交通事故でむち打ち症になった場合の慰謝料や損害賠償まとめ

(この記事は約 2 分で読めます。)

交通事故で「むち打ち症」になった事が有る人も多いのではないでしょうか。

軽い追突事故(オカマ)でも、むち打ちの症状が出てくるので困ったものです。

むち打ち症が厄介なのは、治療期間が長引く事に加えて、「神経症状」の部類に入るので被害者本人の感覚によるものが多く、画一的な判断がしづらい事でしょうか。

この記事では、むち打ち症の場合の「損害賠償項目」についてまとめて行きたいと思います。

広告
車査定

傷害部分の損害賠償項目

傷害部分の損害賠償項目として「治療費・入通院慰謝料・休業損害」が挙げられます。

治療費・入通院慰謝料に関しては、一般的な負傷の場合と変わりありません。

但し、温泉療養にいく場合には医師の指示のもとで、権威ある温泉に行くことが必要になってきます。

■休業損害について
なお、むち打ち症の場合、治療期間が長引く事になるので、休業損害の取り扱いは一般の負傷の場合と同じようには行かないようです。

入院中は当然全休として扱われますが、仮に1年間通院して経過観察をしていても、半年間は全休・残りの半年間は「半休」の取り扱いになります。

症状の程度や通院頻度に応じて、休業割合が変わってくることになるので、会社を休んで通院しているなら、自宅療養ではなく、きちんと病院に通った方が良いでしょう。

任意保険会社は6ヶ月以内を目処に治療費等の打ち切りを通告する事が多い

上記で、むち打ち症の場合の「傷害部分」の賠償項目に関する、基本的な考え方を述べましたが、任意保険会社の取扱では事故後1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月程度を目安(症状にもよる)に治療費等の打ち切り宣告をしてくる事が多いようです。

というのも、むち打ち損傷は「受傷後3ヶ月経過するまでに9割程度の患者が治る」とか「長くても1年以内には治る」という意見が、整形外科医の中でも有るからでしょう。

それでもなお、自覚症状が酷くまだまだ通院を行いたいと考えるなら、医師に症状の状態を詳しく書いてもらった診断書等を書いてもらい、調停や訴訟も辞さないという覚悟が必要でしょう。

インズウェブ自動車保険一括見積もり
広告

むち打ち症の後遺障害

むち打ち症の場合の「後遺障害逸失利益」をどのように算定すれば良いのか?については、従来から実務上大きな問題となっていましたが、最近の判例では以下の様に判断されることが多いようです。

等級労働能力
喪失率
労働能力
喪失期間
12級13号14%5~10年
14級9号5%5年以下

通常、後遺障害として等級が認定されれば、就労可能年数まで労働能力喪失期間が認められる事が多いのですが、むち打ち症の場合は「一生続くものではなく、何年か経てば治る」という見解のもとで、労働能力喪失期間を通常の後遺障害よりも短く設定しています。

判例では、その症状や状況に応じて、上記の表よりも長期の労働能力喪失期間を認める場合も当然あります。

後遺障害の逸失利益の計算方法はこちら

なお、むち打ち症として等級認定を受けていたとしても、現実に減収が発生していない場合には、逸失利益が半分にされることも有りますし、神経症状がより酷い場合には9等級として認められる場合も有ります。

広告
インズウェブ自動車保険一括見積もり
車査定

自分の自動車保険を把握!『自動車保険』を比較・分析して賢く選ぶ

合わせて読みたい!「自分の自動車保険を把握する重要性『自動車保険』を比較・分析して賢く選ぶ!」

自動車保険は個人の年齢、自身が補いたいリスクなど、人によって様々なニーズがあると思います。ただ自身のニーズにあった商品を一社一社見ていくのも、大変な作業です!

もちろん、懇意にしている保険会社があれば、それを利用するのも手ではありますが、「合理的」「経済的」に考えたい方は、数社から見積もりを取るのが良いでしょう。

そんな時には、【一括見積り】で、自動車保険を比較し、「自分のニーズにあった商品」を見つけたり、「ある程度保険会社を絞ること」が最も効率的でしょう。

自分のニーズにあった『最安の保険会社』を簡単に見つけたい方はこちらをチェック!

『車の一括査定』提携300社以上から車を一番高く売る!無料で手間なく愛車を一括査定!

様々なところに車の査定をしても、毎回同じような点を入力したり、問い合わせるだけで結構な手間がかかるのは事実です。

懇意にしている会社があれば、そこを使用するのも良いでしょう!ただ合理的に算出して欲しい方は300社以上の企業から、見積もりを貰い、一番高いところに売る!もしくは、ある程度売却する会社を絞るのが良いでしょう。

有名店から地域密着専門店まで網羅しているので、一度ぜひ試して見て下さい。

利用実績450万人以上!複数社(提携社数300社以上)に一括査定!比較・分析して、賢く売却!

事前にチェックしておきたい「自動車保険情報」

  1. 独自分析!【2023年】自動車保険おすすめランキング
  2. 【専門家監修】煽り運転に自動車保険は適用される?煽り運転に対応するおすすめ自動車保険・ドライブレコーダーは?
  3. 【専門家・FP監修】コロナ化で外出激減!自動車保険を見直す?見直さない?
  4. 【FP・専門家監修(コメント)】『2021年版』どの燃料が安い?エコカーの制度・普及状況は?水素自動車・電気自動車・ガソリン車の最新状況について
  5. 【FP・専門家監修(コメント)】増加するウーバーイーツ配達員!知って備える⁉賠償や怪我の補償
  6. 【FP・専門家監修(コメント)】楽天損保の自動車保険!口コミ・評判・サービス概要・特徴について
  7. 【専門家の見解】雹や水没で被害!台風などの自然災害で自動車保険は適用される?
  8. 【専門家監修】車両料率クラスとは?2020年改定!自動車保険の型式別料率クラスの仕組み
  9. 【FP監修(専門家監修)】自動運転の事故の責任は誰?『自動運転』と『自動車保険』
  10. 【専門家監修】データ分析!高齢者事故の原因と時間帯は?必要なおすすめ自動車保険を解説
  11. 自動車盗難対策!盗難で自動車保険はいくら支払われる?自動車盗難の最新傾向と盗難対策をご紹介

乗りたい車はこれ!様々な車の情報をチェックするなら「車情報ラウンジ Car Lounge 」

出典:車情報ラウンジ「Car Lounge」

様々な車のモデル、新車情報や人気車種の情報が満載!中古車情報や車のお役立ち情報も沢山掲載されています。気になる車や様々な情報をチェックしたいなら、車情報ラウンジ「Car Lounge」をチェックしてみましょう!