自動車ローンの審査で保証人は必要!?誰に頼めば良い?

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保証人契約書と判子

自動車ローンを申し込む際に保証人を求められる事はなかなか有りません。

保証人を求められた人はレアな体験をした事になりますね。

というのも、多くの自動車ローンでは保証人が不要になっているからです。

そのため、基本的に自動車ローンを組む際に前もって保証人を用意する必要は無いんですね。

しかしながら、保証人を求められるケースも有ります。

そこで今回は「自動車ローンに保証人が不要な理由」とそれにもかかわらず「保証人を求められる理由」、そしてその時に「誰に保証人を依頼すれば良いのか?」という事について説明していきたいと思います。

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自動車ローンは基本的に保証人不要

前述したように、自動車ローンは契約の際に保証人を求められる事は基本的に有りません。

そのため、「保証人を誰に依頼しよう?」などと保証人に関して悩む必要は無いんですね。

時に融資額が何百万円となる自動車ローンを保証人不要で提供出来る背景には、以下の2つの制度の存在が大きいと言われています。

  • 保証会社による保証
  • 車の所有権留保

■保証会社による保証

ローンで車を購入

「保証会社による保証」とは、ローン申込者が一定期間返済を延滞した場合に、保証会社が未返済部分を代わりに支払う仕組みの事です。

銀行などの金融機関の自動車ローンで採用されている事が多いです。

ローンの申し込み条件に「保証会社の保証を受ける事」と明記されています。

そのため、自動車ローンを提供する銀行などは融資額の貸し倒れを心配する必要が無いので、保証人を不要としているんですね。

ちなみに、保証会社が金融機関などに未返済部分を支払った場合、ローン申込者はその額を保証会社に返済していく事になります。

保証会社としては、肩代わりした金額が貸し倒れる可能性が高いので保証人を設定したいところでしょうね。

なお、ローン申込者は金利とは別に保証料を支払う事になります。

 

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自動車ローンを選ぶ時は保証会社への保証料もチェック

 

■車の所有権留保

車検証と車

「車の所有権留保」を簡単に説明すると、ローンが完済されるまで車の名義を購入者ではなくディーラー又はクレジット会社にしておく制度です。

この制度はディーラー系や信販系の自動車ローンで多用されています。

車の所有権を留保しておけば、購入者がローンを返済出来なくなった場合に車の引き上げが可能になります。

そして、引き上げた車を売却し、その売却額でローン未返済額を回収します。

なお、車の売却価格がローン未返済額を下回った場合には、その差額を購入者に請求します(逆に上回った場合は差額が返金されます)。

「保証会社の保証」より貸し倒れるリスクがやや高いですが、貸付額をほぼ回収出来るため、保証人を不要としています。

 

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【車の所有権留保】車の名義がディーラー・クレジット会社になる理由

 

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保証人が必要な場合

自動車ローンの保証

基本的に自動車ローンを申し込む際に保証人は不要なのですが、たまに保証人を求められる場合が有ります。

例えば、信用力が著しく低い人がローン審査を申し込んだ場合ですね。

というのも、「保証会社の保証」又は「車の所有権留保」の制度を採用していたとしても、融資額の貸し倒れが発生してしまう可能性が有るからです。

大学生

では、信用力の低い人とはどんな人なのでしょうか?それは例えば以下のような人達です。

  • 未成年
  • 学生
  • アルバイト・フリーター・パート
  • 高齢者
  • 自動車ローンの申込金額が多額な人
  • その他に借入が有る人 等

このような人達は、自動車ローンの申込にあたって保証人を求められる可能性が有ります。

そのため、保証人を求められた場合を想定して、申込前に誰かに保証人を依頼しておいた方が良いでしょう。

 

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【保証人の条件】家族以外でもなれる?

家族

保証人を求められた場合、多くの人は「誰に保証員を頼めば良いんだろう・・・」と悩むはずです。

一般的には家族、特に親に保証人を頼むケースが多いようです。

頼みやすいですからね。

ですが、家族じゃないといけないわけでは有りません。

親戚でも構いませんし、上司や同僚、友達でも大丈夫です。

引き受けてくれるかは別の話ですが・・・。

ただし、誰でも良いわけでは有りません。

自動車ローンを提供するローン会社又は保証会社に「保証人として妥当だ」と認められる人でなければなりません。

では、どんな人が保証人として認められやすいのか、というと以下の条件を満たしている人です。

  • 安定した収入が有る人
  • 信用情報に傷の無い人(ブラックリストに載っていない人)

 

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「安定した収入がある人」というのは、ローン金額に見合う収入が有る人という意味です。

例えば、1,000万円の自動車ローンの保証人に年収100万円の人を立てても、認められない可能性が高いです。

逆に、50万円の自動車ローンなら年収100万円のアルバイトの人でも保証人になれる可能性は高いです。

保証人に対しても申込者と同様に審査が行われるので、審査次第となりますが、なるべくローン金額に見合う収入が有る人に保証人を依頼するようにしましょう。

 

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依頼出来る保証人がいない場合はどうすれば良い?

男性の寂しい後ろ姿

保証人を求められても、周りに保証人を依頼出来る人がいない、という事も有ると思います。

そのような時はディーラーの営業マンや担当者に、どのような条件なら保証人無しで自動車ローンを組めるのか、相談してみましょう。

信用が低いなりの自動車ローンの組み方を教えてくれるはずです。

具体的な対応策は以下のような内容でしょう。

  • 頭金を用意してローン金額を低くする
  • 購入する車のランクを下げる
  • 中古車にする 等

今現在の信用力で自動車ローンを組める状態にしてから申し込むようにしましょう。

保証人を求められるようなローンを組んでも返済に苦慮するだけですからね。

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【参考】逆に保証人を頼まれたらどうすれば良い?

保証人の契約書

基本的に、頼まれても保証人にはならない方が良いです。

保証人を探している人にとっては辛い話ですが仕方ありません。

ローン申込者本人が返済不能になった場合のリスクが大きすぎるからです。

これは親であっても同様です。

子供が保証人を依頼してきたら、親心で良い返事をしてしまう人も多いでしょう。

ですが「保証人無しでローンを組めるようになるまでしっかりと働きなさい」というのも親心ではないでしょうか?

ただ自動車ローンは住宅ローンのように何千万円という多額のローン金額にはなりません。数百万円です。

しかも、担保となっている車の売却価格の事を考えれば、実際に保証人が背負う債務はそこまで大きな金額にならないかもしれません。

事故により激しく損傷した車

ただし、自動車ローンの保証人を引き受けるのであれば、必ず自損事故もカバー出来る一般タイプの車両保険を付帯する事を引換条件にして下さい。

事故によってローン申込者の収入の減少及び車の価値の低下が同時に発生してしまうと、保証人にローンの未返済額がまるまる請求される恐れが有るからです。

車両保険に入っていれば、事故によって車の価値が低下しても保険金である程度賄えますからね。

保証人を依頼されると情に流されてしまう事も有ります。

まるでドラマですが、実際もそうなんです。

背負うリスクをしっかりと把握した上で保証人を引き受けるかどうかを判断するようにして下さい。

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