洗車傷が付く理由と洗車傷を消す方法

(この記事は約 3 分で読めます。)

洗車機

事故をした覚えも無いし擦った覚えも無いのに、車に小さい傷が付いている事は有りませんか?それは、おそらく洗車した際に付いた傷です。

なぜ綺麗にする為の洗車で傷が付いてしまうのでしょうか?今回は、洗車傷の理由と、その消し方について紹介します。

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車に傷が付く理由

洗車傷の主な原因は、砂粒などの見えにくい微粒子をスポンジに付けたまま洗車してしまう為です。

(車に微粒子が付着している場合も有ります。)

その他にも、洗車方法(洗車機や手洗い)固有の原因で傷が付く事も有ります。

そこで、洗車の際になるべく傷が付かないようにする為の注意点を紹介します。

洗車前の注意点【共通事項】

「洗車機」と「手洗い」で共通する注意点は、まず水で汚れをなるべく落としてから洗車を始める事です。

最近は、ブラシ等が回転する前に高圧の放水で汚れを落としてから洗車する機械もありますので、不安な人はそのような洗車機があるガソリンスタンドを利用してください。

傷を防ぐには【洗車機編】

洗車機を利用した時の傷は、「古い洗車機」や「ブラシに付いた砂粒」が原因です。

「古い洗車機」は、洗車機のブラシが固いなど、機械自体の質が悪いので傷を付けやすいんです。

そのため、最新の洗車機があるガソリンスタンドを利用した方が良いでしょう。

最新かどうかわからない場合は、繁盛しているかで見極めるのも有りです。

「ブラシに付いた砂粒」とは名前の通りブラシに付いてしまった砂粒の事です。

1日に何台もの車の洗車をするので、どうしても洗車機のブラシに前の車の砂粒が付着してしまう事が有ります。この砂粒が、次の順番の車を洗う時に傷を付けてしまうんですよね。

かなり汚れた車両の後などは、ブラシにたくさん砂粒が付いている可能性が高く、たとえ洗車する前に空転して振り払っていたとしても、完全に落とす事は出来ないでしょう。

そのため、洗車の順番にも注意する必要が有ります。

(現実的には難しいですが。)

傷を防ぐには【手洗い編】

洗車に利用するタオルやスポンジ等はなるべく多く用意しておきましょう。

数が少ないと砂粒などが付いたタオルで車を洗う事になるので、意味がありません。

また、風が強い日は、砂粒等が巻き上げられて車に付着するため、洗車はなるべく避けましょう。

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洗車傷を消す方法

車のボディ

どれだけ注意して洗車をしても、傷は付いてしまうのが現実です。

この洗車傷は【コンパウンドで磨く事】で消す事が出来ます。

コンパウンドとは、研磨剤の一種です。

また、コンパウンドには微粒子が含まれていて、その大きさによって用途が異なります。

用途が洗車傷の場合は「極細目」か「超微粒子目」が良いでしょう。

使用方法は、コンパウンドを塗ったスポンジで「縦・横方向」に擦るだけです。

この際、車全体を一気に磨くのではなく、3,40cm四方ごとに区切って磨くようにしましょう。

■注意点

・爪が引っかかるほどの深い洗車傷は、塗装深部にまで及んでいる可能性があるので、コンパウンドで消える事は有りません。無理に磨かないようにしてください。
・コンパウンドで磨く前に、しっかりと洗車して汚れを落としましょう。

コンパウンドは、傷を消すのではなく、周りの塗装を削って目立たなくさせる方法です。

なので、洗車傷が出来る度にコンパウンドで磨くと塗装自体が無くなってしまう恐れがあります。

また、適当にやってしまうと逆に傷を増やす事にも。

そのため、不安な人はプロに依頼する事をオススメします。

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【参考】車ボディのコーティングの種類

ボディのコーティングは、撥水性を高めたりツヤを出したりする事が出来ます。

また、種類によっては汚れなども付着しにくく出来ます。

ガラスコーティング

現在あるボディコーティングの中では、膜の強さや持続性・ツヤの面から、最も効果のあるコーティングです。

コーティングの膜が強いので傷を防ぐ効果もあります。

さらに、水垢などの汚れも簡単に水で洗い流す事が出来、その効果は約3年とされています。

成分に樹脂などの他の成分が混ざっている「ガラス系コーティング」という似たような種類もあるので注意してください。

中には名前だけガラス系としている商品もあり、間違って利用するとボディに悪影響を及ぼします。

フッ素コーティング

ガラスコーティングよりは効果が弱いものの、ある程度の効果は期待出来ます。

持続期間は約半年ほどで傷を防ぐ効果もあります。

ポリマーコーティング

ガラス・フッ素コーディングより効果は劣ります。

次に紹介するワックスコーティングの欠点を補う形で登場し、持続性は2,3ヶ月間程度でしょうか。

ワックスコーティング

昔ながらのコーティングですね。

これまで紹介してきたコーティングの中では、一番質の低いものと言えます。

ただ、カー用品店で安く購入出来て、自分でコーティング作業を行う事が出来るというメリットはあります。

指で触ったり雨が降ると簡単に取れてしまうので、持続性は期待出来ません。

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