自動車保険見直しガイド
即日の文字 2

「即日」の文字

任意保険だからというのも多少あると思いますが、日々の生活に追われて自動車保険の加入手続きを忘れてしまう事もありますよね。

「納車日当日に合わせて自動車保険に加入するつもりだったのに・・・」
「満期日に他の自動車保険に切り替える予定だったのに・・・」

どうしたら良いの?と困ってしまう人も多いです。

当然、そのまま車を運転すれば任意保険未加入の状態ですから、万が一の事故では自賠責保険のみの補償となるので非常にリスクが高いです。やはり任意保険に加入してから運転するべきでしょう。

ただ即日加入可能な自動車保険なんて有るのか?と思いますよね。安心してください。即日加入可能な自動車保険はちゃんとあります。

しかしながら、自動車保険にはダイレクト型と代理店型があり、即日加入への対応が両者で異なります。この点は注意しなければなりません。

そこで今回は、ダイレクト型と代理店型に分けて、即日(当日)加入が可能なのかという点について紹介したいと思います。「今日必要なのか」又は「明日必要なのか」で選択肢が変わってきますのでしっかりとチェックしてくださいね。

ネット自動車保険は最短でも翌日加入~即日加入は不可能~

インターネットで手続きを行っている女性

インターネットで契約手続きを行うダイレクト型自動車保険なら、即日加入が出来るだろうと思いますよね。

しかし、残念ながらネット型の自動車保険では「即日(当日)加入」は認められていません。

厳密に言うと、加入手続き自体は当日で完了しますが、保険開始日は申込翌日の午前0時からが最短でのスタートとなります。

そのため、まさに今日自動車保険の補償をスタートさせたい場合は間に合いませんが、明日・明後日など少しだけ余裕が有る場合はダイレクト型の自動車保険でも間に合います。

支払方法によって保険の適用開始日が異なる

さきほど”最短”と表現したように、ダイレクト型自動車保険では保険料の支払方法によって、保険開始日が異なります。

SBI損保を例にすると、以下のようになっています。

SBIの支払方法

翌日から自動車保険の適用を開始したい場合は「クレジットカード払い」か「スマートコンビニ払い(Loppiなどの端末を利用した支払方法)」を選択しましょう。

ただし、自動車保険によってスマートコンビニ払いでの保険開始日が2日後などとなる場合があります(例:チューリッヒ)。

また、クレジットカード払いにおいても申込時間によって保険開始日が1日ズレてしまうので注意してください(例:チューリッヒ16時まで、イーデザイン損保23時まで)。

即日で任意保険が適用されない理由

なぜ支払も完了しているのに、申込完了時点から保険が適用されないのか?というと、「保険金詐欺」対策が理由として考えられます。

仮にネット保険で即日加入を認めた場合の保険金詐欺の例

申込時間は午後4時。事故を起こしたのが、その30分前の午後3時半。

この程度の時間差であれば被害者と口裏を合わせて「事故は保険に申し込んだ後に起こったものだ!」と、警察にも保険会社にも伝える悪知恵の働く人がいないとも限りませんよね。

加害者から「口裏を合わせてくれないと示談金を払えない」と言われれば、被害者も話を合わせる可能性は往々にして有ります。

また、相手のいない単独事故だったら、尚更時間の調整が出来ますので、保険金詐欺の可能性は更に高くなります。


あとは、損保会社の事務処理手続きの問題も有ります。

これらの理由からネット保険では自動車保険の即日加入が出来なくなっているんですね。

代理店型なら自動車保険に即日(当日)加入可能

最短でも翌日からしか加入できないネット保険とは対照的に、代理店型の自動車保険であれば、申し込んだその日から有効な保険契約が始まります。つまり代理店型なら即日加入可能という事ですね。

保険の契約風景

これはなぜか?と言うと、代理店は保険会社から契約締結に関する決定権を付与されているからです。従って、契約手続き及び保険料の支払手続きが完了すれば、その時点から契約が有効になります。

そのため「どうしても任意保険に即日加入したい!」という人は、代理店型の自動車保険を選ぶと良いでしょう。

補償内容は後回し!必要書類を忘れずに出かけよう!

代理店型の自動車保険は基本的に窓口での契約となるので、必要書類を忘れるとその場で契約する事ができません。そのため、出掛ける前に必ず必要書類が揃っているかどうか確認してください。

■自動車保険に加入する際の必要書類

  • 免許証
  • 車検証(コピー可)
  • 判子(口座振替の場合は銀行口座届出印) など

自動車保険や申込内容などによって必要書類が異なる場合があるので、必ず保険会社に確認するようにしてください。

なお、補償内容を予め決めておけばスムーズに契約する事ができますが、今大事な事は“今日(当日)に加入すること”ですよね。補償内容は後日電話で簡単に変更できるので、対人・対物などの最低限の補償を付けて、先に契約を済ませてしまいましょう。

【重要】自動車保険を安く済ませたい人でも必要な最低限の補償内容

後日ダイレクト型に切り替える手も有る

代理店型の自動車保険に加入する場合、気になるのがやはり保険料です。ダイレクト型の自動車保険と比べると高くなります。当日加入できるのは代理店型の自動車保険だけなので、仕方の無い事かもしれません。

そこで1つ考えられる手段が、とりあえず代理店型で自動車保険を契約しておいて、後日ダイレクト型の自動車保険に切り替える方法です。両者の保険料の差額次第では、切り替えた方がお得になる場合があります。

注意点

ただし、自動車保険を途中で解約すると、保険料が年払いの場合には解約返戻金が目減りしてしまい、分割払いの場合には未経過期間が数日残っていたとしても基本的に解約返戻金は発生しません。

また、代理店型の自動車保険との契約期間分だけ等級の進行が遅くなる、というデメリットもあります(数日程度なら大したデメリットではありませんけどね)。

こうしたデメリットがあるので、ダイレクト型の自動車保険への切り替えが得だという確信が有る場合のみ行動に移すようにしてください。ダイレクト型自動車保険の保険料を見積もって、代理店型の自動車保険の保険料と比較すると判断しやすいと思います。

自動車の任意保険を契約途中で解約するのは得か損か?
自動車保険を他社に乗り換える時の注意点~満期前に乗り換える場合~

当日加入可能な1日自動車保険は利用できる?⇒【結論】使えない!

「ダイレクト型の自動車保険は間に合わない・・・。でも代理店型の自動車保険は保険料が高いから加入したくない・・・。」

このように考える人もいると思います。そこで1つ考えられる手段が、セブンイレブンなどの1日自動車保険に加入して、翌日からはダイレクト型自動車保険に加入する方法です。

1日自動車保険とは、即日加入可能で、1日500円~2,000円程度の保険料で契約できる自動車保険です。プランによっては車両保険も付帯できます。たとえば、セブンイレブンの1DAY保険では、以下のような補償プランが用意されています。

セブンイレブンの1DAY保険の補償内容(出典:セブンイレブン-1DAY保険

これだけの補償があれば安心して運転できると思います。他にも東京海上日動の「ちょいのり保険」なども有りますが、補償内容は同じです。

1日自動車保険を徹底比較!

ただ残念ながら、自分が所有している車両で1日自動車保険に加入することはできません。

残念な結論ではありますが、即日(当日)加入可能な自動車保険は代理店型の自動車保険しかない、という事になります。

【注意】任意保険に加入しないままの走行は止めておこう!

手で×を作る男性

それなら「自賠責保険には入っているから、1日ぐらい任意保険無しで運転しよう」と考える人もいるかもしれませんが、それは大きな間違いです。

自賠責保険は対人賠償しか補償してくれませんし、金額も死亡の場合で最大3,000万円までしか補償してくれません。万が一の事故が起こった場合に、自賠責保険だけではどうにもなりません。

納車日に運転したい気持ちは分かりますが、任意保険に加入できていないなら運転するのは止めておきましょう。

参考:加害者が任意保険未加入/自賠責保険未加入の場合に自分を守るための対策
↑自分が被害者だったら・・・と仮定して、この記事を読んでみてください。↑

まとめ

自動車保険・任意保険の即日加入の対応はダイレクト型・代理店型で異なります。

  • ダイレクト型・・・即日加入不可(最短でも翌日から保険適用開始)
  • 代理店型・・・即日加入可能
  • 1日自動車保険・・・即日加入可能(ただし所有車両は契約対象外)

そのため、即日加入可能な自動車保険をお探しなのであれば、代理店型の自動車保険に問い合わせてみましょう。

代理店型の自動車保険と契約して実感すると思いますが、やはり保険料が高いです。今後無駄な保険料を払わないために【自動車保険は「納車日当日」が保険始期日になるように「納車日の前」に契約の申込をしておく事】を覚えておいてくださいね。

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