インターネット経由の自動車保険の申込が増加中!その理由は!?【ファイナンシャル・プランナー監修】

(この記事は約 4 分で読めます。)

自動車保険の自由化により通販型(ダイレクト型)の自動車保険が市場を賑わすようになりました。

通販型の自動車保険とはインターネット・電話で、直接消費者と保険会社が契約を結ぶ形態の保険の事を言います。

自由化以後このインターネット経由で自動車保険を契約する人が年々増加しています。

実際に対面して販売する代理店型がメインだった日本の自動車保険業界において、なぜインターネット経由の自動車保険契約が増加しているのか?その理由に迫っていきたいと思います。

車査定

インターネット経由の契約の推移と増加している理由

自動車保険の現在までのダイレクト型の売上(元受正味保険料)の推移

最近のダイレクト型の自動車保険の売上推移を大手5社に絞ってみていきましょう。

ダイレクト型自動車保険の売上推移
(参考:allabout)

ダイレクト型自動車保険は急成長を見せていますね。

大手5社合計で、2000年には500億にも見たなかった売上高が2010年には2,000億に迫る勢いとなっています。

特にソニー損保の伸びが大きいですね!!

昔はネットで契約することに抵抗を覚える人が多く、中々浸透しませんでしたが、現在の20台・30代は小さな頃からWEBの世界に触れていた人達が多いので躊躇せずに、ネットで買い物したり自動車保険も契約します。

そういうネットユーザーが周りに増えていけば、今まではWEBに抵抗が有った人も「自分もやってみようかな。」となります。

ネットのほうが安くなることも多いですし、好循環で売上が急成長していることが分かりますね。

では、なぜこんなに急成長しているのか?それにはいくつかの理由が有るのですが、その理由をダイレクト型自動車保険のメリットという形で見ていくことにしましょう。

インズウェブ自動車保険一括見積もり
Advertisement(広告)

2010年~2019年のダイレクト型自動車保険の動き

ソニー損保の伸びがすごいですね!

ネットでの自動車保険は、少しずつ伸びている会社もありますが、伸び悩んでいる会社もあります。ネットへの力の入れ具合が違うでしょうか。各社の戦略なのでしょうか。

中にはネットだと「いざという時に保険が本当に支払れるのか心配」という事からも相談しながら、決める方も多いのかもしれません。

ネット売上のデータが少なく分析しにくいものの、是非参考にしてみて下さい。

出典:各社ディスクロージャー資料、IR資料より作成

ダイレクト型のメリット

自動車保険料が安い!

ダイレクト型の自動車保険は保険料金が安いのが最大のメリットでしょう。

インターネットで契約を行うので、代理店型より設備投資や人員コスト、代理店手数料等が掛からないといったコスト面での優位性が、保険料金の安さに反映されているからです。

消費者の都合のいい時間で見積もり・契約を行う事ができる!

代理店型は営業時間があります。

当然休業日もあるでしょう。

しかしインターネットを利用するダイレクト型は24時間365日利用する事ができます。

消費者が都合のいい時間にインターネットで契約をすることが可能です。

また、代理店に行く手間が省けるといった利点も考えられます。

インターネット割引を受けることができる!

これは保険料が安いというメリットとも言えます。

インターネットを利用して契約をすると最大で20,000円の割引を受ける事ができる場合もあります。

合わせて読みたい

保険会社別のインターネット割引一覧

比較検討しやすい!

インターネットでは数社まとめて見積もりを行う事ができるので合理的です。

見積もりに時間・手間が掛からないため、いろんな会社を比較検討することができます。

営業の人と会話をしなくて済む!

別に気にしない人もいるかもしれませんが、営業のセールストークを煙たく思う人もいるでしょう。

インターネットでの申込の場合には、そういった営業との煩わしい会話を全て省くことが可能です。

Advertisement(広告)

今後のインターネット経由での契約推移

保険自由化以降、ダイレクト型自動車保険の売上は右肩上がりで上昇していますが、代理店のシェア数にはまだまだ遠く及びません。

その理由として「事故時の対応」や「インターネットを利用しての契約」の不安等が考えられます。

しかしオリコンランキングなどの自動車保険事故対応満足度を見ていると、ダイレクト型の会社の満足度の方が高かったりするので、保険会社がその辺りをどうやって消費者に浸透させていくかが今後の課題かもしれませんね。

ダイレクト型が良い!とかやっぱり代理店型の方が安心!ってのは当サイトにも沢山の方から体験談が送られてきていますのでそちらも参考にしてみると良いと思いますよ♪

自動車保険の体験談カテゴリーへ
通販型自動車保険のデメリットから見る代理店型自動車保険の優位性

Advertisement(広告)

ファイナンシャル・プランナー(FP)からのコメント

黒須かおり(Kaori Kurosu)

2007年FP資格取得、保険会社、保険代理店をへて女性による女性のための独立系FP会社にて勤務。2016年、個人事務所FPofficeRapportを設立。女性を中心にマネーとキャリアのコンサルティングを行う。2019年個人事務所からFPラポール株式会社を設立し、代表取締役に就任。

現在延べ3,000人が参加したマネーセミナー講師や、企業研修、国や行政などでのセミナー講師などを務める。30代40代女性やファミリーなどを中心に個別相談をおこなうかたわら金融機関でのお客様の資産運用アドバイザーとしても活動経験あり。年間50本以上メディアへの執筆も行う。

<保有資格>CFP

インターネットでの自動車保険を契約するメリットはなんといっても保険料の安さと加入のしやすさです。

店舗も必要なく人件費も店舗と比べて少なくて済むので安くできます。また、夜中でも空いた時間でも好きな時に申し込みできるのはユーザー側にはとてもありがたいことです。

しかし、一方で保障内容をよく理解しないまま加入してしまい、事故が起こった時に対象にならなかったり、自己負担が大きかったりすることも考えられますので、内容はしっかりと確認しましょう。

特に自己負担金額や、車両保険の補償範囲などはしっかりと確認しましょう。

自動車保険は事故が起こった時には大きな補償になることもありますので、保険料の安さ+補償内容をしっかりと確認してから加入するようにしましょう。

ご参考:監修者一覧

Advertisement(広告)
インズウェブ自動車保険一括見積もり
車査定

【人気各社に個別見積もり】

ある程度、自身で保険会社が絞られている方は、個別に見積もりしていく事も個別の内容把握や対応が少なくなるので、オススメです。

気になる自動車保険会社だけに無料で個別見積もり!

自身の状況を反映させ、大まかな契約概要を把握する

自身である程度、保険会社が絞られている方は『個別見積もり』もオススメでしょう。

  1. 【個別見積もり】ソニー損保
  2. 【個別見積もり】セゾン自動車火災保険(おとなの自動車保険)
  3. 【個別見積もり】楽天損保
  4. 【個別見積もり】アクサダイレクト
  5. 【個別見積もり】チューリッヒ

まだ自身のニーズや年齢・家族構成など、保険会社を絞りきれてない方には一括見積もりで自分に合った保険会社を見つけることが重要です。一度試してみましょう。

【独自分析!2023年ダイレクト型ランキング1位】

「保険料の安さ」「事故対応の満足度」「ロードサービスの充実度」など全ての項目を総合的に勘案した自動車保険会社の2023年総合ランキング(独自分析)でトップに位置するソニー損保

【独自分析!名前の通り「50代以降」や「子育て世代」にお勧め】

「保険料の安さ」「事故対応の満足度」「ロードサービスの充実度」など全ての項目を総合的に勘案した自動車保険会社の2023年総合ランキング(独自分析)でソニー損保と共に、トップに君臨するセゾン自動車保険(おとなの自動車保険)

【楽天経済圏の方にオススメ!楽天損保】

最大のポイントは自動車保険料の支払いで「楽天ポイント」を貯められる点でしょう。『楽天カード』での自動車保険支払いの場合、楽天ポイントが、なんと『3倍』貯まります。100円で1ポイントが貯まるので、保険料月50,000円の場合、1000ポイントが貯まります。さらに自動車保険料を楽天カードで支払った場合、プラスで500ポイント貯まるので、月1,500ポイントの楽天ポイントが獲得でき、1ポイント1円で使用可能です。

【サービスと保険料で人気「アクサダイレクト」】

インターネット割引では、ウェブサイトで見積もりをした場合、条件達成で最大2万円のインターネット割引が適用可能に!また無事故の年数が長ければ長いほどお得になる20等級継続割引では、条件の達成で「1年目」「2年目」「3年目」「4年目以降」の4区分された割引が適用されます。

またアクサダイレクトでは、必要に応じて面談担当者が自宅を訪問して説明するAXAフィールドサービスを展開。事故時に電話だけのやり取りだけでは不安な方でも、対面でやり取りをすることにより、安心して手続きを進めることが可能です。

【保険料の安さでトップクラス】

保険料の安さとサービスの内容充実度が高い「チューリッヒ自動車保険」!気になる方は一度チェック!

まだ自身のニーズや年齢・家族構成など、保険会社を絞りきれてない方には一括見積もりで自分に合った保険会社を見つけることが重要です。一度試してみましょう。

1.合わせて読みたい!「自分の自動車保険を把握する重要性『自動車保険』を比較・分析して賢く選ぶ!」

2.合わせて読みたい!『独自分析!自動車保険ランキングを確認』

『自動車保険』を比較・分析・賢く選ぶ

自動車保険は個人の年齢、自身が補いたいリスクなど、人によって様々なニーズがあると思います。ただ自身のニーズにあった商品を一社一社見ていくのも、大変な作業です!

もちろん、懇意にしている保険会社があれば、それを利用するのも手ではありますが、「合理的」「経済的」に考えたい方は、数社から見積もりを取るのが良いでしょう。

そんな時には、【一括見積り】で、自動車保険を比較し、「自分のニーズにあった商品」を見つけたり、「ある程度保険会社を絞ること」が最も効率的でしょう。

保険料の安さがトップクラス!チューリッヒ自動車保険

愛車の価値を把握!無料一括査定

自分の愛車の「下取り価値」や「目線」も分からずに売却や交渉をすると損してしまいます!

高値で売るには、あなたの車がほしい買取店を見つける事も重要です。高い値段で車を買い取ってもらうには、今まさに「あなたの車を欲しい買取店」を見つける作業が重要なポイントの一つです。

そのためには、結果的にできるだけ多くの買取店から査定を受けることが重要でしょう

オンライン一括査定を行ってもすぐに売る必要はないため、とりあえず下取相場を把握するのが重要です。

事前にチェックしておきたい「自動車保険情報」

  1. 独自分析!【2023年】自動車保険おすすめランキング
  2. 煽り運転に自動車保険は適用される?煽り運転に対応するおすすめ自動車保険・ドライブレコーダーは?
  3. コロナ化で外出激減!自動車保険を見直す?見直さない?【ファイナンシャル・プランナー監修】
  4. 自動車にはどの燃料が一番おすすめ!?水素・電気・ガソリンを比較・分析!【FP監修】
  5. 増加するウーバーイーツ配達員!知って備える!?賠償や怪我の補償【FP監修】
  6. 楽天損保の自動車保険!口コミ・評判・サービス概要・特徴について【ファイナンシャル・プランナー監修】
  7. 雹や水没で被害!台風などの自然災害で自動車保険は適用される?【ファイナンシャル・プランナー監修】
  8. 車両料率クラスとは?2020年改定!自動車保険の型式別料率クラスの仕組み【FP監修】
  9. 自動運転の事故の責任は誰?「自動運転」と「自動車保険」【ファイナンシャル・プランナー監修】
  10. 高齢者事故の原因と時間帯を考察!60代・70代以上におすすめの自動車保険【FP監修】
  11. 自動車盗難対策!盗難で自動車保険はいくら支払われる?自動車盗難の最新傾向と盗難対策をご紹介
  12. テレマティクス保険とは?メリット・デメリットを考える!【ファイナンシャル・プランナー監修】

【Car Lounge】車情報サイト

車情報サイト「Car Lounge」

様々な車のモデル、新車情報や人気車種の情報が満載!中古車情報や車のお役立ち情報も沢山掲載されています。

気になる車や様々な情報をチェックしたい方、車情報サイト【Car Lounge】もチェックして下さい!