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2009年度、2010年度のオリコンランキングを検証してきましたので、2011年度のオリコンランキングも検証してみたいと思います。過去のランキングが気になる方や統計を1年ではなく中期間の推移を見てみたい方は下の記事も参考にしてください。
2009年度の総合1位はチューリッヒ保険、2010年度はソニー損保でした。2011年度は、”ソニー損保“か”チューリッヒ保険“か、はたまた新たな保険会社が栄冠に輝くのか。以下で見ていきましょう。
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2011年度の自動車保険総合ランキング
まず気になる総合ランキングから見ていきましょう。
順位 | 点数 | 会社 |
---|---|---|
1位 | 81.13点 | ソニー損保 |
2位 | 80.23点 | チューリッヒ保険 |
3位 | 80.21点 | 三井ダイレクト損保 |
4位 | 78.43点 | アクサ損害保険 |
5位 | 78.41点 | SBI損保 |
6位 | 76.34点 | 日新火災海上保険 |
7位 | 76.15点 | アメリカンホーム・ダイレクト |
8位 | 76.08点 | AIU保険 |
9位 | 75.55点 | 東京海上日動火災保険 |
10位 | 75.45点 | 三井住友海上火災保険 |
2010年度総合ランキングに引き続き“ソニー損保”が1位となりました。どの保険会社も軒並み満足度の点数を上げてきましたが、ソニー損保が81.13点を叩き出して堂々の1位に輝いています。ここ3年間は、上位3社はソニー損保とチューリッヒと保険と三井ダイレクト損保が占めている状況が続いています。
そんな中、新しい保険会社がランクインしています。それは6位の日新火災海上保険です。日新火災海上保険は「担当者の対応」と「事故後の交渉力」や「事故・故障時の的確さやスピード」といったランキングで高評価を受け、見事ランクインしています。
特徴のある事といえば、やはり前年度に引き続きダイレクト型が上位を占めているということですね。消費者の一番評価する所は、今年度も保険料ということなんでしょうか。
また、今年度の最大の特徴は高い得点です。2009年度、2010年度は得点が76点台であれば1位になっていたのですが、今年度は10位の三井住友海上火災保険で75.45点と各社のレベルアップがよくわかるランキング結果となりました。毎年上位にランクインしている3社は80点台と高評価を受け、流石だなと感じさせられましたね。
保険料の満足度ランキング
支払う保険料に対して、契約者がどれだけ満足しているのかが分かるランキングです。安いと感じたら評価されるので、上位にランキングした保険会社は保険料金が安いという事が分かりますね。
1位:SBI損保
2位:三井ダイレクト損保
3位:アクサ損害保険
4位:ソニー損保
5位:チューリッヒ保険
ランクインした全ての保険会社がダイレクト型となりました。そんな中でも1位のSBI損保はなんと87.4点という高得点。保険料の安さでは、SBI損保が去年に引き続きダントツ1位となっています。
担当者の対応の満足度ランキング
事故・故障時の担当者の対応に対しての満足度ランキングです。事故や故障した時に頼りにならない保険はどうかと思いますよね?このランキングで上位にきている保険会社は信頼できると思いますよ。
1位:AIU保険
2位:日新火災海上保険
3位:ソニー損保
4位:チューリッヒ保険
5位:東京海上日動
昨年度はダイレクト型が1、2位となっていましたが、今年度は代理店型が1、2位と巻き返してきました。総合でも注目しましたが、2位の日新火災海上保険は去年は「担当者の対応」の満足度ランキングではランク外だったのですが、上位に食い込んできましたね。サービス面に力を入れているということでしょうか?
事故後の交渉力の満足度ランキング
事故後の相手方との示談や修理工場などとの“交渉力”に関するランキングです。自動車保険を選ぶ軸の一つになるんじゃないでしょうか?さて今年度はどうなったのか見てみましょう。
1位:日新火災海上保険
2位:AIU保険
3位:ソニー損保
4位:東京海上日動火災保険
5位:三井住友海上火災保険
代理店型が多くを占める中、唯一ダイレクト型でランクインしているのがソニー損保です。総合ランキングで毎年上位にランクインする理由は、代理店型にも負けない事故対応力なんでしょうね。
なお、担当者の対応に続き、ここでも日新火災海上保険が1位に輝いています。
年齢別のランキング
18~20代 | 30代 | 40代 | 50代以上 | |
---|---|---|---|---|
1位 | SBI損保 | ソニー損保 | チューリッヒ保険 | ソニー損保 |
2位 | チューリッヒ保険 | 三井ダイレクト損保 | アクサ損害損保 | 三井ダイレクト損保 |
3位 | ソニー損保 | アメリカンホーム・ダイレクト | 三井ダイレクト損保 | チューリッヒ保険 |
どの年代でもダイレクト型が上位を占める結果になりました。自動車保険を選ぶ軸は色々あると思いますが、主軸は保険料の安さということでしょうか。
特に、18~20代は保険料の満足度ランキングで1位になったSBI損保が1位になっている事から、保険料の安さを大事にしている事が分かります。
予想では年齢が上がれば代理店型がランクインしてくると思ったんですが、大きくハズレてしまいました。
やはり、どのランキングでもソニー損保が上位にランクインしていました。安定感があると言わざるを得ませんね。ダイレクト型の中でシェア率が最大になるのが分かりますね。
ここで紹介したランキングの他にも「保険金の支払い」や「会社の信頼性」などのランキングがオリコンランキングで紹介されていますので、是非参考にしてみてください。
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