自動車保険見直しガイド
車両保険

対人・対物保険は相手方が有るものなので、多くの人が補償金額を「無制限」にして加入すると思います。そうしておけば、取り敢えず人様に怪我をさせてしまった時の補償に関しては安心できますからね。

対物なら無制限じゃなくても良いか・・・と考える人も結構いますが、その考え方は危険です。詳細は下記記事で書いてますが、億を超える賠償命令も頻繁に出ていますので、対物も無制限に設定すべきです。

対物賠償保険の補償金額は無制限にした方が良い2つの理由


しかし、車両保険は「自分の車」を修理したりする時の補償なので、加入するべきか否か迷う事が多いですよね。ご存知のように、車両保険を付帯すると保険料も大幅に上がってしまいますしね。(特に、等級の低い若い人にとっては死活問題でも有ります。)

実際の保険料の差額

まず、「車両保険を付けた時の保険料」と「車両保険を付けなかった時の保険料」で、どの程度違いが発生するのか見てみましょう。条件は以下の通りです。

●保険会社:イーデザイン損保 ●等級:16等級 ●初度登録年月日:平成26年8月 ●使用目的:日常レジャー ●使用地:東京都 ●走行距離:5,000~10,000km ●生年月日:昭和60年5月7日 ●補償範囲:自分とその家族(26歳以上補償)

■代表的な補償
●対人・対物:無制限 ●人身傷害保険:3,000万円(搭乗中のみ)

上記のような前提条件の元で、平成24年に発売された「トヨタプリウス(型式:ZVW40W)」に車両保険を付けるか否かで、どの程度保険料が変わって来るのか見積もって見ました。

車両保険金額は260万円。免責は(0万円-0万円)で設定しています。

車両保険を付けた場合:63,620円
車両保険を付けなかった場合:28,980円

差額:34,640円

車両保険に一切の免責金額を付けなかったという理由も有りますが、車両保険を付けると、車両保険を付けなかった場合と比べて倍以上の保険料になることが分かりました。

今回の見積もりでは、ノンフリート等級が16等級で結構進んでいる状態での見積もりだったので、元の保険料自体が安かったですが、もっと若い人ならもっと保険料が高くなるでしょうね。

車両保険が必要な時と不要な時

では、続いて車両保険が必要な時はどんな時か?見てみましょう。一般的に車両保険を付けた方が良い時としては、以下の3つの場合が挙げられます。

  • ①新車を購入した時
  • ②運転に慣れていない時(免許取り立ての時期を含む)
  • ③ローンやリースを組んでいる時

■①新車を購入した時
新車は高いです。買った翌日とかに事故を起こして、何百万円の修理代を請求されても、なかなか払えるものでは有りません。従って、原則として新車購入時には車両保険にも入った方が良いでしょう。

■②運転に慣れていない場合(免許取り立ての時期を含む)
「運転に慣れていない=事故を起こしやすい」という事です。事故を起こしやすいという事は、それだけ修理に出す可能性が増えるという事ですから、この場合も車両保険に入っていた方が良いでしょう。

■③ローンやリースを組んでいる時
ローンやリースを組んでいる時は、いまだ車の所有権はリース会社等が保有しています。ローンやリースを組んでいる時は、まだまだ車の支払い代金も残っているでしょうから、修理時の金銭的な負担の事を考えても、保険に頼った方が良いでしょう。

車両保険が不要な時

上記で、車両保険を付けた方が良い時について書きましたが、当然車両保険を付けなくても良い場合が有ります。

1つは車を修理するにしても、修理代金を自分の貯金からすんなり払う経済力が有る時(人)です。元々、保険はまさかの時の為に入るものですから、自分の余裕資金で賄えるのであれば、わざわざ固定費が増える車両保険に入る必要は有りません。

その為、新車を購入したとしても自分で修理代を払える余裕が有る人なら、車両保険に入らないという選択肢を取ることも合理的な判断だと思います。


もう1つは「安い中古車」を購入した場合です。加えて、その中古車の価格が「3万円」だったと仮定しましょう。

この場合、車両保険に入るべきか?お分かりのように、この場合はわざわざ車両保険に入るよりも、新しい車を買い直した方が安上がりになる事が多いでしょうから、車両保険に入る必要は有りませんね。

結論

結論的には、事故を起こしても自分で修理代を払える余力が有るなら車両保険は付帯しない、金銭的にカツカツなら車両保険を付帯して「もしもの場合」に備えるというのが正解です。

要は自分の経済的状態と事故を起こすリスクを考えて、どうすべきか?を個々人が考えないとダメという事ですね。

必要な時だけ加入するという選択肢も有る

こちらの記事でも書いていますが、自動車保険は電話1本で契約内容を変更する事が可能です。つまり、「今月は車両保険を付帯するけど、来月は車両保険を外す」という事も簡単に出来る訳です。

ですから、普段はサンデードライバーだから車両保険は付けないけど(あまり運転する機会が無い⇒事故を起こすリスクが少ない)、長期休暇の時は毎日運転する可能性が有るから、その時だけ車両保険を付けるという選択肢も有りと言えば有りです。

自分の状況に合わせて適切に保険内容を決めていきましょう!

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