、12,000円24,000円となりますね。

補償内容は、以下のようになっています(自転車事故に関する補償を抜粋)。

補償内容月額1,000円
月額2,000円
通院2,000円/日
(90日まで)
4,000円/日
(90日まで)
入院5,000円/日
(360日まで)
10,000円/日
(360日まで)
後遺障害最高300万円
最高600万円
死亡500万円1,000万円
損害賠償100万円200万円

2つのプランとはいうものの、「月額2,000円プラン」は「月額1,000円プラン」の補償額が2倍になっているだけです。

さて、この県民共済の自転車保険(生命共済「こども型」)について知っていただいたところで、「なぜオススメできないのか?」について、以下で詳しく説明していきますね。

インズウェブ自動車保険一括見積もり
Advertisement(広告)

県民共済ではダメ-自転車保険の考え方

それでは本題に入りたいと思います。

まず県民共済で自転車保険を考える場合の問題点について二点。

そして、自転車保険の考え方について紹介していきたいと思います。

県民共済-補償面の問題点

自転車事故

自転車事故は乗っている側が被害に遭うと考えているかもしれませんが、加害者になるケースも十二分にあります。

こどもが起こす事故だからそんなに心配はいらないと考えている人もいるかもしれませんが、その認識は大きな間違いです。

下の表は、自転車で他人にケガを負わせた又は死亡させた加害者に対して、高額な損害賠償命令が下された事例を示したものです(参考:交通事故の高額賠償事例まとめ)。

賠償金額事故内容
約9,521万円
小学生が時速20km超で60代女性に衝突し後遺障害を負った事故
約9,266万円
高校生と会社員の自転車同士の事故
約6,779万円
片手で下り坂を走行中に女性と衝突し、女性が死亡した事故
約5,438万円
信号無視をして交差点に進入し、女性と衝突し女性が死亡した事故
約4,043万円
高校生が信号無視をして横断中に、オートバイと衝突し運転手が死亡した事故

自転車事故の損害賠償最高額である9,521万円の加害者は小学生なのです。

その他にも高校生が約9,000万円や4,000万円という損害賠償額の加害者となっています。

こういった実際の賠償金額を見てから、県民共済の生命保険「こども型」の補償額をもう一度みてください。

補償が厚い「月額2,000円プラン」でも補償額は200万円です。

どう考えても足りませんよね。

子供だからといって安易に考えてはいけないという事です。

そして、これが県民共済の自転車保険をオススメできない理由の1つとなります。

県民共済-共済金(保険料)の問題点

お金をこぼす自転車

もしあなたが県民共済でお子様の自転車事故に備えようとしている又は備えているなら、月額1,000円(年間12,000円)又は2,000円(年間24,000円)の掛け金は非常にもったいないお金となってしまいます。

なぜなら自動車保険の中には、年額2,500円で傷害と賠償(無制限)の両方に備える事ができる物もあるからです。

さらにお子様だけでなく家族まで補償範囲となる場合もあります。

見積もり

上記画像のように、加入している自動車保険に「自転車特約」と「個人賠償責任補償特約」を付帯した方が、年間1万円~2万円お得になります。

しかもこっちの方が補償も手厚いんです。

これが、県民共済の自転車保険をオススメできない2つ目の理由です。

なお、県民共済では契約者から集めた掛け金が余った場合、そのお金を毎年契約者に返還しています。

これを返戻金と言い、掛け金に対する割合の事を返戻率と言います。

返戻率は、各都道府県の決算次第で変動しますが、おおよその平均は25%ほどです。

月額2,000円プランに加入した場合だと、24,000×25%=6,000円が返還される計算になります。

年間に支払う保険料は実質18,000円前後になるわけですが、それでも自動車保険の方がお得ですね。

自転車保険の考え方

では、自転車保険はどうすればいいのか?その答えは「自転車保険は必須では無い!?補償を受けられる他の保険が有ることも知っておきましょう。」で、詳細に記載してあります。

是非参考にしてみてください。

参考記事にも記載しているように、まずは加入している自動車保険の特約でお子様の自転車事故を補償する事を考える事が効率的かつ経済的な方法となります。

つまり、子供の自転車事故について県民共済で補償を考える事は、経済的な面からも補償額の面からも残念ながらベターな方法ではありません。

お子様の自転車保険は、保険料が安く補償が厚い自動車保険でカバーを考えてみてはいかがでしょうか?
【一月333円から入れて、最大3億円まで保証】Dena 自転車保険 詳細はこちら>>

Advertisement(広告)
インズウェブ自動車保険一括見積もり
車査定

【人気各社に個別見積もり】

ある程度、自身で保険会社が絞られている方は、個別に見積もりしていく事も個別の内容把握や対応が少なくなるので、オススメです。

気になる自動車保険会社だけに無料で個別見積もり!

自身の状況を反映させ、大まかな契約概要を把握する

自身である程度、保険会社が絞られている方は『個別見積もり』もオススメでしょう。

  1. 【個別見積もり】ソニー損保
  2. 【個別見積もり】セゾン自動車火災保険(おとなの自動車保険)
  3. 【個別見積もり】楽天損保
  4. 【個別見積もり】アクサダイレクト
  5. 【個別見積もり】チューリッヒ

まだ自身のニーズや年齢・家族構成など、保険会社を絞りきれてない方には一括見積もりで自分に合った保険会社を見つけることが重要です。一度試してみましょう。

【独自分析!2023年ダイレクト型ランキング1位】

「保険料の安さ」「事故対応の満足度」「ロードサービスの充実度」など全ての項目を総合的に勘案した自動車保険会社の2023年総合ランキング(独自分析)でトップに位置するソニー損保

【独自分析!名前の通り「50代以降」や「子育て世代」にお勧め】

「保険料の安さ」「事故対応の満足度」「ロードサービスの充実度」など全ての項目を総合的に勘案した自動車保険会社の2023年総合ランキング(独自分析)でソニー損保と共に、トップに君臨するセゾン自動車保険(おとなの自動車保険)

【楽天経済圏の方にオススメ!楽天損保】

最大のポイントは自動車保険料の支払いで「楽天ポイント」を貯められる点でしょう。『楽天カード』での自動車保険支払いの場合、楽天ポイントが、なんと『3倍』貯まります。100円で1ポイントが貯まるので、保険料月50,000円の場合、1000ポイントが貯まります。さらに自動車保険料を楽天カードで支払った場合、プラスで500ポイント貯まるので、月1,500ポイントの楽天ポイントが獲得でき、1ポイント1円で使用可能です。

【サービスと保険料で人気「アクサダイレクト」】

インターネット割引では、ウェブサイトで見積もりをした場合、条件達成で最大2万円のインターネット割引が適用可能に!また無事故の年数が長ければ長いほどお得になる20等級継続割引では、条件の達成で「1年目」「2年目」「3年目」「4年目以降」の4区分された割引が適用されます。

またアクサダイレクトでは、必要に応じて面談担当者が自宅を訪問して説明するAXAフィールドサービスを展開。事故時に電話だけのやり取りだけでは不安な方でも、対面でやり取りをすることにより、安心して手続きを進めることが可能です。

【保険料の安さでトップクラス】

保険料の安さとサービスの内容充実度が高い「チューリッヒ自動車保険」!気になる方は一度チェック!

まだ自身のニーズや年齢・家族構成など、保険会社を絞りきれてない方には一括見積もりで自分に合った保険会社を見つけることが重要です。一度試してみましょう。

1.合わせて読みたい!「自分の自動車保険を把握する重要性『自動車保険』を比較・分析して賢く選ぶ!」

2.合わせて読みたい!『独自分析!自動車保険ランキングを確認』

『自動車保険』を比較・分析・賢く選ぶ

自動車保険は個人の年齢、自身が補いたいリスクなど、人によって様々なニーズがあると思います。ただ自身のニーズにあった商品を一社一社見ていくのも、大変な作業です!

もちろん、懇意にしている保険会社があれば、それを利用するのも手ではありますが、「合理的」「経済的」に考えたい方は、数社から見積もりを取るのが良いでしょう。

そんな時には、【一括見積り】で、自動車保険を比較し、「自分のニーズにあった商品」を見つけたり、「ある程度保険会社を絞ること」が最も効率的でしょう。

保険料の安さがトップクラス!チューリッヒ自動車保険

愛車の価値を把握!無料一括査定

自分の愛車の「下取り価値」や「目線」も分からずに売却や交渉をすると損してしまいます!

高値で売るには、あなたの車がほしい買取店を見つける事も重要です。高い値段で車を買い取ってもらうには、今まさに「あなたの車を欲しい買取店」を見つける作業が重要なポイントの一つです。

そのためには、結果的にできるだけ多くの買取店から査定を受けることが重要でしょう

オンライン一括査定を行ってもすぐに売る必要はないため、とりあえず下取相場を把握するのが重要です。

事前にチェックしておきたい「自動車保険情報」

  1. 独自分析!【2023年】自動車保険おすすめランキング
  2. 煽り運転に自動車保険は適用される?煽り運転に対応するおすすめ自動車保険・ドライブレコーダーは?
  3. コロナ化で外出激減!自動車保険を見直す?見直さない?【ファイナンシャル・プランナー監修】
  4. 自動車にはどの燃料が一番おすすめ!?水素・電気・ガソリンを比較・分析!【FP監修】
  5. 増加するウーバーイーツ配達員!知って備える!?賠償や怪我の補償【FP監修】
  6. 楽天損保の自動車保険!口コミ・評判・サービス概要・特徴について【ファイナンシャル・プランナー監修】
  7. 雹や水没で被害!台風などの自然災害で自動車保険は適用される?【ファイナンシャル・プランナー監修】
  8. 車両料率クラスとは?2020年改定!自動車保険の型式別料率クラスの仕組み【FP監修】
  9. 自動運転の事故の責任は誰?「自動運転」と「自動車保険」【ファイナンシャル・プランナー監修】
  10. 高齢者事故の原因と時間帯を考察!60代・70代以上におすすめの自動車保険【FP監修】
  11. 自動車盗難対策!盗難で自動車保険はいくら支払われる?自動車盗難の最新傾向と盗難対策をご紹介
  12. テレマティクス保険とは?メリット・デメリットを考える!【ファイナンシャル・プランナー監修】

【Car Lounge】車情報サイト

車情報サイト「Car Lounge」

様々な車のモデル、新車情報や人気車種の情報が満載!中古車情報や車のお役立ち情報も沢山掲載されています。

気になる車や様々な情報をチェックしたい方、車情報サイト【Car Lounge】もチェックして下さい!

コメント

この記事へのコメントはありません。

コメントする