自動車保険見直しガイド
任意保険

自動車を買ったら、万が一の時のために備えて任意保険には必ず入っておきたいところ。しかし、「やっぱり保険料が高いので入らない・・・」という選択肢を取る人も相当数いるようです。この記事では、全国の任意保険加入率のデータや都道府県別のデータを分析していきます。

全国の任意保険種別毎の加入率データ

■損保会社のみの加入率表

保険の種類2014年度3月末
加入率
2013年度3月末
加入率
対人賠償保険73.4%73.3%
対物賠償保険73.4%73.3%
搭乗者傷害保険41.7%43.1%
車両保険43.0%42.6%
(出典:「損害保険料率算出機構「自動車保険の概況 第3部」

対人・対物保険の分析

まずは対人・対物保険について見て行きましょう。損保会社の任意保険への加入率は2014年度3月末時点で対人・対物ともに73.4%です。正確な数値を出すためには、これに加えて共済へ加入している自動車の割合を加える必要が有ります。

損害保険料率算出機構「自動車保険の概況 第4部 自動車保険関連統計」によれば自動車共済への加入率は13.9%となっていますので、合計で87.3%の人がいわゆる「任意保険(対人・対物)」に加入している事になります。

反対に12.7%の人は任意保険に加入していないという事になります。日本全国で走っている車の数は約8,000万台と言われていますので、数値に直せば約1,000万台以上の車が任意保険に加入せずに公道を走っている事になります。1,000万台は正直言ってかなり多いですね。

任意保険未加入車と事故を起こしてしまうと、満足な保険金が降りない可能性も有りますので、自分で自分の身を守れるように「自衛手段」を取っておく必要が有ります。

搭乗者傷害保険&車両保険の分析

搭乗者傷害保険も車両保険も加入率は約40%とそこまで高く有りませんね。

ただ、搭乗者傷害保険の加入率が低いのは「搭乗者傷害保険」よりも広い範囲を補償してくれる「人身傷害補償保険」という保険に入っている人が多いからです。人身傷害補償保険は任意保険加入者の80%以上が付帯している保険ですからね。

一方で、車両保険の加入率はこんなものかなと思います。結局自分の車を直すための保険ですから、事故したら自分でお金を払って修理すればいいやと考えている人が多いのでしょう。中古車に付ける人もあまりいませんしね。

車両保険に加入する必要性が有る時と無い時

都道府県別 任意保険加入率データ(対人保険のみ)

続いて、都道府県別の任意保険加入率データを見て行きましょう。数が多くなってしまうので、対人賠償保険のみに限定して見ていきます。

■任意保険 加入率トップ5

順位都道府県名対人賠償保険加入率
1位大阪府81.9%
2位愛知県80.9%
3位神奈川県79.3%
3位奈良県79.3%
5位京都府78.9%

加入率上位には大都市圏の都道府県が多いという統計が出ています。都市部は道が狭いところも多いので、安全のために入っている人が多いのでしょう。ただ、一番高い大阪でさえ5台に1台は任意保険に未加入という事実も忘れてはなりませんが・・・。

■任意保険 加入率ワースト5

順位都道府県対人賠償保険加入率
1位沖縄県52.6%
2位島根県56.3%
3位高知県58.0%
4位宮崎県58.1%
5位秋田県59.2%
加入率が低いのはおおむね都市部以外の都道府県が多いですね。ドライバーとしては「道が広く事故なんてそうそう起こるもんじゃないから・・・」という理由が任意保険に加入しない理由なのかもしれません。

ちなみに、沖縄県はこの数十年間、任意保険の加入率がずっとワースト1です。沖縄県は他県と比べると住人同士の地域的な繋がりが非常に強いので、事故を起こしたとしても「人の繋がり」で解決してしまう事が多く、任意保険の必要性を感じていない人が多いから・・・というのが理由のようです。

まとめ

事故の相手方が任意保険未加入だと、ほぼ自賠責保険からしか保険金を受け取る事が出来ません。

もし、損害額が自賠責保険の限度額を超過したら加害者に直接請求することになりますが、裁判で賠償命令が出たとしても加害者に資力が無ければ、賠償金を払ってもらえない可能性も有ります。

そういう可能性が有ることを考えてキッチリと自衛していきましょう。

加害者が保険未加入の場合に備えてとっておきたい対策

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