ディーゼル車のガソリンである「軽油」はなぜ安い?燃費比較も!

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みなさんが普段乗っている車の燃料はレギュラーガソリンでしょうか?燃料には、レギュラーガソリンの他にもハイオクや軽油がありますよね。

従来より、国産車ではレギュラーガソリンを使うことが多く、外車ではハイオクを使用する事が多い傾向にあります。

そして軽油は、トラックやバス等、産業用車両に使われる事が多いです。

しかし、最近の新車にはクリーンディーゼルエンジンを搭載するものが増えて来ており、燃料に軽油を使っている人が増えて来ています。

そこで、この「軽油」とはそもそも何なのか?また、他の燃料に比べると金額が安い理由や燃費差についても、以下で見ていく事としましょう。

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そもそも軽油やディーゼルエンジンって何?!

軽油の価格について語る前に、軽油やディーゼルエンジンとはそもそも何なのかを見てみましょう。

まずはエンジンから。

エンジンにはガソリンエンジンとディーゼルエンジンがあります。

これらに基本的な構造に違いはあまり有りません。

違うのは補機()と呼ばれる部分です。

そして、ディーゼルエンジンはトルク重視、ガソリンエンジンは出力重視といった特徴があります。

これらの特徴の違いによって、適する燃料がガソリンと軽油に分かれるのです。

:補機とは、エンジンを作動させる補助をする機能を備えた機器のことを言います。例えば、オイルポンプやオルタネーターなど。

そして軽油は、液状の炭化水素化合物の一種で、原油の沸点の差によって得られる流出油分の一つです。

ガソリンよりも沸点が高く、原油からガソリンを精製する過程でおまけの様に作られるものなのです。

以前からディーゼル車はガソリン車に比べて、燃費が20〜30%程度良い分、排出ガスが汚いと言われていました。

これがネックとなり、日本では従来ディーゼル車が一般向けにあまり流通しませんでした。

しかし、クリーンディーゼル車が登場し、燃費性能はそのままに排出される有害物質を削減することが可能となった事で、日本でもディーゼル車に乗る人が増えてきています。

なお、レギュラーガソリンやハイオクについては、「レギュラーガソリンとハイオクガソリンの違い~間違って入れたらどうなる?」で詳しく解説しているので参考にして下さい。

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ガソリンと軽油の燃費比較

軽油を使うディーゼル車は一般的に燃費が良いと言われています。

これは、発熱量が軽油の方が高いことや、ディーゼル車は低速域でのトルクが大きいことなどに起因しています。

では、ガソリン車とディーゼル車では、実際にはどれくらいの燃費差があるのでしょうか。

カタログ燃費の差を例で見てみましょう。

車種名グレードガソリン車ディーゼル車
ランドクルーザープラド(トヨタ)TX(7人乗り)9.0km/L11.8km/L
アテンザセダン(マツダ)XD(2.2)、20S17.4km/L20.0km/L
パジェロ(三菱)LONG GR8.4km/L10.0km/L

この様に比較してみると、やはり軽油の方が20%程度燃費性能が良い事が分かりますね。

ただし、最近はハイブリッド車も増えて来ているので、必ずしもディーゼル車の燃費が一番良いとは言えません。

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ガソリンと軽油の価格差?

一般的に軽油はレギュラーガソリンと比べると安い!というイメージがあると思います。

実際にはどの様になっているのか?以下で見てみましょう。

ガソリンスタンドで販売されている燃料の価格には、純粋な燃料価格や会社の利益相当分の他に以下の税金も含まれています。

  • ガソリン・・・揮発油税(48.6円/L)&地方揮発油税(5.2円/L)、さらに消費税もかかる
  • 軽油・・・軽油引取税(32.1円/L)

軽油引取税は昭和31年に創設され、6.0円/Lから始まり平成5年には24.3円/Lでした。

そして、平成5年の改定で現在の1L当たり32.1円となっています。

こうしてみると、ガソリンと軽油は税金による価格の差が大きいことが分かりますね。

現行の税率で見てもガソリンが58.1円(消費税込み)、軽油が32.1円と「26円」の差があります(以前は40円以上の差がありました)。

しかし、ここで一つ疑問に思うことはありませんか?

最近の燃料の価格を見てみると、資源エネルギー庁の発表している全国平均価格(2015年11月30日時点)は、レギュラーガソリンで129.1円、軽油で109.6円と、両者の差額は19.5円しかありません。

つまり、ガソリンスタンドで支払うガソリン代には税金が上乗せされているのでレギュラーガソリンは高く感じますが、上記の平均価格を税抜きの金額で考えてみると「ガソリンよりも軽油の方が高い」ということになるのです。(純粋な燃料代金だけで考えると軽油の方が高いという事です。)

実際に諸外国ではガソリンよりも軽油の値段の方が高い設定となっていることが多いです。

日本では、従来から産業用燃料として軽油にかかる税金をガソリンよりも優遇しているため、結果的に軽油の方が安く購入出来てしまうのです。

今後、クリーンディーゼルエンジンの普及により軽油の使用量が増え続けると、いつか税金の見直しがされ軽油の販売価格の方が高くなる時代が来るかもしれませんね。

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