自動車保険見直しガイド
ノーカウント

日本の任意保険ではノンフリート等級制度が採用されているので、事故をして保険金の請求をすると、必ず等級が下がって翌年度の保険料が跳ね上がってしまう!と思っている人も少なくありません。しかし、実は例外が有るんです。

その例外がタイトルにも有る「ノーカウント事故」です。ノーカウント事故は、そもそも事故件数とはカウントされず、翌年度のノンフリート等級も1等級上がります。(ノーカウント事故の他に、3等級ダウン事故1等級ダウン事故を起こすと、当然ダウンしますけどね。)

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カウントされない事故を列挙

等級が下がらない・カウントされない事故で代表的なものを列挙します。下記で書いている保険だけを請求した場合には「ノーカウント事故」とカウントされますので、等級は下がりません。

以上のような保険金を請求するだけの事故を起こした場合、一般的にノーカウント事故と判断されます。但し、保険会社各社によって微妙に内容が異なってきますので、契約時には約款をしっかりと見ておく必要があります。

ミニコラム-実損額と保険金値上額の比較のために保険会社に電話しても大丈夫。

ノーカウント事故を知らない人の中には事故をしたこと自体がバレると等級が下がってしまう!と勘違いしている人もいるようです。事故と加入者が支払う保険料は関係ありません。

関係有るのは事故によって保険会社から保険金が支払われたかどうかです。一旦保険金を受け取ると、悪く言えば貴方は損保会社から要注意人物としてみなされるわけです。(語弊が有るかもしれませんが。。。)。

反対に言えば、保険金を受け取らなければ、等級には影響ありません。なので、保険会社に電話して

「車の修理費が30万円と言われたのですが、車両保険を利用すると翌年度の保険料はいくらになりますか?」

ってな感じで相談しても良いわけです。お金を貰っているお客様を無下に扱うことは出来ませんから、ちゃんと対応してくれます。

なぜノーカウント事故なるものが存在しているのか?

保険金を貰ったら、翌年度の保険料は上がるのが普通です。しかもメリ・デメ制が採用されているココ日本では、事故を起こして保険金を受け取った加入者には、懲罰的な意味合いを込めて、翌年度以降に割増保険料支払って貰うことになっています。

つまり、メリ・デメ制は「無事故でドライバーを続けている人」と「事故を起こして保険金を受け取った人」との保険料負担の公平化を図っているわけですね。(事故有り係数適用期間の導入で更に厳しくなりました。)

にも関わらず、ノーカウント事故なるものが存在していると、矛盾してしまうのではないでしょうか?だって公平じゃないですからね。でも、ノーカウント事故が存在している「ちゃんとした理由」が有るんです。

一番の理由は【搭乗者保険とか人身傷害補償保険は加入者の責任を問わない保険である】というところに有ります。

例として「人身傷害保険」の場合で考えてみましょう。人身傷害補償保険は、加入者に責任(過失)が有っても保険金が満額支払われる、というメリットが有ったからこそ、爆発的に普及した傷害保険です。

にも関わらず

「貴方は去年事故を起こして人身傷害補償保険使いましたよね?」

「保険金を支払ったので貴方には多めに保険料を払って貰います」

という論理を通せば、責任が有ったとしても、無いとみなして保険金を支払う人身傷害補償保険の趣旨に反することになります。つまり、保険料を上げることによって、間接的に加入者の責任を問いただしているのと同じ事になる、という訳ですね。

なので、ノーカウント事故ってものが存在しているんです。

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