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事故・故障によって自動車トラブルが発生した時は、ロードサービスを依頼する事になります。
ロードサービスを依頼する時の全体の流れや聞かれる事項について紹介します。
任意保険のロードサービスを依頼する時の流れ
任意保険のロードサービスを依頼する時の流れは、以下のようになります。
- ①契約している保険会社のロードサービスセンターへ連絡
- ②連絡を受けた任意保険会社が、ロードサービス提供車を手配
- ③ロードサービス提供車が到着し、修理又はレッカー等のサービスを提供
ロードサービスを依頼した時に、レッカー作業が必要と判断されると、運転手及び搭乗者の移動手段は無くなります。というのも、契約者等々は基本的にレッカー車・故障車に乗る事が出来ないからです。
この場合、契約しているロードサービスに宿泊・帰宅サポートが有るのであれば、保険会社に再度連絡して指示を仰ぎましょう(車両の状況によっては依頼時に聞かれる場合も有ります)。
勝手に宿泊施設を手配したり移動を行うと、費用補償を受けられない可能性がありますよ!
ロードサービスを依頼する時に聞かれる事項
任意保険のサービスセンターに電話連絡をすると、サービス提供の為にいくつかの質問をされます。(車の状態によって内容は異なります)。
どういった質問をされるのでしょうか?
契約内容の確認
まず聞かれる事は、契約内容の確認事項です。
- 契約者名・電話番号・住所
- 保険証券番号
- 車の登録番号(ナンバー) 等
トラブル発生地点が、電波の届かない場所であれば、電波が入る所まで徒歩で移動して電話をする事になります。その際、契約内容をスムーズに伝えられるように、保険証券も持ち歩きましょう。
場所
サービス提供車を手配する為に「車が停まっている場所」を聞かれます。
住所が分かる場合は、住所を都道府県から伝えるようにして下さい。
住所が分からない場合は、分かる範囲で良いので伝えるようにしましょう。そして、近くの建物などの目印になる物や国道などの通った道などの補足情報を伝えて下さい。それでも、コールセンターの人に伝わらない場合は、向こうからいくつか質問されると思うので、分かる範囲で答えましょう。
なお、スマートフォンの場合は、契約している保険会社のホームページにGPS現在位置特定サービスページが有るので、コールセンターに電話する前にホームページにアクセスして、現在位置を送信してから、画面の指示に従って、電話連絡を入れて下さい。
現在位置を送信しただけではロードサービスは手配されません。必ず電話連絡も入れて下さい。
車の状態
ロードサービス提供車は、全てのトラブルに対応出来るように、装備を整えているわけでは有りません。どのような損傷が有るのか、それにはどのような対応が必要かを予め確認し、装備を整えてから出動します。
そのため、ロードサービスを依頼する時には、損傷箇所や損傷の程度、故障箇所などを具体的に伝えましょう。
搬送する修理工場等の場所
レッカーが必要な場合は、搬送する修理工場等を聞かれます。修理を依頼したい修理工場が決まっていれば、場所を伝えて下さい。
事故・故障が発生した時間帯が修理工場の営業時間外であれば、一時ロードサービス業者が預かり、後に修理工場へ搬送する事になります(費用が発生する可能性有り)。
また、搬送先が決まっていない場合には、保険会社の指定修理工場へ搬送するように依頼すれば良いかと思います。(保険会社の指定工場に入庫すれば、修理期間中の代車を無料で提供してくれる場合がほとんどです。)
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