セルフのガソリンスタンドでガソリンを入れる時の注意点!

(この記事は約 3 分で読めます。)

セルフスタンド

セルフのガソリンスタンドが最近多くなってきていますよね。

ガソリンスタンドとしても人件費を抑えることが出来るし、客としてもセルフの方がガソリン代が少し安くのなるので嬉しい限りです。

お互いにメリットがあるので、今後もセルフのガソリンスタンドが主流となっていくでしょうね。

ところで、ガソリンは危ない物であるということは映画の爆発シーンなどで見かけるのでみなさん知っているかと思います。

ガソリンスタンドの店員さんは危険物取扱者資格という資格を持っているので取扱いも安心ですが、私たちは違いますよね。

ガソリンの取扱いを一歩間違えると大事故に繋がりかねません。

そこで、ここではセルフのガソリンスタンドでガソリンを入れる際に注意すべき点について、見ていく事にしましょう。

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ガソリンは何故危険?

ガソリンは危険だとよく言われますが、何故危険なのでしょうか?

それは、ガソリンがマイナス40度で気体となってしまう物質で、しかも爆発性がとても高いからです。

マイナス40度ということは、ノズルからガソリンが出て来た直後から、ガソリンは気体になっていくと言う事です。

また、ガソリンは気体になると空気よりも重くなります。

すると、穴やくぼみにガソリンの気体が溜まり、ちょっとした静電気などでも引火し、爆発してしまうことがあります。

従って、取扱には細心の注意が必要となるのです。

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給油時に注意すべき点

ガソリンは上でも書いた様にとても引火しやすい物質です。

そこで給油をするときは必ずエンジンを切る様にしましょう。

また、車内でタバコを吸っていたりすると、それだけでも引火する可能性があるので、窓やドアも必ず閉める様にしましょう。

(車の中とはいえ、ガソリンスタンド内は禁煙です。)

ガソリンの給油をするには、まず最初に自分の欲しいガソリンの種類(軽油・ハイオク・レギュラー)を選び、以下の給油方法を選ぶことになります。

  • ①何ℓ入れるか
  • ②何円分入れるか
  • ③満タン入れるか

上記の給油方法を選んだら、次は給油です。

ガソリンは静電気でも引火をするため、セルフのガソリンスタンドには必ず「静電気除去シート」が給油機に付いています。

これに触れて体の静電気を取り除いてから給油を始めることが必要です。

給油ノズルは「軽油=緑」「黄色=ハイオク」「赤=レギュラー」と種類毎に分かれています。

自分の車に合った種類を選ぶ様にしましょう。

なお、上記の①と②は指定した量が入ると自動で止まります。

また、満タンを選んだ場合は、満タンまで入ると自動で給油が止まります。

給油が止まったらノズルを元の位置に戻すと給油終了です。

給油口のフタを閉めるのを忘れないにして出発です。

ちなみに、満タンを選んで自動で給油が止まった後もレバーを引くとガソリンは出てきます。

満タン後もギリギリまでガソリンを入れようとする人もいますが、溢れることがあるので危険です。

給油が止まったら追加での給油はしない様にしましょう。

万が一給油中にガソリンが溢れてしまった場合はとても危険です。

少しなら問題ないですが、大量に溢れた場合は、店員にすぐに伝えましょう(セルフのガソリンスタンドでも必ず店員さんはいます)。

コラム:ガソリンは持ち帰り出来ない?

冬になると、セルフのガソリンスタンドで灯油をポリタンクに入れて帰るという光景をよく見かけますよね。

ガソリンも同じ様にポリタンクなどに入れて持って帰るということは出来ないのでしょうか?

この点については、セルフのガソリンスタンドでは、ガソリンを自動車の燃料タンクに直接給油する形で販売することが認められているだけで、ポリタンクなどへガソリンを小分けして給油したり、持って帰る形で販売することは「危険物の規制に関する規則」で禁止されています。

従って、セルフのガソリンスタンドではガソリンをポリタンク等に入れて持って帰ることは出来ないということですね。

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