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貴方にとって保険とは何でしょうか?これは何も自動車保険に限った話のことでは有りません。
生命保険や地震保険、火災保険においても同様の問題です。
きっちり自分が今置かれている状況を把握した上でその保険に入っているでしょうか?
ほとんどの人はそこまで意識すること無く保険に加入しているのではないでしょうか?
「取り敢えず保険に入っておけば安心だ。」
そういう気持ちで保険に入っている人に限って「内容が難しすぎる」と言って加入前に保険の内容の吟味をしないし、加入後には「保険料が高い!」と怒ったり、実際に保険を使うタイミングになって「思っていた通りの補償を受けられなかった」と後悔することが多いんです。
だから保険会社やディーラーの言うおすすめプランって本当は鵜呑みにしてはいけないんですよ。
おすすめプランとは本当におすすめなのか?
自動車保険を加入している人で車のディーラー先で加入した人はけっこういるんじゃないでしょうか?そこでのセールストークで「おすすめプランがありますよ」と言われた人も少なからずいると思います。
このおすすめプランは本当にあなたにぴったりのおすすめプランなのでしょうか?
「おすすめ」と言われるとなんか自分の事を考えてくれた結果のプランなのではと勘違いしてしまいますよね。
そして予算が合えばそのまま契約してしまっている人も多いでしょう。
おすすめプランとは保険会社がいろんな保険をセットにして販売しているものです。
例えば充実プランは補償額を高めに設定したり特約をたくさん付けたりしていざという時はこれで大丈夫ですみたいな形でセットにされています。
確かに充実プランは保険料も高くなるだけ合って補償内容はある程度充実していると思います。
しかし、分かっておいて欲しいのはその「おすすめプラン」は貴方にとって最適なプランなのでは無くどんなカーライフを送っている人に対しても同じ中身が提供されるものであり、個々人が有するリスク必要な保障内容まで吟味されているものでは無いということです。
余談ですが日本人は「ランキング」とか「おすすめ」というキーワードに弱いと言われています。
だからそれを逆手に取って販売会社は「ランキング1位の商品です!」とか「この商品はおすすめです!」と言うんです。
それが一番手っ取り早く儲けられる方法ですからね。
保険の営業マンに「自動車保険は手厚い内容の方がいいですか?」など質問されて「はい」と答えると「充実プランがオススメです」といった流れになったりします。
このように簡単な受け答えだけでプランを勧めてくる代理店はあなたの事を本当に考えていない可能性があり、保険にあまり詳しくない可能性も高いです。
普通なら家族構成や車の使用状況や車両保険の免責金額の説明や他にもいろいろと質問してくれるはずです。
その質問の答えによって保険の内容は変化してくるからです。
もちろん契約しているディーラー先によってはちゃんと質問してくれる方もいるでしょう。
その場合にはその方に任せても安心だと思います。
言われるがままに契約したおすすめプランで保険の更新をし続けているとと毎年思わぬ損をしている可能性も有りますよ。
不必要な特約の保険料を毎年払ってしまっていたり、逆に必要な保険が付帯されておらずいざ事故が起こった際に保険金が支払われなかったり・・・・。
あなたは世界に一人しかいません。
あなたと同じように生活している人も少ないでしょう。
自動車保険は個人個人のカーライフにピッタリの保険をしっかり選ぶ必要があります。
補償と保険料のバランスのとれた自動車保険を作るために今の契約を見直してみてください。
当サイト「自動車保険の見積もりのコツ」では代表的な任意保険の特約の内容や使い道なども紹介しています。興味があればそちらも御覧くださいね^^
保険に関しては大抵の人は「うわっ何だか難しそう・・・」と感じていると思います。
ディーラーなどの代理店の人であれば詳しいことも知っているだろうって思ってしまいますよね。
もちろん、中にはディーラーの営業担当者の人でもお客様の為にという事で、車の事だけでなくしっかりと自動車保険の事まで勉強している人もいるでしょう。
でも代理店の人だって同じ人間です。
自分が難しいなと思うことは大抵の人は難しいと感じます。
だからこそ自分を守るためにも保険の事はしっかりと勉強しておきましょう。
専門家・FPからのコメント
専門家・FPからのコメント 橘田 恵美子 金融機関(銀行)勤務13年、AFP資格保有 保険には、勘違いさせるような仕掛けが、いたる所に張り巡らされているものです。自分にとって本当に必要で、最適な保険を、自分軸で選んでいく、という姿勢は、とても大切だと思います。確かに「保険は安心料、お守りみたいなもの」というフレーズはよく耳にします。でも、保険のように長期に渡って支払いが続くものは、コストパフォーマンスがとても大事です。決して印象や感覚だけで決めるのではなく、実際の損得と起きる確率を、しっかり考えた上で契約できれば、納得できるでしょう。 |
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