自動車保険見直しガイド
40代の自動車保険の選び方

30代までは自分もしくは配偶者だけが記名被保険者になることが多いので、運転者範囲を「本人限定」もしくは「本人・配偶者限定」にして、保険料を節約することが可能でした。

しかし、40代になると子供が免許を取得しだす年齢になるので、今まで使っていた保険料の節約方法を使えなくなることが増えてきます。40代の保険料を安くするために何を意識すれば良いのでしょうか。

40代の基本保険料は30代並みに安い!

まず、前提として知っておいて欲しい事として「40代の自動車保険は安い」という事です。

まずはこちらを御覧ください。他の条件を全く一緒にした上で、30代と40代の保険料の見積もりを取ってみました。前提条件は下記の通り。

●車種:プリウス ●型式:ZVW30 ●保険会社:イーデザイン損保 ●車の初度登録年月日:2015年9月 ●事故有係数適用期間 0年 ●走行距離:5,000~10,000km ●等級:11等級 ●運転者範囲:本人限定 ●免許の色:ブルー ●使用用途:主にレジャー ●所在地:東京 ●車両保険金額:285万円 ●車両保険の免責金額:5万円-10万円 ●他補償内容はイーデザイン損保デフォルトの補償内容をそのまま使用。

結果がこちら。

年齢車両保険なし車両保険あり
(一般型)
32歳
(30歳以上補償)
27,850円53,940円
42歳
(40歳以上補償)
28,370円56,460円

車両保険が無い場合の差額は520円、一般型の車両保険を付けたとしても差額は2,520円です。30代と比べると少しだけ保険料が高くなりますが、それでもまだまだ安いです。

但し!子供を補償範囲に含めると保険料は高くなる・・・

ただ、40代の自動車保険が安いですが、冒頭でも書いたように子供が運転するようになると「運転者範囲」「年齢条件」を変更せざるを得なくなります。

特に18歳~20歳の子供を補償範囲に含める場合には、「全年齢補償」を選択する必要が有りますので、保険料の負担は思ったよりも高くなります。以下、先ほどの同じ見積もり条件で「運転者範囲」「年齢条件」を変更した場合の保険料一覧です。等級は全て11等級で計算。

年齢や補償範囲車両保険なし車両保険あり
(一般型)
本人限定
(30歳以上補償)
28,370円56,460円
家族限定
(全年齢補償)
64,080円145,870円
家族限定
(21歳以上補償)
37,870円79,160円
家族限定
(26歳以上補償)
36,110円73,310円
家族限定
(30歳以上補償)
29,670円59,790円

30歳以上補償を選択できるなら「本人限定」も「家族限定」もさほど保険料は変わりませんので、そこまで負担は変わらないでしょう。やはり、問題は「全年齢補償」にした場合ですね。これだけで、保険料が2倍~2.5倍以上高くなることが分かります。

40代は、30代にも増して子供の学費負担が大きくなりますし(高校や大学の方が学費は高いので。)、まだまだマイホームのローンも残っている段階。出来れば、自動車保険料は節約したい部分です。

続いて、40代の自動車保険の選び方を見ていきましょう。

40代の自動車保険の賢い選び方と保険料を安くする方法

40代は、まずどこの保険会社を選ぶというよりは「等級を上げる」事に専念してください。

如何に高い等級を維持出来るか・等級を挙げられるかが鍵

先ほど、年齢条件を全年齢補償にすると保険料が2倍~2.5倍になると書きましたが、それを縮小するにはやはり「等級を上げる」のが一番効果的です。下記の表は、先ほどの見積もり結果に対して「等級」だけを変化させた場合の保険料表です。

補償範囲等級車両保険なし車両保険あり
(一般型)
本人限定
(30歳以上補償)
11等級28,370円56,460円
家族限定
(全年齢補償)
11等級64,080円145,870円
家族限定
(全年齢補償)
20等級45,760円99,740円

記名被保険者の等級が11等級くらいだと、全年齢補償にするだけで大分保険料が跳ね上がってしまいますが、20等級であれば全年齢補償であっても、かなり保険料を抑えられる事が分かりますね。

この時のポイントは「20等級を目指す」という事です。損害保険料算出機構発表のデータによれば、19等級の割引率が約55%、20等級の割引率が約63%という事で、両者の間には8%もの割引率の差が有ります。(割引率は事故なし等級の場合)。

40代の自動車保険の選び方

これ、本当にポイントなんです。14等級~19等級の間って毎年順調に等級が上がっていったとしても、それぞれ1%ずつしか割引率は上がらないんですが、20等級になると一気に8%割引になるんです。なので、如何に早い段階で20等級まですすめるか?が40代の自動車保険を安くするポイントになってきます。(等級別割引率はこちら

また、一部保険会社では、20等級の人に対して別途「長期優良割引」という割引制度を設けています。こういう割引制度を使える様になれば、更に保険料を安くすることが出来ますよね。

もちろん、20等級を目指す!なんてのは、どの年代でも共通することです。しかし、特に40代の人はここを重視する必要が有ります。なぜなら50代以降になると徐々に本人の保険料が高くなってくるからです。寄る年波には勝てませんので、将来の保険料も見据えながら行動していく必要が有ります。

もちろん、最大の理由は、子供の影響で跳ね上がってしまう保険料を等級割引で相殺するためですけどね。

子供の車利用の有無を明確にして保険に反映させる

こちらは非常に消極的な方法です。保険料は「全年齢補償」にすると跳ね上がり、21歳以上補償になるとある程度緩和されます。

なので、子供が21歳以上になるまで運転を待って貰うという方法もあります。但し、この方法は子供の運転したい!という意思を抑圧するものですし、保険料を安くするために子供を補償範囲外にしていると、万が一子供が運転して事故を起こした場合に悲惨な事になる可能性が有ります。

「運転する可能性がほとんど無い」と「運転する可能性が全く無い」とでは大きな差が有りますので、しっかりと子供の意思を確認してから決定しましょう。

保険会社を慎重に選ぶ

一般的に、どこの保険会社でも「40代」以降は、保険料が徐々に徐々に高くなっていきます。しかし、中には40代や50代の保険料を敢えて優遇している保険会社も有ります。

保険会社を選ぶ時は、そういう保険会社への乗り換えも検討しつつ、慎重に保険会社を選ぶ必要が有るでしょう。一番効率的な方法は、毎年一括見積もりを行って、一番安い保険会社を探すことです。

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