自動車保険見直しガイド
年齢別の事故発生件数と割合

自動車保険のリスク細分項目の1つに「運転者の年齢条件」という物が有ります。概ね、どの保険会社でも

  • 「全年齢補償」
  • 「21歳以上補償」
  • 「26歳以上補償」
  • 「30歳以上補償」
  • 「35歳以上補償」
の5つの区分になっていると思います。(自動車保険会社によって、30歳以上が無かったり、35歳以上が無かったりします。)

年齢が若ければ若いほど保険料は高くなる

ご存知のように、この「運転者年齢条件」は低く設定すればするほど保険料が高くなります。(年齢が若ければ若いほど保険料が高くなる。)

これは、年齢が若いと事故を起こすリスクが高いので、保険会社としても多めの保険料を貰っておかなければ、採算がとれないからです。

参考までに、少し古いデータですが、日本損害保険協会発行「自動車保険データにみる交通事故の経済的損失の状況(2008年4月~2009年3月)」より、年齢別の物損事故発生件数の違いを見てみましょう。

年齢別の事故発生件数と割合
図5-1の方の棒グラフが年齢別の損害物件数で、図5-2は「免許保有者1万人あたりの年齢別物損件数」です。

これを見ると一目瞭然ですが、特に10代の事故件数は圧倒的に多いですね。また、20代も30代・40代と比較すると事故件数が多いことが分かります。

「若いと事故を起こしやすい・・・」とよく言われますが、まさにその通り。保険会社が20代で細かく年齢条件を設定している理由も頷けます。

年齢条件によってどの程度保険料が変わるか?

試しに、年齢条件によってどの程度保険料が変わってくるのか、見積もってみました。前提条件は以下の通り。

●保険会社:イーデザイン損保 ●等級:11等級(事故無し) ●初度登録年月日:平成26年8月 ●使用目的:日常レジャー ●使用地:東京都 ●走行距離:5,000~10,000km ●生年月日:昭和50年5月7日 ●補償範囲:自分とその家族 ●免許証の色:ブルー

■代表的な補償
●対人・対物:無制限 ●人身傷害保険:3,000万円(搭乗中のみ) 車両保険価額:260万円(エコノミータイプで免責は5万-10万)

  • 全年齢補償・・・103,100円
  • 21歳以上補償・・・55,380円
  • 26歳以上補償・・・51,910円
  • 30歳以上補償・・・43,130円

先ほどの年齢別事故データと同じような、曲線を描いている事が分かりますね。「全年齢補償(10代も含めた補償)」にしてしまうと、21歳以上補償の約2倍の保険料がかかってくる事が分かります。

契約途中で一番若い人の誕生日がきたら、契約を変更して保険料を節約

運転手年齢条件が適用されるのは同居の親族です。つまり、被保険者、又はその配偶者、又はそのいずれかの同居の親族です。「同居の子供」に対しては「子供特約」を使える可能性が有ります。


自動車保険は契約途中での契約内容の変更が簡単です。従って、運転者年齢条件を活用して保険料を節約する場合には、同居している親族の中で運転する可能性が有る最も若い人の「誕生日」が来たら、保険内容の見直しをしてみましょう。

例えば、先ほどの見積もりデータの場合だと、20歳の子供が21歳になった時点で、契約内容の変更を保険会社に申し込むのです。この場合だと仮に、今年の保険残存期間が半年だったとしたら、「(103,100円-55,380円)×6ヶ月÷12ヶ月=23,860円」の保険料が還付されます。

税金と同じで、自分から申告しなければ払い過ぎた保険料が戻ってくる事は期待できません。保険料を節約するためには、しっかりと自分でチェックしてみてください。

また、もしかしたら「子供も運転するかもしれない・・・」レベルで、年齢条件を低めに設定しているならその部分の見直しも行いましょう。乗るかどうかも分からない人の為に、無駄な保険料を払うのはよく有りません。

保険会社に連絡するば即座に契約内容を変更できるわけですから、面倒でも乗る時だけ加入するという手法も有りかもしれませんよ。

子供単独での自動車保険加入はNG

一応念のため、書いておきますが、自分の保険料が上がるのが嫌だからといって子供に単独で保険に加入させるのはNGですよ。(多分、そんなことをする親御さんは居ないと思いますが。)

なぜなら、若い子供は等級が低いので、単独で保険に加入すると更に割高な保険料を支払う必要が出てくるからです。それよりも等級が進んでいる親の保険で包含してあげたほうが安上がりです。この辺りは、「家族で保険料をどのように負担しあうか」話し合うと良いでしょう。

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