入通院慰謝料が加算される特別な理由とは?

(この記事は約 2 分で読めます。)

交通事故によって傷害を負った場合の弁護士基準による慰謝料の計算方法は「【弁護士基準】傷害(事故)の慰謝料の計算方法」の記事で紹介しました。基本的な計算方法は、基準表を使用して傷害の軽重と入通院期間の長短を考慮して決定するのですが、必ずしもこれらの要素のみで入通院慰謝料を算出するわけではありません。

つまり上記の2つの要素以外にも慰謝料額を加算すべき事由があれば考慮して相当額を慰謝料額に加算する事になります。今回は加算すべき事由が考慮された判例を紹介していきたいと思います。

Advertisement(広告)
車査定

交通事故により留年

判例

■大学三年生が入通院により留年をした事に対して、入通院慰謝料等の他に慰謝料50万円を認めた例

交通事故が原因で大学を留年した事に対しても慰謝料が認められた判例ですが、大学を留年した事に対しての慰謝料が50万円というのはどうなんでしょうね?現在授業料は私立大学なら文系でも約70万円、国公立なら約50万円でくらいです。

しかし、1年間働く事が遅れるため生涯年収にも影響が出てくるので、もう少し加算しても良かったような気もします。

インズウェブ自動車保険一括見積もり
Advertisement(広告)
Advertisement(広告)

ゴルフのプロ志望者

判例

■プロゴルフ志望の男性が事故により予選会に出場する機会を脱した事に対しての慰謝料25万円を認めた例

プロゴルファーになる為の予選会に出場できなかった事への慰謝料で、プロになることができたか、それ以後の獲得賞金(男子プロの平均年収は約1,300万円)などは一切考慮していないと思います。考慮していたらもっとすごい額になったかもしれません。

事故の傷害により離婚

判例

■足・腕の骨折、顔面挫創などの重度の傷害を負った女性が3年以上の入院生活をし、さらに配偶者と離婚してしまい入通院慰謝料600万円を認めた例

この判例には入院が3年以上としか記載されていないためどれだけの通院期間があったかわからないので正確な入通院慰謝料の計算ができませんが、入院のみで考えると、この女性の受けた傷害は非常に重く基準表の上限額を採用すると考えられます。

また、基準表は15ヶ月までしか記載していないため上限に1月あたり5万円計105万円を加算すると518万円となります。3年でこの数字ですので入院慰謝料だけで判例の600万円近くまでいくことになります。離婚に関しての慰謝料はかなり少ないような気もしますね。

Advertisement(広告)
Advertisement(広告)

選挙に出馬予定

判例

■交通事故によって市議会議員選挙への出馬を断念したことに対して慰謝料50万円を認めた例

この判決を出したのは横浜地裁なので神奈川県のどこかの市議会議員の選挙に出馬する予定だったのでしょう。意思があっただけではおそらく認められずある程度の出馬準備はしていたと予想されます。市議会議員選挙に出馬する為には供託金を収めなければならず、政令指定都市の場合は50万円、それ以外は30万円です。その他にもポスターとか選挙カーや選挙事務所など色んな費用がかかります。

出馬の準備状況にもよりますが、選挙中ではなく出馬予定の段階だったので妥当なラインなのではと思います。

Advertisement(広告)
Advertisement(広告)

まとめ

傷害の場合の入通院慰謝料という損害賠償項目ですが、傷害とは別に損害を負った場合には相当額が慰謝料として加算されるようです。そのためもし事故に遭ってしまった場合にはどこまで慰謝料として認められるか専門家に相談した方がいいでしょう。

Advertisement(広告)
Advertisement(広告)
インズウェブ自動車保険一括見積もり
車査定

【人気各社に個別見積もり】

ある程度、自身で保険会社が絞られている方は、個別に見積もりしていく事も個別の内容把握や対応が少なくなるので、オススメです。

気になる自動車保険会社だけに無料で個別見積もり!

自身の状況を反映させ、大まかな契約概要を把握する

自身である程度、保険会社が絞られている方は『個別見積もり』もオススメでしょう。

  1. 【個別見積もり】ソニー損保
  2. 【個別見積もり】セゾン自動車火災保険(おとなの自動車保険)
  3. 【個別見積もり】楽天損保
  4. 【個別見積もり】アクサダイレクト
  5. 【個別見積もり】チューリッヒ

まだ自身のニーズや年齢・家族構成など、保険会社を絞りきれてない方には一括見積もりで自分に合った保険会社を見つけることが重要です。一度試してみましょう。

【独自分析!2023年ダイレクト型ランキング1位】

「保険料の安さ」「事故対応の満足度」「ロードサービスの充実度」など全ての項目を総合的に勘案した自動車保険会社の2023年総合ランキング(独自分析)でトップに位置するソニー損保

【独自分析!名前の通り「50代以降」や「子育て世代」にお勧め】

「保険料の安さ」「事故対応の満足度」「ロードサービスの充実度」など全ての項目を総合的に勘案した自動車保険会社の2023年総合ランキング(独自分析)でソニー損保と共に、トップに君臨するセゾン自動車保険(おとなの自動車保険)

【楽天経済圏の方にオススメ!楽天損保】

最大のポイントは自動車保険料の支払いで「楽天ポイント」を貯められる点でしょう。『楽天カード』での自動車保険支払いの場合、楽天ポイントが、なんと『3倍』貯まります。100円で1ポイントが貯まるので、保険料月50,000円の場合、1000ポイントが貯まります。さらに自動車保険料を楽天カードで支払った場合、プラスで500ポイント貯まるので、月1,500ポイントの楽天ポイントが獲得でき、1ポイント1円で使用可能です。

【サービスと保険料で人気「アクサダイレクト」】

インターネット割引では、ウェブサイトで見積もりをした場合、条件達成で最大2万円のインターネット割引が適用可能に!また無事故の年数が長ければ長いほどお得になる20等級継続割引では、条件の達成で「1年目」「2年目」「3年目」「4年目以降」の4区分された割引が適用されます。

またアクサダイレクトでは、必要に応じて面談担当者が自宅を訪問して説明するAXAフィールドサービスを展開。事故時に電話だけのやり取りだけでは不安な方でも、対面でやり取りをすることにより、安心して手続きを進めることが可能です。

【保険料の安さでトップクラス】

保険料の安さとサービスの内容充実度が高い「チューリッヒ自動車保険」!気になる方は一度チェック!

まだ自身のニーズや年齢・家族構成など、保険会社を絞りきれてない方には一括見積もりで自分に合った保険会社を見つけることが重要です。一度試してみましょう。

1.合わせて読みたい!「自分の自動車保険を把握する重要性『自動車保険』を比較・分析して賢く選ぶ!」

2.合わせて読みたい!『独自分析!自動車保険ランキングを確認』

『自動車保険』を比較・分析・賢く選ぶ

自動車保険は個人の年齢、自身が補いたいリスクなど、人によって様々なニーズがあると思います。ただ自身のニーズにあった商品を一社一社見ていくのも、大変な作業です!

もちろん、懇意にしている保険会社があれば、それを利用するのも手ではありますが、「合理的」「経済的」に考えたい方は、数社から見積もりを取るのが良いでしょう。

そんな時には、【一括見積り】で、自動車保険を比較し、「自分のニーズにあった商品」を見つけたり、「ある程度保険会社を絞ること」が最も効率的でしょう。

保険料の安さがトップクラス!チューリッヒの自動車保険をチェック

愛車の価値を把握!無料一括査定

自分の愛車の「下取り価値」や「目線」も分からずに売却や交渉をすると損してしまいます!

高値で売るには、あなたの車がほしい買取店を見つける事も重要です。高い値段で車を買い取ってもらうには、今まさに「あなたの車を欲しい買取店」を見つける作業が重要なポイントの一つです。

そのためには、結果的にできるだけ多くの買取店から査定を受けることが重要でしょう

オンライン一括査定を行ってもすぐに売る必要はないため、とりあえず下取相場を把握するのが重要です。

事前にチェックしておきたい「自動車保険情報」

  1. 独自分析!【2023年】自動車保険おすすめランキング
  2. 煽り運転に自動車保険は適用される?煽り運転に対応するおすすめ自動車保険・ドライブレコーダーは?
  3. コロナ化で外出激減!自動車保険を見直す?見直さない?
  4. 【エネルギー比較】水素自動車・電気自動車・ガソリン車の違いについて
  5. 増加するウーバーイーツ配達員!知って備える!?賠償や怪我の補償
  6. 楽天損保の自動車保険!口コミ・評判・サービス概要・特徴について
  7. 雹や水没で被害!台風などの自然災害で自動車保険は適用される?
  8. 車両料率クラスとは?2020年改定!自動車保険の型式別料率クラスの仕組み
  9. 自動運転の事故の責任は誰?「自動運転」と「自動車保険」
  10. 高齢者事故の原因と時間帯は?データを考察!必要なおすすめ自動車保険を解説
  11. 自動車盗難対策!盗難で自動車保険はいくら支払われる?自動車盗難の最新傾向と盗難対策をご紹介
  12. テレマティクス保険とは?メリット・デメリットを考える!

【Car Lounge】車情報サイト

車情報サイト「Car Lounge」

様々な車のモデル、新車情報や人気車種の情報が満載!中古車情報や車のお役立ち情報も沢山掲載されています。

気になる車や様々な情報をチェックしたい方、車情報サイト【Car Lounge】もチェックして下さい!