自動車保険の保険料と補償金の目安

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自動車保険は生命保険と違って積立型のものはありません。

基本的に掛け捨てタイプのみとなるので、出来れば保険料を安く抑えたいと思うものですよね。

 

昔は積立タイプの自動車保険もあったようですが、現在ではどこの損保会社でも廃止されています。

過去にあった積立タイプの自動車保険を現在も継続しているという人もいますが、新規契約をすることはできないのです。

そして、掛け捨ての保険ならできるだけ保険料を抑えたいと思うのが普通ですよね。

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保険料の目安

保険料が左右される項目には様々な要素があって、それが絡み合って最終的な保険料が決まるわけですが、金額が大きく左右される項目は3つです。

一つは「保証する対象」で、二つ目は「補償内容」、そして三つ目に「選ぶ保険会社」となっています。

 

保証する対象

保証する対象とは、保険をかけた車を運転する人で、対象となる人を限定するという意味です。

保証する対象を限定することで、保険料の割引が適用されますが、対象を絞らないとかなり大きな金額となってきます。

 

一般的に広く知られている項目は、保証対象を「人で絞る」「年齢で絞る」などです。

例えば、自分だけしか運転することがない車で、自分の年齢が26歳だった場合は、「自分限定」「26歳以上限定」の二つの制限を付けて割引を適用することが出来るので、かなり保険料を抑える事ができます。

 

これは、保険が適用される人を絞るという意味での割引なので、対象外の人がその運転を運転しても法的に罰せられる事はありませんが、万が一事故を起こした場合は保険金を受け取る事ができません。

 

なので、複数の運転者がいる車は、運転者の限定割引を適用しづらいという事にわけですが、自分の車を運転する可能性がある人を絞る事で、年間の保険料は大きく変わってきます。

 

補償内容

補償内容についても様々な項目があって、「事故をしてしまった時にどこまで保証してくれるのか?」「金額はいくらまでおりるのか?」「その他のオプションを付けるのか?」などで保険料は大きく変わってきます。

 

例えば、「対人〇〇円まで」「対物〇〇円まで」といった任意保険の内容では、事故を起こした時に、相手側の車の修理費用は保証してくれますが、自分の車の修理費用は保証してくれません。

自分の車も保険で直したい場合は、任意保険に加えて車両保険に入らなければなりません。

 

そして、相手方に支払わなければならない金額で、保険会社が保証してくれる金額にも制限を付ける事で、保険料を安くすることはできますが、一般的には上限なしの無制限の項目を選ぶ人が多いですね。

 

厳密に言えば、保証の金額は「対人1000万円・1億円・2億円」など金額で設定することもできるのですが、人身事故を起こしてしまった場合、何億という賠償金が発生することはザラにあります。

 

しかし、保険料を抑えたいからと言って、保証してもらえる金額を低く設定してしまうと、万一に大事故を起こしてしまった時に保険金でまかなえなくなるので、そもそも自動車保険に入っている意味がない、という事になってしまうのです。

なので、できれば補償内容には制限を加えずに、無制限で保証してくれる内容で契約することをおすすめします。

 

選ぶ保険会社

現在では多くの自動車保険会社があって、会社によって保険料や補償内容、そしてサービスもまちまちです。

「保険会社なんてどこも同じでしょ?」という考えでは、無駄なお金を払い続ける事となるので、自動車保険に加入する際は、保険会社を吟味することをおすすめします。

 

しかし、見積もりを取るだけならどこの会社でもタダでできますが、複数の保険会社で見積もりを取って保険料を比較するというのは結構面倒な作業なので、複数の会社で一気に見積もりを取れる一括見積を利用すると良いでしょう。

 

 

 

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その他の項目

保険料が大きく左右されるのは3項目と前述しましたが、厳密にはその他にも色々な項目があって、こまごまとした項目を正確に把握しないとはっきりとした金額は見えてきません。

 

例えば、「免許は何色なのか」「車種は何なのか」「年式はどのくらいなのか」「現在の等級はいくつなのか」などなど。

既に保険に入っている場合は、初期の6等級から変化しているものなので、保険会社を乗り換える際には現在の等級が引き継がれるので「自分が今何等級なのか?」もしっかり把握して見積もりを取らなければなりません。

 

目安となるのは1社目

自動車保険というのは、本当に人ぞれぞれで、年齢や車種などももちろんですが、「免許取得からの年数」や「年間走行距離」など加味しなければならないので、その人の状況によって保険料が全然違ってきます。

 

インターネットサイトでよく見かける、「20代の保険料の相場は〇〇万円~〇〇万円」や「○等級の相場は〇〇万円」という金額は全くあてにならないので、現在保険に入っている人は、今の保険料を目安に、そして新規で加入する人は見積もり1社目を目安にするしかありません。

 

なので、どれくらいの保険料が必要なのかを知りたい場合は、自身の正確な情報をもとに見積もりを取ってみるしかないという事になります。

 

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補償金の目安

補償金の目安は、対人無制限・対物無制限が基本的な内容と前述しましたが、車両保険などは、車種や年式によって下りる金額が違ってきます。

例えば新車で購入した車が1年以内に事故で全損となった場合は、新車購入時と同等の額全額が保証されますが、年数が経つとその車の相場価格によって補償金が決まってきます。

 

新車の場合だと結構な額の保証を受け取る事ができるので、車両保険に入る人も多いのですが、中古で購入した車で車両保険がほとんど下りない場合は、「保険料」と「保証してもらえる額」を比較して、車両保険に入らない人も結構いたりします。

 

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60歳以上は高くなることもある

一般的に年齢制限による保険料は「〇〇歳以上」と年齢が上がるにつれて、割引額も大きくなるのが普通です。

これは、免許取り立ての新米ドライバーの事故率が高い事が理由で、運転歴が長くなるにつれて割引額が大きくなるというシステムだったわけです。

 

しかし近年、高齢化が進むにつれて高齢者の事故率が増加している傾向にあり、損保会社では60歳以上の保険料が値上げされています。

このような事故率は統計から算出されているので、いくら自分自身が優良ドライバーであっても、年齢による保険料の変化を覆すことはできません。

理不尽に感じるかもしれませんが、それは年齢が若い層も同じことが言えます。

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