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同一道路の右折車と直進車の事故【信号機有り・無し】

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

ここでは、同一道路の直進車と右折車が衝突した事故の過失割合を見ていきましょう。

「信号機がある場合」と「信号機が無い場合」に分けて紹介します。

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同一道路での事故(信号機がある場合)

信号機がある同一道路での、直進車と右折車が衝突する事故の過失割合は、信号機の色によって大きく左右されます。

以下で信号機の色毎に見ていきましょう。

信号有り

直進車・右折車ともに青色で進入した場合

右折車は右折する際、直進車がいないことを確認して右折をする必要があります。

従って、直進車・右折車ともに青色の場合は右折車がより注意が必要ということになり、基本的な過失割合は「直進車:右折車=20%:80%」となります。

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直進車は黄色、右折車は青色で進入・黄色で右折した場合

このケースでは、直進車が黄色で進入している事から、細心の注意を払って走行する事が必要となります。

そこで基本的な過失割合は、「直進車:右折車=70%:30%」となります。

直進車・右折車ともに黄色で進入した場合

どちらも黄色で進入しているので、細心の注意を払って走行する必要があります。

しかし交差点では直進車が優先で、右折車の方が直進車を確認しながら右折しているはずなので過失が大きいと言えます。

そこで基本的な過失割合は「直進車:右折車=40%:60%」となります。

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直進車は赤色、右折車は青色で進入・赤色で右折した場合

このケースでは、直進車は赤で進入して、右折車も右折時点では赤信号です。

一見どちらも悪い様に思えますが、右折車は青で進入しているので信号無視には該当しません。

とはいえ、信号が赤に変わりはないため右折車も注意は必要です。

そこで、基本的な過失割合は「直進車:右折車=90%:10%」となります。

また、右折者が青色ではなく黄色で交差点に進入した場合の基本的過失割合は「直進者:右折車=70%:30%」となります。

直進車は赤色で進入、右折車は青矢印右折可で右折した場合

このケースでは、直進車が赤で進入しているため信号無視になります。

右折車に否はないため、基本的な過失割合は「直進車:右折車=100%:ゼロ」となります。

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直進車・右折車ともに赤信号の場合

このケースでは両者ともに信号無視の状態となります。

そのためどちらかがより悪いという事は言えないので、基本的過失割合は「直進車:右折車=:50%:50%」となります。

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同一道路での事故(信号機が無い場合)

次に、信号機が無い同一道路で直進車と右折車が衝突したケースを見てみましょう。

信号無し

信号機が無い場合、右折車は直進車がいないか、確実に安全に右折できる状況になるまで待つ必要があります。

そこで、直進車と右折車が衝突した場合、その基本的な過失割合は「直進車:右折車=30%:70%」となります。

また、右折車が曲がろうとした道路が直進道路に比べ狭い場合には基本的過失割合は「直進車:右折車=20%:80%」となります。

過失割合の事例と加算要素

上記の過失割合は基本的な場合です。

状況によっては以下の様に過失割合が増加することがあります。

過失割合の加算例

先を急いでいた自動車が、青信号の交差点をスピードオーバー(時速20kmの速度超過)しながら直進していました。

そこに、対向車線から徐行をせずに大型トラックが交差点を右折してきました。

結果、直進車と右折車の大型トラックは衝突してしまいました。

基本的な過失割合でいくと、直進車も右折車も青信号で交差点に進入しているので「直進車:右折車=20%:80%」となるはずです。

確かに交差点では直進車が優先で、右折車はより注意を求められるので、右折車の方が過失割合は大きくなります。

しかし、このケースでは直進車がスピードオーバーをしており、右折車は徐行をせずにしかも危険な大型車だったという状況です。

これらの状況を考慮して最終的に「直進車の過失割合=20%(基本)+10%(時速15km~30km未満のスピードオーバー)-10%(右折車の徐行無し)-5%(相手が大型車)」という補正がされ、直進車の過失割合が15%と判断されました。

この例の他にも、以下の様な状況では過失割合が変動することになります。

直進車の加算要素右折車の加算要素
速度違反徐行せず
右折車が既に右折している場合直近右折
早回り右折
大回り右折
合図せず
大型車
広路・優先路からの狭路・劣後路への右折

右折は左折とは異なり、【直進車+横断歩道の歩行者】の2つに注意を払わなければならないので、左折よりも難易度が高いです。

なので、前の車が中々右折してくれなかったせいで、信号が青⇒赤に変わってしまった!という経験は誰しもが持っているでしょう。

しかし、そういう状況において「信号待ちしたくない!」という理由で赤信号にもかかわらず、強引に右折している人も結構いらっしゃいます。

これ、道交法違反でも有りますしそもそも赤信号で曲がって事故を起こしたらもはや言い訳の仕様が有りません。

「前の車が遅かったからしょうがなかった!」という理由は全く通用しませんよ。

強引な運転は事故の確率も、そして賠償金の額も跳ね上がらせてしまいます。

安全運転を心がけましょう。

加算例を見ていると、右折車の方がかなり厳しいのでどういう場合に加算されるのかしっかりとチェックしておきましょう。

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