書類は不備なく、遅滞なく提出!保険会社も金融庁の検査が有ることを知っておくべし!

(この記事は約 3 分で読めます。)

自動車保険の保険金を受け取る際に、色々な書類を保険会社に提出する必要が有りますよね。

例えば、交通事故証明書とか治療費の領収書とか数え上げればキリが有りません。

参考:自賠責保険の保険金の請求の流れと必要書類のまとめ

せっかく保険に入っているのだから、面倒な手続き無しでスッと払ってよ!と思う気持ちも分かりますが、そんなに簡単に物事は進みません。

なぜなら、保険金を支払うために必要な書類が揃っていないのに保険金を支払ってしまうと保険会社も怒られるからです。

広告
車査定

金融庁が保険会社を検査して監視している

金融庁は国内にある保険会社の監督官庁であり、定期的に保険会社の業務が適切に行われているかを確認しています。

書類

確認の内容は多岐に渡り、「保険金支払額に過不足は無いか?とか、支払い先が不明の保険金は無いか?とか、保険金を支払うために必要な書類は揃っているか」などが調査されます。

金融庁から派遣された検査員の調査によって、支払保険金の過不足が判明した場合には、保険請求者に追加で保険金が支払われたり、一度支払った保険金を回収せよ!という命令が下されたりもします。

従って保険会社としても「この事例でこの保険金額は適切です。

どうぞ証拠としてこれらの書類を見て下さい!」と胸を張って言えるように書類を整備しておかなければなりません。

このように保険会社にも保険会社の事情が有りますので、面倒でも書類は不備なく・遅滞なく提出しましょう。

保険会社にとっても、素直に書類をすぐに提出してくれる人の方が嬉しい訳ですから、ちゃんと言われた通りに嫌な顔をせずに書類を提出したほうが御利益が有ると思いませんか?


また、現在の保険制度の元では保険金を請求する側に「被害額の立証責任」が有ります。

つまり、保険金を最大限受け取りたいと思ったら「病院の医療費・壊れた車の修理費用の領収書や見積書や被害状況を証明する写真」などの証拠を余すところ無く保険会社に提出する必要が有ります。

それが揃っていなければ、払いたくても保険金を払ってくれない事は、今までの説明でお分かりでしょう。

不払いで業務改善命令が出される事も有る

以前、保険金不払い事件が多発した時には、金融庁の検査が入って、多くの保険会社に業務改善命令が出されました。

詳細は「保険金不払いの闇」を読んで頂ければと思います。

保険会社があまりにもおかしな事をやっている場合には「金融庁」がしっかりと検査してくれるという事は、自動車保険加入者としては嬉しい限りですね。

インズウェブ自動車保険一括見積もり
広告

コラム-銀行でも同じような検査が有る

保険会社と同様に、銀行の監督官庁も金融庁です。

特に銀行で検査対象になるのが、貸付金(債権)の回収可能性です。

銀行は企業にお金を貸して、その貸付金の利息を回収することで収益を上げています。

でも、お金を貸した企業が倒産してしまえば、利息は元より貸付元本もパーになり、貸付金額が多ければ多いほど銀行の損失は大きくなります。

そこで銀行は「貸付先毎に貸したお金はちゃんと返ってくる見込みが有るか否か」を毎期定期的にチェックします。

これを「自己査定」と言いますね。

もし、仮に返ってくる見込みが少ないと判断すれば、企業が倒産する前に貸倒引当金などを設定して、実際に倒産するよりも前に自分の銀行の財務諸表に反映させます。

金融庁は、銀行の貸倒引当金の設定が適切か否かを検査して、不足が有れば更に損失を計上するように指摘したりします。

金融庁の鶴の一声で業績が大幅に変わる事も有りますので、銀行にとって金融庁は恐くもあり面倒な組織でも有るのです。

注:コラムの自己査定はかなり簡単に書いていますが、実際にはもっと複雑です。

広告
インズウェブ自動車保険一括見積もり
車査定

自分の自動車保険を把握!『自動車保険』を比較・分析して賢く選ぶ

合わせて読みたい!「自分の自動車保険を把握する重要性『自動車保険』を比較・分析して賢く選ぶ!」

自動車保険は個人の年齢、自身が補いたいリスクなど、人によって様々なニーズがあると思います。ただ自身のニーズにあった商品を一社一社見ていくのも、大変な作業です!

もちろん、懇意にしている保険会社があれば、それを利用するのも手ではありますが、「合理的」「経済的」に考えたい方は、数社から見積もりを取るのが良いでしょう。

そんな時には、【一括見積り】で、自動車保険を比較し、「自分のニーズにあった商品」を見つけたり、「ある程度保険会社を絞ること」が最も効率的でしょう。

自分のニーズにあった『最安の保険会社』を簡単に見つけたい方はこちらをチェック!

『車の一括査定』提携300社以上から車を一番高く売る!無料で手間なく愛車を一括査定!

様々なところに車の査定をしても、毎回同じような点を入力したり、問い合わせるだけで結構な手間がかかるのは事実です。

懇意にしている会社があれば、そこを使用するのも良いでしょう!ただ合理的に算出して欲しい方は300社以上の企業から、見積もりを貰い、一番高いところに売る!もしくは、ある程度売却する会社を絞るのが良いでしょう。

有名店から地域密着専門店まで網羅しているので、一度ぜひ試して見て下さい。

利用実績450万人以上!複数社(提携社数300社以上)に一括査定!比較・分析して、賢く売却!

事前にチェックしておきたい「自動車保険情報」

  1. 独自分析!【2023年】自動車保険おすすめランキング
  2. 【専門家監修】煽り運転に自動車保険は適用される?煽り運転に対応するおすすめ自動車保険・ドライブレコーダーは?
  3. 【専門家・FP監修】コロナ化で外出激減!自動車保険を見直す?見直さない?
  4. 【FP・専門家監修(コメント)】『2021年版』どの燃料が安い?エコカーの制度・普及状況は?水素自動車・電気自動車・ガソリン車の最新状況について
  5. 【FP・専門家監修(コメント)】増加するウーバーイーツ配達員!知って備える⁉賠償や怪我の補償
  6. 【FP・専門家監修(コメント)】楽天損保の自動車保険!口コミ・評判・サービス概要・特徴について
  7. 【専門家の見解】雹や水没で被害!台風などの自然災害で自動車保険は適用される?
  8. 【専門家監修】車両料率クラスとは?2020年改定!自動車保険の型式別料率クラスの仕組み
  9. 【FP監修(専門家監修)】自動運転の事故の責任は誰?『自動運転』と『自動車保険』
  10. 【専門家監修】データ分析!高齢者事故の原因と時間帯は?必要なおすすめ自動車保険を解説
  11. 自動車盗難対策!盗難で自動車保険はいくら支払われる?自動車盗難の最新傾向と盗難対策をご紹介

乗りたい車はこれ!様々な車の情報をチェックするなら「車情報ラウンジ Car Lounge 」

出典:車情報ラウンジ「Car Lounge」

様々な車のモデル、新車情報や人気車種の情報が満載!中古車情報や車のお役立ち情報も沢山掲載されています。気になる車や様々な情報をチェックしたいなら、車情報ラウンジ「Car Lounge」をチェックしてみましょう!

コメント

この記事へのコメントはありません。

コメントする