自動車保険見直しガイド
4ナンバー

4ナンバー

自動車保険の保険料は被保険者の年齢であったり、登録する車種の車両料率クラスであったり様々な要素を勘案して決定されます。その保険料を決定する要素の中で、4ナンバーだと保険料が安くなるという話があるのですが、これは一体どういうことなのか?検証していきたいと思います。

4ナンバーとは

自動車にはナンバープレートが装着されていますよね。このナンバープレートの登録地域名の後の数字は車両の分類番号となっていて、ここの数字が4から始まるものが4ナンバーとなり、分類としては小型貨物車となります。

ナンバープレート

ちなみに、多くの人が乗っている普通乗用車は3ナンバー、小型乗用車は5・7ナンバーとなっています。

この4ナンバーの中には見た感じで小型貨物車と分かる物もあれば、小型乗用車との違いが分からない物まで色んな形の自動車が有りますので、どうやって「小型貨物車」で有ることを認識すれば良いのかも書いておきます。

■貨物車と乗用車の区別
車検証の用途の欄に貨物と記載されているか否かにより判別。貨物と記載がされていれば貨物自動車です。

■小型とそれ以外の区別
道路運送車車両法施行規則別表第一によれば【全長4.7m以下、全幅1.7m以下、車高2.0m以下で、かつ排気量が2,000cc以下(ディーゼル車は無制限)の自動車】が小型自動車と区分されています。

上記の用途とサイズの要件を満たした上でリアバンパーに「最大積載量」を表示させると4ナンバーの小型貨物車となります。

4ナンバーで保険料は安くなるのか

4ナンバーの自動車保険料が安いと言われるのは、「4ナンバーには運転者年齢条件特約が適用されないので、その結果として若年層(18~25歳)でも割高な保険料を負担する必要が無いから」というのが理由のようです。

しかし、最近は契約車種が4ナンバーの小型貨物自動車でも運転者年齢条件特約を設定する会社が増えてきています。そこで、実際に運転者年齢条件特約が設定される保険会社と設定されない保険会社では保険料がどれくらい変わるのか見積もりをとってみました。

見積もりを取ったのは、運転者年齢条件特約が設定されないそんぽ24と、設定されるSBI損保です。以下は簡単ながら見積もりを取った前提条件です。

■見積もりの前提条件

  • 自動車・・・ハイエース4ナンバー
  • 型式・・・CBF-TRH200V-RRMDK
  • 被保険者・・・等級9級の23歳男性
  • 補償内容・・・シンプルに対人・対物無制限、人身傷害保険3,000万円のみ
  • 自動付帯される特約のみ・・・他車運転特約、無保険車傷害特約、自尊事故特約

結果は、運転者年齢条件特約を設定するSBI損保の方が安くなりました。つまり、4ナンバーだからと言って若年層の保険料が安くなるとは限らないという事ですね

■そんぽ24・・・56,360円

4ナンバー保険料-そんぽ24

■SBI損保・・・43,680円

4ナンバー保険料-SBI損保

ただ、今回はたった2社からしか見積もりを取っていませんし、前提条件も1個だけです。他の会社で見積もりを取ったり、前提条件を変えれば4ナンバーの特性を生かして若年層でも保険料を安くすることは出来るかもしれません。

以上が任意保険での結果でした。まぁ保険料の安さを追求するのであれば、自分で色々手動で試してみたり一括見積をする方が効率的だと思いますよ。

自賠責保険料はどうなる?

保険と言えばもう一つ自賠責保険があります。4ナンバーの自賠責保険料は安くなるのかについても検証してみましょう。

自賠責保険は一般的には、車検の期間と同じ期間の保険を契約します。

  • 3・5ナンバーの乗用車は、新車が3年、以後は2年毎
  • 4ナンバーの軽貨物は、新車が2年、以後も2年毎
  • 4ナンバーの小型貨物は、新車が2年、以後は1年毎

新車購入後3年間の自賠責保険料はどうなるか計算してみます。

■3、5ナンバーの乗用車の自賠責保険料
新車購入時点では37ヶ月の自賠責保険を契約する事になるので、保険料は40,040円となります。

参考:自賠責保険料の37ヶ月とか25ヶ月は何のために有る?どんな時に使う?

■4ナンバーの軽貨物の自賠責保険料
軽貨物の自賠責保険料は、軽自動車の検査対象車と同じです。今回は「新車購入時の25ヶ月分の自賠責保険料」に「車検の時に必要となる24ヶ月分の自賠責保険料の半額」を加算して比較します。

25ヶ月分:27,240円
24ヶ月分の半額:26,370円÷2=13,185円

合計:40,425円

■4ナンバーの貨物の自賠責保険料
小型貨物の自賠責保険料は、新車購入時の25ヶ月分に車検時の12ヶ月分を加算して計算します。

25ヶ月分:30,690円
12ヶ月分:17,270円

合計:47,960円

自賠責は長期契約をすると割安になるので、37ヶ月契約が出来る3,5ナンバーが一番安いという結果になりました。

軽貨物も37ヶ月契約は出来るのですが、37ヶ月契約をしてしまうと車検と自賠責保険の更新時期がずれて知らないうちに無保険車に乗っている事になる可能性が有るのであまりおすすめは出来ません。

小型貨物車は25ヶ月契約が最長となっているのでその他のナンバーと比べると自賠責保険は少し割高になってしまいます。車検の際に車検2回分の24ヶ月契約をする事も出来ますが、それでも新車から3年間(25ヶ月分+24ヶ月分の半分)の自賠責保険料は45,530円と一番高い金額となります。

まとめ

任意保険に関しても自賠責保険に関しても4ナンバーだからと言って保険料が安くなるわけでは無いという事が分かりました。(もちろん前提条件によっては安くなる事も有ります。)

特に任意保険に関しては、各社の見積もりをしっかり取るのが大切である事を再認識出来ましたね。なお、自動車保険ではなく車にかかる税金は確かに安くなるそうですよ!

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