即日いける!?自動車の任意保険は当日でも加入できるのか?ネットと代理店で違いあり!

(この記事は約 8 分で読めます。)

「即日」の文字

 

Q子さん
Q子さん

大変よ!!
待ちに待った新車が今日納車されるんだけど、自動車保険にまだ入ってないわ!
でも早く乗りたいわ!

A太郎くん
A太郎くん

落ち着いてください。
当日中に加入できる任意保険もあるので安心してください。

A太郎くん
A太郎くん

それと「たった一日くらい無保険でも・・・」という慢心が、取り返しのつかない最悪の事態を引き起こす原因なので、ちゃんと保険に入ってから乗ってくださいね!

 

任意保険だからというのも多少あると思いますが、日々の生活に追われて自動車保険の加入手続きを忘れてしまう事もありますよね。

「納車日当日に合わせて自動車保険に加入するつもりだったのに・・・」

「満期日に他の自動車保険に切り替える予定だったのに・・・」

どうしたら良いの?と困ってしまう人も多いです。

当然、そのまま車を運転すれば任意保険未加入の状態ですから、万が一の事故では自賠責保険のみの補償となるので非常にリスクが高いです。

やはり任意保険に加入してから運転するべきでしょう。

ただ即日加入可能な自動車保険なんて有るのか?と思いますよね。

安心してください。即日加入可能な自動車保険はちゃんとあります。

しかしながら、自動車保険にはダイレクト型と代理店型があり、即日加入への対応が両者で異なります。

この点は注意しなければなりません。

そこで今回は、ダイレクト型と代理店型に分けて、即日(当日)加入が可能なのかという点について紹介したいと思います。

「今日必要なのか」又は「明日必要なのか」で選択肢が変わってきますのでしっかりとチェックしてくださいね。

 

車査定

ネット自動車保険は最短でも翌日加入~即日加入は不可能~

インターネットで手続きを行っている女性

インターネットで契約手続きを行うダイレクト型自動車保険なら、即日加入が出来るだろうと思いますよね。

しかし、残念ながらネット型の自動車保険では「即日(当日)加入」は認められていません。

厳密に言うと、加入手続き自体は当日で完了しますが、保険開始日は申込翌日の午前0時からが最短でのスタートとなります。

そのため、まさに今日自動車保険の補償をスタートさせたい場合は間に合いませんが、明日・明後日など少しだけ余裕が有る場合はダイレクト型の自動車保険でも間に合います。

 

Q子さん
Q子さん

なによ!!当日はダメじゃない!
これじゃ使えないわね。

A太郎くん
A太郎くん

焦らないで下さい。
これはあくまで「ダイレクト型の保険」のお話です。

Q子さん
Q子さん

それじゃあ当日中に加入できる保険もあるってことなのね!?
早くしてちょうだい!

 

支払方法によって保険の適用開始日が異なる

さきほど”最短”と表現したように、ダイレクト型自動車保険では保険料の支払方法によって、保険開始日が異なります。

SBI損保を例にすると、以下のようになっています。

SBIの支払方法

翌日から自動車保険の適用を開始したい場合は「クレジットカード払い」か「スマートコンビニ払い(Loppiなどの端末を利用した支払方法)」を選択しましょう。

ただし、自動車保険によってスマートコンビニ払いでの保険開始日が2日後などとなる場合があります(例:チューリッヒ)。

また、クレジットカード払いにおいても申込時間によって保険開始日が1日ズレてしまうので注意してください(例:チューリッヒ16時まで、イーデザイン損保23時まで)。

 

Q子さん
Q子さん

要するに、ダイレクト型の保険だと最短でも翌日からしか適用されないってことでしょ?

A太郎くん
A太郎くん

そうですね。
どうしても今日車に乗らないといけない用事がなければ、保険料が安いダイレクト型でも間に合いますよ♪

Q子さん
Q子さん

ダメよ!今日乗りたいわ!

 

即日で任意保険が適用されない理由

なぜ支払も完了しているのに、申込完了時点から保険が適用されないのか?というと、「保険金詐欺」対策が理由として考えられます。

仮にネット保険で即日加入を認めた場合の保険金詐欺の例

申込時間は午後4時。事故を起こしたのが、その30分前の午後3時半。

この程度の時間差であれば被害者と口裏を合わせて「事故は保険に申し込んだ後に起こったものだ!」と、警察にも保険会社にも伝える悪知恵の働く人がいないとも限りませんよね。

加害者から「口裏を合わせてくれないと示談金を払えない」と言われれば、被害者も話を合わせる可能性は往々にして有ります。

また、相手のいない単独事故だったら、尚更時間の調整が出来ますので、保険金詐欺の可能性は更に高くなります。

あとは、損保会社の事務処理手続きの問題も有ります。

これらの理由からネット保険では自動車保険の即日加入が出来なくなっているんですね。

 

Q子さん
Q子さん

私は保険金詐欺なんてしないから当日から保険適用してくれてもいいのに・・・

A太郎くん
A太郎くん

そうは言っても決まりですから我慢してください。
どうしても当日中に加入したいなら代理店型の保険を検討してみましょう。

 

インズウェブ自動車保険一括見積もり
Advertisement(広告)

代理店型なら自動車保険に即日(当日)加入可能

最短でも翌日からしか加入できないネット保険とは対照的に、代理店型の自動車保険であれば、申し込んだその日から有効な保険契約が始まります。

つまり代理店型なら即日加入可能という事ですね。

保険の契約風景

これはなぜか?と言うと、代理店は保険会社から契約締結に関する決定権を付与されているからです。

従って、契約手続き及び保険料の支払手続きが完了すれば、その時点から契約が有効になります。

そのため「どうしても任意保険に即日加入したい!」という人は、代理店型の自動車保険を選ぶと良いでしょう。

 

Q子さん
Q子さん

代理店型なら当日中に保険適用されるのね!?
すぐ加入するわ!

A太郎くん
A太郎くん

ちょっとまってください!
色々と準備もあるので二度手間にならないように確認してくださいね。

 

補償内容は後回し!必要書類を忘れずに出かけよう!

代理店型の自動車保険は基本的に窓口での契約となるので、必要書類を忘れるとその場で契約する事ができません。

そのため、出掛ける前に必ず必要書類が揃っているかどうか確認してください。

■自動車保険に加入する際の必要書類

  • 免許証
  • 車検証(コピー可)
  • 判子(口座振替の場合は銀行口座届出印) など

自動車保険や申込内容などによって必要書類が異なる場合があるので、必ず保険会社に確認するようにしてください。

なお、補償内容を予め決めておけばスムーズに契約する事ができますが、今大事な事は“今日(当日)に加入すること”ですよね。

補償内容は後日電話で簡単に変更できるので、対人・対物などの最低限の補償を付けて、先に契約を済ませてしまいましょう。

合わせて読みたい

【重要】自動車保険を安く済ませたい人でも必要な最低限の補償内容

 

Q子さん
Q子さん

免許証、車検証、銀行印・・・準備OK!さあ行くわよ!

A太郎くん
A太郎くん

(慌ただしい人だな・・・)

 

後日ダイレクト型に切り替える手も有る

代理店型の自動車保険に加入する場合、気になるのがやはり保険料です。

ダイレクト型の自動車保険と比べると高くなります。当日加入できるのは代理店型の自動車保険だけなので、仕方の無い事かもしれません。

そこで1つ考えられる手段が、とりあえず代理店型で自動車保険を契約しておいて、後日ダイレクト型の自動車保険に切り替える方法です。

両者の保険料の差額次第では、切り替えた方がお得になる場合があります。

注意点

ただし、自動車保険を途中で解約すると、保険料が年払いの場合には解約返戻金が目減りしてしまい、分割払いの場合には未経過期間が数日残っていたとしても基本的に解約返戻金は発生しません。

また、代理店型の自動車保険との契約期間分だけ等級の進行が遅くなる、というデメリットもあります(数日程度なら大したデメリットではありませんけどね)。

こうしたデメリットがあるので、ダイレクト型の自動車保険への切り替えが得だという確信が有る場合のみ行動に移すようにしてください。

ダイレクト型自動車保険の保険料を見積もって、代理店型の自動車保険の保険料と比較すると判断しやすいと思います。

合わせて読みたい

自動車の任意保険を契約途中で解約するのは得か損か?

 

合わせて読みたい

自動車保険を他社に乗り換える時の注意点~満期前に乗り換える場合~

 

Q子さん
Q子さん

契約が完了したわ!
とは言え、保険料が高いわね。ずっとこの保険料を払っていくとなると頭痛がしそう・・・

A太郎くん
A太郎くん

まあそうなるとは予想していましたけどね・・・
保険料が気になるのなら、後からダイレクト型保険に乗り換える手もあるので参考にしてみて下さいね。

 

当日加入可能な1日自動車保険は利用できる?⇒【結論】使えない!

「ダイレクト型の自動車保険は間に合わない・・・。でも代理店型の自動車保険は保険料が高いから加入したくない・・・。」

このように考える人もいると思います。

そこで1つ考えられる手段が、セブンイレブンなどの1日自動車保険に加入して、翌日からはダイレクト型自動車保険に加入する方法です。

1日自動車保険とは、即日加入可能で、1日500円~2,000円程度の保険料で契約できる自動車保険です。

プランによっては車両保険も付帯できます。

たとえば、セブンイレブンの1DAY保険では、以下のような補償プランが用意されています。

セブンイレブンの1DAY保険の補償内容(出典:セブンイレブン-1DAY保険

これだけの補償があれば安心して運転できると思います。

他にも東京海上日動の「ちょいのり保険」なども有りますが、補償内容は同じです。

合わせて読みたい

1日自動車保険を徹底比較!

 

ただ残念ながら、自分が所有している車両で1日自動車保険に加入することはできません。

残念な結論ではありますが、即日(当日)加入可能な自動車保険は代理店型の自動車保険しかない、という事になります。

 

Q子さん
Q子さん

1日だけ入れる保険なんてものもあるのね。

A太郎くん
A太郎くん

ただ、1日保険だと自分の車には適用できないので今回のようなケースには使えませんよ!

Q子さん
Q子さん

それにしても、別の機会に役立つことはありそうね♪

 

Advertisement(広告)

【注意】任意保険に加入しないままの走行は止めておこう!

手で×を作る男性

それなら「自賠責保険には入っているから、1日ぐらい任意保険無しで運転しよう」と考える人もいるかもしれませんが、それは大きな間違いです。

自賠責保険は対人賠償しか補償してくれませんし、金額も死亡の場合で最大3,000万円までしか補償してくれません。万が一の事故が起こった場合に、自賠責保険だけではどうにもなりません。

納車日に運転したい気持ちは分かりますが、任意保険に加入できていないなら運転するのは止めておきましょう。

参考:加害者が任意保険未加入/自賠責保険未加入の場合に自分を守るための対策

↑自分が被害者だったら・・・と仮定して、この記事を読んでみてください。↑

 

A太郎くん
A太郎くん

一度の事故で数億円という賠償金が発生することもあるので、任意保険には絶対入ってから車の運転をしてくださいね。

Q子さん
Q子さん

そうなったら人生終わりね・・・気を付けるわ!

 

Advertisement(広告)

まとめ

自動車保険・任意保険の即日加入の対応はダイレクト型・代理店型で異なります。

  • ダイレクト型・・・即日加入不可(最短でも翌日から保険適用開始)
  • 代理店型・・・即日加入可能
  • 1日自動車保険・・・即日加入可能(ただし所有車両は契約対象外)

そのため、即日加入可能な自動車保険をお探しなのであれば、代理店型の自動車保険に問い合わせてみましょう。

代理店型の自動車保険と契約して実感すると思いますが、やはり保険料が高いです。

今後無駄な保険料を払わないために【自動車保険は「納車日当日」が保険始期日になるように「納車日の前」に契約の申込をしておく事】を覚えておいてくださいね。

 

Advertisement(広告)
インズウェブ自動車保険一括見積もり
車査定

【人気各社に個別見積もり】

ある程度、自身で保険会社が絞られている方は、個別に見積もりしていく事も個別の内容把握や対応が少なくなるので、オススメです。

気になる自動車保険会社だけに無料で個別見積もり!

自身の状況を反映させ、大まかな契約概要を把握する

自身である程度、保険会社が絞られている方は『個別見積もり』もオススメでしょう。

  1. 【個別見積もり】ソニー損保
  2. 【個別見積もり】セゾン自動車火災保険(おとなの自動車保険)
  3. 【個別見積もり】楽天損保
  4. 【個別見積もり】アクサダイレクト
  5. 【個別見積もり】チューリッヒ

まだ自身のニーズや年齢・家族構成など、保険会社を絞りきれてない方には一括見積もりで自分に合った保険会社を見つけることが重要です。一度試してみましょう。

【独自分析!2023年ダイレクト型ランキング1位】

「保険料の安さ」「事故対応の満足度」「ロードサービスの充実度」など全ての項目を総合的に勘案した自動車保険会社の2023年総合ランキング(独自分析)でトップに位置するソニー損保

【独自分析!名前の通り「50代以降」や「子育て世代」にお勧め】

「保険料の安さ」「事故対応の満足度」「ロードサービスの充実度」など全ての項目を総合的に勘案した自動車保険会社の2023年総合ランキング(独自分析)でソニー損保と共に、トップに君臨するセゾン自動車保険(おとなの自動車保険)

【楽天経済圏の方にオススメ!楽天損保】

最大のポイントは自動車保険料の支払いで「楽天ポイント」を貯められる点でしょう。『楽天カード』での自動車保険支払いの場合、楽天ポイントが、なんと『3倍』貯まります。100円で1ポイントが貯まるので、保険料月50,000円の場合、1000ポイントが貯まります。さらに自動車保険料を楽天カードで支払った場合、プラスで500ポイント貯まるので、月1,500ポイントの楽天ポイントが獲得でき、1ポイント1円で使用可能です。

【サービスと保険料で人気「アクサダイレクト」】

インターネット割引では、ウェブサイトで見積もりをした場合、条件達成で最大2万円のインターネット割引が適用可能に!また無事故の年数が長ければ長いほどお得になる20等級継続割引では、条件の達成で「1年目」「2年目」「3年目」「4年目以降」の4区分された割引が適用されます。

またアクサダイレクトでは、必要に応じて面談担当者が自宅を訪問して説明するAXAフィールドサービスを展開。事故時に電話だけのやり取りだけでは不安な方でも、対面でやり取りをすることにより、安心して手続きを進めることが可能です。

【保険料の安さでトップクラス】

保険料の安さとサービスの内容充実度が高い「チューリッヒ自動車保険」!気になる方は一度チェック!

まだ自身のニーズや年齢・家族構成など、保険会社を絞りきれてない方には一括見積もりで自分に合った保険会社を見つけることが重要です。一度試してみましょう。

1.合わせて読みたい!「自分の自動車保険を把握する重要性『自動車保険』を比較・分析して賢く選ぶ!」

2.合わせて読みたい!『独自分析!自動車保険ランキングを確認』

『自動車保険』を比較・分析・賢く選ぶ

自動車保険は個人の年齢、自身が補いたいリスクなど、人によって様々なニーズがあると思います。ただ自身のニーズにあった商品を一社一社見ていくのも、大変な作業です!

もちろん、懇意にしている保険会社があれば、それを利用するのも手ではありますが、「合理的」「経済的」に考えたい方は、数社から見積もりを取るのが良いでしょう。

そんな時には、【一括見積り】で、自動車保険を比較し、「自分のニーズにあった商品」を見つけたり、「ある程度保険会社を絞ること」が最も効率的でしょう。

保険料の安さがトップクラス!チューリッヒ自動車保険

愛車の価値を把握!無料一括査定

自分の愛車の「下取り価値」や「目線」も分からずに売却や交渉をすると損してしまいます!

高値で売るには、あなたの車がほしい買取店を見つける事も重要です。高い値段で車を買い取ってもらうには、今まさに「あなたの車を欲しい買取店」を見つける作業が重要なポイントの一つです。

そのためには、結果的にできるだけ多くの買取店から査定を受けることが重要でしょう

オンライン一括査定を行ってもすぐに売る必要はないため、とりあえず下取相場を把握するのが重要です。

事前にチェックしておきたい「自動車保険情報」

  1. 独自分析!【2023年】自動車保険おすすめランキング
  2. 煽り運転に自動車保険は適用される?煽り運転に対応するおすすめ自動車保険・ドライブレコーダーは?
  3. コロナ化で外出激減!自動車保険を見直す?見直さない?【ファイナンシャル・プランナー監修】
  4. 自動車にはどの燃料が一番おすすめ!?水素・電気・ガソリンを比較・分析!【FP監修】
  5. 増加するウーバーイーツ配達員!知って備える!?賠償や怪我の補償【FP監修】
  6. 楽天損保の自動車保険!口コミ・評判・サービス概要・特徴について【ファイナンシャル・プランナー監修】
  7. 雹や水没で被害!台風などの自然災害で自動車保険は適用される?【ファイナンシャル・プランナー監修】
  8. 車両料率クラスとは?2020年改定!自動車保険の型式別料率クラスの仕組み【FP監修】
  9. 自動運転の事故の責任は誰?「自動運転」と「自動車保険」【ファイナンシャル・プランナー監修】
  10. 高齢者事故の原因と時間帯を考察!60代・70代以上におすすめの自動車保険【FP監修】
  11. 自動車盗難対策!盗難で自動車保険はいくら支払われる?自動車盗難の最新傾向と盗難対策をご紹介
  12. テレマティクス保険とは?メリット・デメリットを考える!【ファイナンシャル・プランナー監修】

【Car Lounge】車情報サイト

車情報サイト「Car Lounge」

様々な車のモデル、新車情報や人気車種の情報が満載!中古車情報や車のお役立ち情報も沢山掲載されています。

気になる車や様々な情報をチェックしたい方、車情報サイト【Car Lounge】もチェックして下さい!