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(出典:favors)
スズキのスイフトは、ヨーロッパのコンパクトカーをも凌駕する走行性能を持つプチバンです。
欠点が少なく、居住性や実用性に優れている事から国内でも人気が根強いです。
スイフトは元々若い人に人気でしたが、最近は年配の方からのウケも良くなって来ているので、今回は子育ても終わってゆったり生活を送る60代女性を前提として、保険料の見積りを取ってみました。
見積もりの前提条件
今回の自動車保険の見積もりは、以下の様な前提条件で実施しています。
なお、見積りに利用した保険会社は、ソニー損保、チューリッヒ、三井ダイレクト損保の3社です。
■見積もりした車種について
- 車両・・・スズキ スイフト(グレードXL、2015年11月発売モデル)
- 初度登録年月・・・2015年12月
- ナンバー・・・5ナンバー
- 型式・・・DBA-ZD72S型
■記名被保険者等について
- 記名被保険者・・・64歳女性
- 家族構成・・・本人・夫(65歳)
- 運転免許保有者・・・本人・夫
- 住所・・・広島
■自動車保険の内容について
- 等級・・・20等級
- 事故有係数適用期間・・・0年
- 使用目的・・・日常・レジャー
- 免許の色・・・ゴールド
- 運転者の範囲・・・本人・夫
- 車両保険・・・一般車両保険190万円(5-10)
- 予想年間走行距離・・・5,000キロ~10,000キロ
- 対人賠償保険・・・無制限
- 対物賠償保険・・・無制限
- 搭乗者傷害保険・・・1,000万円
- 人身傷害保険・・・3,000万円(車内外補償タイプ)
- 付帯した特約・・・弁護士費用特約
- 自動付帯される特約・・・自損事故、無保険車傷害特約
スズキ スイフトの保険料は?
今回は、「子供も独立をしてこれからは夫婦でゆったりと過ごしたいと思っている家庭」を前提として保険料の見積りを取ってみました。
結果は以下の通りでした。
会社名 | 保険料 |
---|---|
三井ダイレクト損保 | 46,660円 |
チューリッヒ | 49,410円 |
ソニー生命 | 55,620円 |
三井ダイレクト損保が一番安いという結果になりましたね。
今回は、発売後間もない車種なので各社で新車割引の対象となっています。
また、夫婦のみで年齢も60歳を超えているため、運転者範囲を夫婦限定で年齢も35歳以上の設定に出来るので、低い保険料を実現することが可能です。
一方で、新しい車なので車両保険も十分に設定しており、結果的に20等級ですが5万円前後という保険料になりました。
ちなみに前提となった女性は、元々ゴールド免許で等級も最高の20でしたが、前年に不運にも対物事故を起こし翌年3等級ダウンのペナルティを受けていた場合、保険料はどの様な影響が出るでしょうか。
見積りを取り直してみました。
会社名 | 保険料 |
---|---|
三井ダイレクト損保 | 73,560円 |
チューリッヒ | 82,490円 |
ソニー生命 | 89,750円 |
等級は17に下がってしまうので、保険料は一気に上昇しましたね。
概ね3万円前後のアップですが、中でもソニー生命は3万5千円近くも上がってしまいました。
1度の事故で3年間は保険料が高くなってしまいますし、次の免許更新時にゴールド免許ではなくなってしまいます。
万全の注意を払っていたとしても交通事故は避けられるとは限らないですが、安全運転は常に心がけたいですね。
【参考】スイフトの特徴点
ここでは、スイフトの抑えておきたい特徴をピックアップして解説していきます。
さすがはグローバルカー!
スイフトは日本だけでなく、むしろ世界をターゲットにした展開をしています。
世界で認められている車というだけあって、走行性能のレベルは高いです。
1.2Lエンジンでも低回転域からの力強い加速が可能で、スムーズなドライブが楽しめます。
安定性やハンドリングの正確性などの点については、国産のコンパクトカーの中ではトップクラスとも言えるでしょう。
ちなみに、スイフトはヨーロッパで人気が強いですが、イタリアではSAMURAI DESIGNという名前で販売されるなど、特に人気がありMINIなどにも匹敵する勢いの様です。
運転はし易いが視界は△
コンパクトな車両サイズなので車両感覚は掴み易く、スイッチ類も機能毎に考えられた配置をしているので運転の妨げになりません。
走っても曲がっても止まっても、自分が車を操っているという感覚が味わえる楽しい車ですね。
但し、リヤサイドのウインドウは小さめなので斜め後方は見にくいです。
視界以外では、特に欠点らしい欠点は見当たらないですね。
エコ技術がフル稼働!
スイフトは、デュアルジェットエンジンによりパワフルな走りと低燃費を実現しています。
また、エネチャージにより減速エネルギーで発電したり、新アイドリングストップ機構も採用されていることから、エコ技術はトップレベルといえます。
燃費性能もカタログ燃費26.4kmLとガソリン車としては十分満足出来るレベルですね。
エコカー減税の対象にもなっているので経済性の面でも申し分ありません。