自動車保険とバイク保険の等級は相互に引き継げるの?

Advertisement(広告)

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

自動車とバイク

車からバイク、又はバイクから車への乗り換えを検討している人は、任意保険に関してこのような疑問を抱いていませんか?

”自動車保険”と”バイク保険”の間で等級は引き継げるの?

現在の等級に至るまで契約し続けてきた任意保険ですから、このまま等級を引き継ぎたいと思いますよね。

しかし、残念ながら自動車保険・バイク保険間で等級を引き継ぐ事はできません

結論は上記の通りですが、以下で両保険間の等級の引継ぎについて詳しく見ていきましょう。

なお、「自動車からバイク」又は「バイクから自動車」に乗り換える際の等級などに関するワンポイントアドバイスも紹介しているので参考にしてください。

Advertisement(広告)
Advertisement(広告)

自動車保険とバイク保険で等級の引継ぎは不可能

実は、自動車保険にもバイク保険にも同様の「ノンフリート等級制度」が採用されています。

1年に1等級ずつ上がり、それに応じて保険料の割引率も上昇。

また、最大等級が20等級と設定されている点も同じです。

このように両保険で同じ等級制度が採用されている事を考えれば、等級の引継ぎは出来そうですよね。

しかし冒頭でも述べたように、自動車保険・バイク保険間で等級は引き継げません

というのも、自動車保険とバイク保険では等級の引継可能対象車が以下のようにそれぞれ限定されているからです。

  • 自動車保険・・・自家用普通乗用車・小型乗用車などの自家用8車種(バイクは含まれていない)
  • バイク保険・・・原付・普通自動二輪などのバイク

そのため、自動車からバイクに初めて乗り換える場合又はバイクから自動車に初めて乗り換える場合には、等級を引き継ぐ事が出来ず、6等級からのスタートになってしまうのです。

車とバイクの事故

また、任意保険の等級は”ドライバーの事故を起こすリスク(*)”が反映されたものです。

* 任意保険は事故を起こせば等級が下がり、事故を起こさなければ等級が上がっていきます。

・1等級・・・事故リスクが高いドライバー
・20等級・・・事故リスクが低いドライバー

自動車保険の等級が20等級のドライバーは、バイクでも事故リスクが低いのか?と聞かれると大きな疑問が残りますよね。

初めて乗るわけですから交通事故に遭遇するリスクは高いと考えるのが普通でしょう。

反対の場合も同様です。

初心者ではなかったとしても、保険契約上は初心者とみなされます。

こうした観点からも、保険会社は自動車保険・バイク保険間で等級が引き継げないようにしているんですね。

Advertisement(広告)

【参考】バイク同士の等級の引き継ぎ

2台のバイク

上記の様に、自動車保険とバイク保険は全く別物なので、保険の等級を相互に引き継ぐ事は出来ません。

では、バイク同士であれば等級の引き継ぎは出来るのでしょうか?

答えは「出来る場合と出来ない場合が有る」です。

バイク同士でも排気量が違えば別物として扱われます。

従って、「同じ排気量のバイク」であれば、バイク保険の等級は引き継ぎ出来ますが、「異なる排気量のバイク」では等級を引き継ぐ事が出来ません。

なお、ここでいう同じ排気量とは「125cc以下(原付)」「125cc超」の区分の事を指しており、必ずしも全く同じ排気量である必要は有りません。

バイク保険の等級が引き継げるかどうかによって保険料が異なってくるので、バイクを買い替える時には注意が必要ですね。

Advertisement(広告)
インズウェブ自動車保険一括見積もり
Advertisement(広告)
Advertisement(広告)

「車からバイク」「バイクから車」への乗り換え時に知っておきたい事

ここまで紹介してきたように、「車からバイク」又は「バイクから車」に乗り換える際は、契約していた任意保険の等級を引き継ぐ事ができません。

基本的に6等級からのスタートとなり、高い保険料に悩まされる事になります。

また、今まで契約していた任意保険の等級が無駄になってしまいます・・・。

そこで、「車からバイク」又は「バイクから車」への乗り換え時に、少しでも損をしない為に知っておきたい事・やっておきたい事を以下で紹介していきたいと思います。

Advertisement(広告)

セカンドカー割引で7等級からスタート

セカンドカー割引とは、新規で契約する2台目以降の車両に対して適用され、7等級から契約できる割引制度です。

自動車保険にもバイク保険にもあります。

6等級からスタートするのか、7等級からスタートするのかで保険料は大きく異なります。

たとえば、自動車保険の場合では、契約車種・年齢条件にもよりますが、割引率が14%~43%も差が出ます。

ノンフリート等級のアルファベット(参考:【6s等級や7f等級】ノンフリート等級のアルファベットの意味まとめ)

新規契約する車両以外にバイクならバイク、自動車なら自動車の任意保険を契約しているのであれば、セカンドカー割引を必ず利用するようにしましょう。

なお、同居の家族が契約している任意保険でも構いません。

セカンドカー割引については、その他にもいくつか条件が有るので詳細については以下の記事をご覧ください。

 

合わせて読みたい

セカンドカー割引~2台目の自動車保険に使わなきゃ損!?

 

Advertisement(広告)

125cc以下のバイクはファミリーバイク特約も検討を!

原付

ご自身又は家族で複数の車を所有しており、125cc以下のバイクに乗り換えるのであれば、自動車保険のファミリーバイク特約も検討しましょう。

保険料は1万円から2万円ほどなので、バイク保険に加入するよりもお得に補償を受けられます。

 

合わせて読みたい

任意保険のファミリーバイク特約詳細

 

中断証明を取ることを忘れずに!

「車からバイク」又は「バイクから車」へ乗り換える場合には、今まで積み上げてきた等級が消滅してしまいます。

これは勿体ないですよね。

そこで必ず行って欲しい手続きが「中断」です。

中断手続きを行う事によって、中断証明書が発行され、再度車又はバイクに乗る際に以前の等級で契約することができます。

この中断手続きは、自動車保険・バイク保険ともに行うことが可能です。

今までの等級を無駄にしない為にも、必ず中断証明書は取得しておきましょう。

 

合わせて読みたい

中断証明書の発行手続・発行条件・有効期限などのまとめ

 

Advertisement(広告)
Advertisement(広告)

まとめ

以上で見て来た様に、自動車とバイク間での等級の引き継ぎや、バイク同士での等級の引き継ぎの可否をまとめると、以下の様になります。

変更車種引き継ぎの可否
自動車⇔自動車
自動車⇔バイク×
バイク(125cc以下)⇔バイク(125cc超)×
バイク(125cc以下)⇔バイク(125cc以下)
バイク(125cc超)⇔バイク(125cc超)

保険契約時に「等級が引き継げない!?」と驚かない様に是非抑えておきたいですね。

【無料】最安のバイク保険がたった5分で分かる見積もりサービスはこちら<<

Advertisement(広告)
インズウェブ自動車保険一括見積もり
自動車保険見積もり

『自動車保険』を比較・分析・賢く選ぶ

自動車保険は個人の年齢、自身が補いたいリスクなど、人によって様々なニーズがあると思います。ただ自身のニーズにあった商品を一社一社見ていくのも、大変な作業です!

もちろん、懇意にしている保険会社があれば、それを利用するのも手ではありますが、「合理的」「経済的」に考えたい方は、数社から見積もりを取るのが良いでしょう。

そんな時には、【一括見積り】で、自動車保険を比較し、「自分のニーズにあった商品」を見つけたり、「ある程度保険会社を絞ること」が最も効率的でしょう。

最新Newsを『X』で確認!『X』開始しました

【人気各社に個別見積もり】

ある程度、自身で保険会社が絞られている方は、個別に見積もりしていく事も個別の内容把握や対応が少なくなるので、オススメです。

気になる自動車保険会社だけに無料で個別見積もり!

自身の状況を反映させ、大まかな契約概要を把握する

自身である程度、保険会社が絞られている方は『個別見積もり』もオススメでしょう。

  1. 【個別見積もり】ソニー損保
  2. 【個別見積もり】おとなの自動車保険
  3. 【個別見積もり】楽天損保
  4. 【個別見積もり】アクサダイレクト
  5. 【個別見積もり】チューリッヒ

まだ自身のニーズや年齢・家族構成など、保険会社を絞りきれてない方には一括見積もりで自分に合った保険会社を見つけることが重要です。一度試してみましょう。

【ダイレクト型ランキング1位】

「保険料の安さ」「事故対応の満足度」「ロードサービスの充実度」など全ての項目を総合的に勘案した自動車保険会社の2024年総合ランキング(独自分析)でトップに位置するソニー損保

【独自分析!名前の通り「50代以降」や「子育て世代」にお勧め】

「保険料の安さ」「事故対応の満足度」「ロードサービスの充実度」など全ての項目を総合的に勘案した自動車保険会社の2024年総合ランキング(独自分析)でソニー損保と共に、トップに君臨するセゾン自動車保険(おとなの自動車保険)

【楽天経済圏の方にオススメ!楽天損保】

最大のポイントは自動車保険料の支払いで「楽天ポイント」を貯められる点でしょう。『楽天カード』での自動車保険支払いの場合、楽天ポイントが、なんと『3倍』貯まります。100円で1ポイントが貯まるので、保険料月50,000円の場合、1000ポイントが貯まります。さらに自動車保険料を楽天カードで支払った場合、プラスで500ポイント貯まるので、月1,500ポイントの楽天ポイントが獲得でき、1ポイント1円で使用可能です。

【サービスと保険料で人気「アクサダイレクト」】

インターネット割引では、ウェブサイトで見積もりをした場合、条件達成で最大2万円のインターネット割引が適用可能に!また無事故の年数が長ければ長いほどお得になる20等級継続割引では、条件の達成で「1年目」「2年目」「3年目」「4年目以降」の4区分された割引が適用されます。

またアクサダイレクトでは、必要に応じて面談担当者が自宅を訪問して説明するAXAフィールドサービスを展開。事故時に電話だけのやり取りだけでは不安な方でも、対面でやり取りをすることにより、安心して手続きを進めることが可能です。

まだ自身のニーズや年齢・家族構成など、保険会社を絞りきれてない方には一括見積もりで自分に合った保険会社を見つけることが重要です。一度試してみましょう。

関連記事をチェックする

  1. 事故
    運転代行を頼んだ時の事故の賠償責任は誰が負う?
  2. IC運転免許証
    「IC」運転免許証とは?4桁の暗証番号は何の為に設定しているの?
  3. 駐車場
    【専門家監修】コンビニ駐車場などでの事故は道交法違反に当たらない!?
  4. ゴールド免許
    運転免許の更新を忘れて失効した!再取得は可能?
  5. 営業
    自動車保険獲得によるシナジー効果で自動車販売や車検も増える!
  6. 勉強会
    自動車保険の契約を新規で獲得するために何をすればいい?
  7. 保険金
    保険金に税金がかかるケース(相続税や贈与税もかかる場合有り)
  8. 法律
    日弁連基準・裁判基準での損害額計算方法
Advertisement(広告)

【Car Lounge】車情報サイト

車情報サイト「Car Lounge」

様々な車のモデル、新車情報や人気車種の情報が満載!中古車情報や車のお役立ち情報も沢山掲載されています。

気になる車や様々な情報をチェックしたい方、車情報サイト【Car Lounge】もチェックして下さい!