自動車保険、更新しない場合の手続きとウッカリ更新を忘れた場合の対処法

(この記事は約 4 分で読めます。)

自動車の任意保険の満期は、基本的に加入してから1年後に訪れます。

1年契約で契約している人がほとんどですからね。

この満期が来る時に、何も手続きをしていなかったらどうなるのでしょうか?また、契約を更新したくない時や、他車の自動車保険に乗り換えたい時はどうすればいいのでしょうか?

それぞれ詳しく見ていきます。

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任意保険は基本的に自動更新

最近の自動車保険契約は、ほとんどの保険会社が「自動更新」の制度を取り入れています。

また、自分自身で更新の連絡をすることが前提となっている場合でも、「自動更新特約」が付帯され、契約が自動更新される場合が多いです(詳細は保険会社によって異なるので、約款の確認や問合せをしてみて下さい)。

自動車保険の書類

自動更新の場合は、自動車保険の更新時期が近づくと(大体は満期日の1〜2ヶ月前くらい)、保険会社から更新に関する案内が郵便で届きます。

この案内には、現在の契約内容や自動更新をした場合の保険料や等級などが記載されています。

案内に書かれている内容で問題がなければ、そのまま何もしなくても契約が更新される事になります。

従って、更新の手続きを忘れたからといって、保険契約が継続されないということは無く、何もしないでも「前年と同じ契約内容で更新される」ことになります。

:満期日後1か月以内に更新手続きをしなかった場合、自動車保険の契約は始期日に遡ってキャンセルされます。

従って、満期日までに更新手続きをするのを忘れていたとしても、遅くとも1ヶ月経つまでの間に手続きをする必要が有ります。

自動車保険の更新

一方で、「従来の契約から補償内容や支払方法などを見直したい」という場合は、更新時期に送られて来る案内に従って、返信用書類による手続きやホームページからの手続き等をする必要があります。(自動車保険の見直しポイントの記事はこちら

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任意保険を更新しない場合の手続き

契約が自動更新される場合は、放っておいても勝手に契約が継続することになります。

従って、契約を更新したくないのであれば保険会社に連絡をする必要があります。

  • 代理店に電話連絡する方法
  • ホームページ上で手続きする方法
  • 満期日前に送られて来る案内に更新しない旨記載して返送する方法
など、保険会社によって方法は異なるので、分からない場合は保険会社や代理店に確認する様にしましょう。

うっかり更新手続きを忘れた場合-手続きすれば等級も引継可能

なお、自動更新されない契約で更新手続きを忘れてしまった場合(自動継続の特約も無い場合)は、原則として任意保険契約は終了することになります。

しかし、中には災害や病気などが理由で更新出来なかった・・・なんて事も有りますよね。

そんな人達を救済するために、各保険会社によって異なりますが、概ね6日〜30日程度の間であれば、満期日の後でも遡って契約を有効にして貰うことの出来る救済処置があることが多いです。

更新手続き

更新手続きを忘れてしまった方や事情により手続きが出来なかった方は、すぐに保険会社や代理店に連絡する様にしましょう。

救済措置が適用された場合は、等級事故有係数適用期間も引き継がれる事となります。

更新手続きを忘れたまま、更新しない方が良い場合もある?!

ところで、うっかり更新手続きを忘れていた場合に、そのまま保険契約を失効させて等級を引き継がない方が良いケースがあることを知っていますか?

現在の等級が1〜5等級の方や、前年中に交通事故を起こし保険金を受け取った方の場合は、契約を更新しない方が結果的に得となることが有るのです。

つまり、1〜5等級の方は契約を更新したとしても最高でも6等級(5等級の人の場合)ですし、前年中に事故を起こしている方は3等級ダウンします。

であれば、一旦契約を解約して綺麗な6等級から新たにスタートした方が、保険料も安くなり事故の記録も無くなるので、そっちの方が良いのでは?という事です。

等級アップ・等級ダウン

しかし、保険会社には「前契約の満期から13カ月を経過していない場合、以前の低い等級が引き継がれることになる」という特殊ルールがあることを忘れてはいけません。

保険の満期が来てから13ヶ月間車に乗る予定の無い方であれば問題ないですが、無保険のまま13ヶ月の間車に乗り続けるというのは、リスクがとても高いですからね。

更新手続きを忘れた事を機に、13ヶ月間待って新契約を結ぶか、保険会社に更新手続きを依頼するか、よく考えて決断をしましょうね。

 

合わせて読みたい

自動車保険の悪い等級は13ヶ月でリセットされるのを待つのが無難

 

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他社に乗り換える場合の手続き

満期を機に他社に保険契約を乗り換える場合、現在の保険会社に対して特段の手続きは必要ありません。

新しく加入したい保険会社で契約手続きをして保険料を支払うと、現契約は更新されずに満期をもって自動的に契約終了となります。

なお、現契約で無事故であれば、新契約は1等級上がった状態での契約となり、交通事故に遭い保険を使っていた場合は、事故の状況により「1等級アップor3等級ダウン」となります。

要は、保険会社を変えずに契約更新した場合と変わらない待遇、ということですね。

ちなみに、満期日が近づくと、現契約の保険会社や代理店から電話連絡があるかもしれないですが、「他社の保険の手続きをしました」と言えばそれでOKです。

満期前に保険を乗り換える時の注意点はこちら

手続きは遅くても満期後7日以内に!

1週間

全ての保険会社に共通している事ですが、満期日から保険契約開始日までの期間が8日以上になると、契約はできるものの以前の等級が引き継がれません。

20等級だった人は6等級からスタートになってしまいます。

そのため、保険会社の変更を考えている人は遅くても満期日から7日以内に保険が開始されるように手続きを取るようにしましょう。

 

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「保険会社間」での自動車保険の等級の引継ぎ(他社への乗り換え)

 

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継続するにしても乗り換えるにしても早めの更新手続きがお得

自動車保険の中には、「早期契約割引」という割引制度を採用しているところが有ります。

早期契約割引とは、契約開始日より30日~50日前に手続きを済ませると保険料がお得になる制度です。

保険料の割引額は400円~600円

そこまで大きな割引額ではありませんが、更新・乗り換え手続きが遅れて割引を受けられなくなる事よりはマシです。

また、この割引が受けられる期間中に各自動車保険の保険料を比較しておけば、最善の選択が出来ます。

そのため、自動車保険の更新手続きはなるべく早く行うようにしましょう。

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【車の一括査定の豆知識】

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