自動車保険見直しガイド
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自動車保険料を少しでも安くする方法に、複数年契約という方法があります。複数年契約の期間は3年が多いようですので、この記事では3年を契約期間として話を進めて行きたいと思います。

損保ジャパン日本興亜では、7年間という長期契約も有りました。条件は保険料の一括支払。ちょっと現実的では無いですね。

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複数年契約で保険料は安くなる?

複数年契約では、1年目の保険料は1年単位で契約する場合と変わり有りません。2年目以降は、約2%ほど保険料が安くなります。(保険会社によって異なり、また割引が無い場合もあります。)

単純に考えれば、複数年契約は保険料の節約が可能です。しかし、あくまで同じ保険会社で1年契約と複数年契約を比較した場合の話です。

  • その他の保険会社で1年契約をした場合と比べたらどうなのか?
  • 複数年契約を取り扱っているのは、主に代理店型ですのでダイレクト型で1年契約を3年間した方が節約する事が出来るのではないか?

このように保険料を中心に考えると、疑問点が浮かび上がってきます。実際に、多数の保険会社の見積もりを取ってみると、びっくりするぐらい安い自動車保険が見つかります。

また、複数年契約での保険料の割引が2%だとすると、保険料が10万円だった場合で1年で2,000円、2年で4,000円の割引です。これに対して、ダイレクト型ではインターネット割引だけでもこれ以上の割引を受ける事が出来、さらに割引前の元々の保険料も安いのです。

つまり、保険料を軸に考えた場合、複数年契約を選択する事はあまり得策では無いと言えます。では、なぜ複数年契約を選択する人がいるのでしょうか?それは、保険料ではなく、他のメリットが存在するためです。

複数年契約は事故した時にメリットがある、但しデメリットも!!

通常自動車保険は、契約期間中に事故を起こした場合には、翌年の更新時に等級が3つダウンします。等級が下がると割引率が低くなってしまうので、支払う保険料がかなり高くなってしまう場合がほとんどです。

しかし、複数年契約を結んでいると、事故を起こしても契約期間中は等級が下がりません。つまり、契約期間中は「等級ダウンによる保険料の値上げを受けない」というメリットがあるわけです。

複数年と単年契約の比較

上の表は、10等級の人が1年目に事故した場合の等級の進み方を表しています。1年契約では、2年目に3等級ダウンで7等級になるのに対して、3年契約では、更新まで等級ダウンの影響は受けません。

ノンフリート等級割引制度から生まれる保険料の差は、表の場合では2、3年目それぞれ27%となります。最初に紹介した複数年契約による割引率の約2%と比べたらかなり割引率が大きいですね。これが、複数年契約の最大のメリットです。

等級別の割引率は下記参照。

参考:ノンフリート等級制度とは?無事故者の保険料が安くなる制度

但し、保険会社によっては、複数年契約でも事故を起こすと翌年の保険料が上がる会社もありますので、全ての保険会社に共通するメリットではありません。

その他に、保険会社の損害率の変化や消費税増税の影響などによって保険料が上がる場合でも、複数年契約では契約時に保険料が確定しているので値上げを回避出来ます。ただ、逆に値下げとなった場合でも、保険料の値下げを享受する事が出来ません。

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また、複数年契約が満了して更新をしようとした時に、1年契約よりも3年契約の方が保険料値上げのインパクトが一気に来るので、保険契約者にかなりの精神的ダメージを与えるようです。そのため、契約満了のタイミングで「複数年契約」から「ダイレクト型」に変更する人も多いみたいですよ。ダイレクト型の保険の方が安いですしね。

複数年契約を結ぶ際の注意点・デメリット

■ダイレクト型乗り換え時にインターネット割引を受けられない可能性が有る
ダイレクト型自動車保険は、インターネット又は電話を利用して契約を行うのですが、見積もりのシステム上の問題で「複数年契約」をしていた人が、インターネットから直接乗り換え出来ない仕様になっている会社が多いです。(電話であれば乗り換え可能)

結局、ネットから契約出来ないという事は、ダイレクト型自動車保険と契約する際の大きなメリットの1つである「インターネット割引」を受けられないので、割引幅が小さくなってしまうという問題が有ります。

複数年契約を考えている人は、将来の乗り換えの事も考慮して契約を結んでください。

■契約期間中の値下げには原則対応できない

複数年契約期間中にゴールド免許になったり、誕生日を迎えて年齢条件を変更できるようになると、普通なら保険料が安くなります。しかし、複数年契約の場合は契約時点で保険料が確定しているので、保険料の返還を受ける事は出来ません。

このような場合には、契約を途中で解約して(解約金などは発生しない)、もういちど新たな条件で契約し直す事で保険料を安く出来ます。しかし、保険始期日から1年が経過していないと等級が進まないので、中途半端な時期に解約をするのは損です。なので、保険始期日からちょうど1年経った頃に解約・再契約をすれば良いでしょう。

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