交通反則通告制度の仕組みと反則金の納付期限や納付方法のまとめ

(この記事は約 2 分で読めます。)

交通反則通告制度

交通違反を犯してしまった場合には「反則金はいくらだろう」と考えてしまいますよね。今現在は「交通違反=反則金」と当たり前のように考えていますが、交通違反は犯罪行為ですので、原則としては刑事裁判や家庭裁判所の審判(未成年の場合)で裁かれるべきものです。

では、なぜ刑事手続きを受けなくていいのか?というと、昭和43年に制定された「交通反則金通告制度」によって、軽微な違反については「反則金の納付と行政処分のみ」で処理する事になったからです。今回は、この「交通反則金通告制度の仕組みや手続きの流れ」について説明していきたいと思います。

[myphp file=’kiji-top’]

車査定

交通反則金通告制度の仕組みと手続きの流れ

軽微な違反(一旦停止違反や信号無視など)をした場合には、警察官から交通反則告知書を渡されます(道路交通法第126条1項)。

この交通反則告知書は青い色をしているので通称「青キップ」と呼ばれており、記載されている内容は「違反の内容、反則金額、出頭日時・場所」などです。

反則金の仮納付の期限や納付方法

交通反則告知書を受け取った反則者は、告知書に不服が無ければ違反した日の翌日から7日以内に、反則金を指定された郵便局か銀行で仮納付をします。

仮納付を済ませれば、他に反則者がやることは有りません。強いていうなら銀行・郵便局の受領書を大切に保管する事ぐらいです。

やることはこれだけなのに、なぜ「仮納付」なのかと言うと、ただ単純に次の反則金の納付と区別するためですので、支払さえ済ませれば後は心配する必要はありません。

通告書と反則金の納付

仮納付をしなかった場合や忘れた場合には、警察署から反則金の納付の通告書が送付されてきます。この場合には、通告があった日の翌日から10日以内に反則金と送付に要した費用を支払えば、刑事処分を受けずに済みます。こちらも支払いは郵便局または銀行です。

もし納付期限が「土曜日・日曜日・祝日・大晦日・正月の三が日」だった場合には、次の平日が期限となります。

また、違反の告知に不服がある場合には、告知書に記載されている出頭日に指定された場所に赴き不服の申立を行います。申立が認められれば、反則内容は訂正されます。

インズウェブ自動車保険一括見積もり
広告

交通反則金通告制度の制定理由

通常、交通違反を犯すと【原則として刑事手続】が行われます。

しかし、全ての交通違反に対して刑事手続を行うと、以下の様な弊害が発生します。

  • 検察官・裁判所の処理件数が膨大になり、日本の司法制度そのものが上手く回らなくなる
  • 全ての交通違反者に前科がついてしまう

これらの弊害を排除するために、軽微な交通違反に対しては「交通反則通告制度」を制定して、警察の処理のみで済ます事にしたのです。(刑事手続を省略出来るようにした)。

検挙する側としても検挙される側としても、利便性の高い制度ですね。ただ、交通反則通告制度に慣れてしまっている現在では検挙されて利便性を感じる事は皆無だと思いますが。

広告

反則金を納付しないと刑事手続きにすすむ

反則金を支払う事で「刑事手続き」を避ける事が出来るのが交通反則通告制度です。

従って、反則金を納付しなければ、原則通りに刑事手続きを行う事になります。そのため、交通違反の内容に不服が無いのであれば、しっかりと期限内に反則金を納付するようにしましょう。こんなことで前科を付けられてはたまったものじゃ有りませんよ。

広告
インズウェブ自動車保険一括見積もり
車査定

自分の自動車保険を把握!『自動車保険』を比較・分析して賢く選ぶ

合わせて読みたい!「自分の自動車保険を把握する重要性『自動車保険』を比較・分析して賢く選ぶ!」

自動車保険は個人の年齢、自身が補いたいリスクなど、人によって様々なニーズがあると思います。ただ自身のニーズにあった商品を一社一社見ていくのも、大変な作業です!

もちろん、懇意にしている保険会社があれば、それを利用するのも手ではありますが、「合理的」「経済的」に考えたい方は、数社から見積もりを取るのが良いでしょう。

そんな時には、【一括見積り】で、自動車保険を比較し、「自分のニーズにあった商品」を見つけたり、「ある程度保険会社を絞ること」が最も効率的でしょう。

自分のニーズにあった『最安の保険会社』を簡単に見つけたい方はこちらをチェック!

『車の一括査定』提携300社以上から車を一番高く売る!無料で手間なく愛車を一括査定!

様々なところに車の査定をしても、毎回同じような点を入力したり、問い合わせるだけで結構な手間がかかるのは事実です。

懇意にしている会社があれば、そこを使用するのも良いでしょう!ただ合理的に算出して欲しい方は300社以上の企業から、見積もりを貰い、一番高いところに売る!もしくは、ある程度売却する会社を絞るのが良いでしょう。

有名店から地域密着専門店まで網羅しているので、一度ぜひ試して見て下さい。

利用実績450万人以上!複数社(提携社数300社以上)に一括査定!比較・分析して、賢く売却!

事前にチェックしておきたい「自動車保険情報」

  1. 独自分析!【2023年】自動車保険おすすめランキング
  2. 【専門家監修】煽り運転に自動車保険は適用される?煽り運転に対応するおすすめ自動車保険・ドライブレコーダーは?
  3. 【専門家・FP監修】コロナ化で外出激減!自動車保険を見直す?見直さない?
  4. 【FP・専門家監修(コメント)】『2021年版』どの燃料が安い?エコカーの制度・普及状況は?水素自動車・電気自動車・ガソリン車の最新状況について
  5. 【FP・専門家監修(コメント)】増加するウーバーイーツ配達員!知って備える⁉賠償や怪我の補償
  6. 【FP・専門家監修(コメント)】楽天損保の自動車保険!口コミ・評判・サービス概要・特徴について
  7. 【専門家の見解】雹や水没で被害!台風などの自然災害で自動車保険は適用される?
  8. 【専門家監修】車両料率クラスとは?2020年改定!自動車保険の型式別料率クラスの仕組み
  9. 【FP監修(専門家監修)】自動運転の事故の責任は誰?『自動運転』と『自動車保険』
  10. 【専門家監修】データ分析!高齢者事故の原因と時間帯は?必要なおすすめ自動車保険を解説
  11. 自動車盗難対策!盗難で自動車保険はいくら支払われる?自動車盗難の最新傾向と盗難対策をご紹介
  12. 安全運転で自動車保険がより安く!テレマティクス保険とは?メリット・デメリットを考える

乗りたい車はこれ!様々な車の情報をチェックするなら「車情報ラウンジ Car Lounge 」

出典:車情報ラウンジ「Car Lounge」

様々な車のモデル、新車情報や人気車種の情報が満載!中古車情報や車のお役立ち情報も沢山掲載されています。気になる車や様々な情報をチェックしたいなら、車情報ラウンジ「Car Lounge」をチェックしてみましょう!

コメント

この記事へのコメントはありません。

コメントする